IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月27日

りゅうにゅうすう

流入数

検索結果や広告、SNSなどの経路を通じてWebサイトにアクセスされた数のこと

別名

POINT流入数とは

流入数とは、検索結果や広告、SNSなどの経路を通じてWebサイトにアクセスされた数のことです。
流入数が多いということは、Webサイトの内容が多くの人の目に触れているということを意味します。そのため、サイト運営をする際は、流入数が増えるようにマーケティングをおこなうことが多いです。

主な流入経路

主な流入経路として、「自然検索」「リスティング広告」「SNS」「被リンクによる外部サイトからの流入」「直接流入」の5つが挙げられます。

・自然検索
自然検索とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを通じて、Webサイトにアクセスした場合のことを指します。

・リスティング広告
リスティング広告とは、検索結果の上部や横に表示される広告のことで、検索キーワードと連動して表示されます。

・SNS
SNSを通した流入もあります。ユーザーがSNSにWebページをシェアし、そこからアクセスした場合、流入経路はSNSとなります。

・被リンクによる外部サイトからの流入
被リンクとは、他のWebサイトに貼られたリンクのことです。被リンクを通じて、ユーザーが流入する場合もあります。

・直接流入
直接流入とは、Webサイトをお気に入りやブックマークし、そこからアクセスした場合のことを指します。

流入経路の重要性

サイト運営をおこなう上で、Webサイトの流入経路を調べることは重要です。流入元を知ることで、Webサイトが抱える課題点を把握することができるからです。また、見つけ出した課題点は、Webサイトの流入を増やす施策の立案にも活かすことができます。
流入経路を調べるためには、参考としてGoogleアナリティクスを使うことができます。

自然検索からの流入を増やすための施策例

「自然検索」は流入経路の1つです。自然検索からの流入を増やすためには、「ユーザーの目に止まる回数を増やすこと」と「クリック率を高めること」が重要となります。

ユーザーの目に止まる回数を増やすための施策例としては、検索順位を上げることや、上位表示されるキーワードを増やすことなどが挙げられます。そのためには、継続的なコンテンツ制作や内部対策などのSEO対策が重要となります。
また、クリック率を高めるための施策例としては、質の高いコンテンツ作りや、タイトル・ディスクリプションの工夫などが挙げられます。クリックして読むたくなるようなタイトルやディスクリプションをつけることが効果的です。

流入数の使用例

「このサイトの流入数を増やしたい」

サイトの流入数を増やしたい場合、流入経路ごとに対策を立てることが有効です。Googleアナリティクスは、流入経路を調べるための一つの手段として用いることができます。

「自然検索からの流入数の増加に力を入れよう」

検索エンジンからの流入が少ない場合、SEO対策やコンテンツの質の向上などの施策を用いて、流入数の増加を図ることができます。

「流入数が知りたいな」

サイトへの流入数を調べる手段の一つとして、Googleアナリティクスがあります。これにより、セッション数やPV数を調べることができます。

流入数に関係した気になる話題

流入数と似た意味を持つ「セッション数」とは

「セッション数」とは、自然検索や広告、被リンクなどを通じてWebサイトを訪問してから離脱するまでの一連の流れがおこなわれた回数のことです。セッション数は、Googleアナリティクスなどの解析ツールを用いて調べることができます。
Webサイトへの流入経路を測定する上で、セッション数の流入元は参考にすることができます。Webサイトが抱える課題点を見つけ、流入数を増やすために、セッション数の確認は有効です。

セッション数の確認方法

セッションを確認するためのツールの1つとして「Googleアナリティクス」が挙げられます。Googleアナリティクスでは「サイト全体のセッション数」と「流入元別のセッション数」を調べることができます。

・サイト全体のセッション数の確認方法
ログイン後、左メニューから「ユーザー」をクリック、「サマリー」を開きます。

・流入元別のセッション数
まず、分析する期間を設定します。左メニューの「集客」の「すべてのトラック」から「チャネル」をクリックすると、流入元別のセッション数が表示されます。
「Organic Search」は自然検索、「Paid Search」はリスティング広告、「Social」はSNS、「Referral」は被リンク、「Direct」は直接流入を指しています。


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