IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年12月23日

たいとるあんどでぃすくりぷしょん

TD / タイトル&ディスクリプション

表題・題名とWebサイトの概要文・説明文

英字

POINTTD / タイトル&ディスクリプションとは

タイトルとは、主に表題、題名のことです。Webサイトにおけるタイトルの役割は、ユーザーと検索エンジンにWebページの内容を伝えることです。
ディスクリプションとは、Webサイトの概要文・説明文のことを指し、「メタディスクリプション」「メタタグ」「スニペット」とも呼ばれています。ディスクリプションの文章はページ内には表示されず、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果画面(タイトルの下)に表示されます。

SEOにおけるTDの重要性

タイトルは検索エンジンで上位表示するための重要な要素のひとつです。
「タイトル内に適切なキーワードが入っているか」「各ページに固有のページタイトルが設定されているか」などtitleタグ内の文章次第で検索順位は大きく変動します。
一方、ディスクリプションに関してはSEOに直接的な影響は与えないと言われています。
これの主な理由として、Googleのクローラーは「このページに何が書かれているか」をタイトルタグから判断していることが挙げられます。
ディスクリプションはSEOにほとんど影響を与えることはないですが、クリック率には影響を与えます。

ディスクリプションの重要性

タイトルは検索順位の向上にが欠かせない重要な要素ですが、ディスクリプションは検索順位に対する直接的な影響を与えることはほとんどありません。
ディスクリプションを設定する主な目的は、ユーザーからの「ページのクリック率を高めること」です。検索結果画面にタイトルのみが表示されるよりも、説明文があった方がユーザーは自分の欲しい情報がそのページにあるか判断しやすくなり、結果的にクリックされやすくなる場合があります。

ディスクリプションの設定方法

・htmlに直接記載する方法
ディスクリプションをHTML上に設定する場合はHTMLの~間にタグを記述します。例えば、「説明文を記載します」と表示したい場合は下記のように記述します。

<head>
<meta name="description" content="説明文を記載します">
</head>

・WordPressで設定する方法
ディスクリプションをWordPressで設定する場合、投稿管理画面の「抜粋」から記載できます。しかし、WordPressのテーマによってはディスクリプションに反映できないことがあるので、「All in One SEO Pack」「Yoast SEO」といったSEOプラグインを使用すると簡単に設定することができます。

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TD / タイトル&ディスクリプションの使用例

「タイトルだけでなく、ディスクリプションの設定もお願いします」

ディスクリプションの設定をすることで、主にユーザーからのクリック率を増やすことができます。

「はじめにターゲットを決めてからTDを記述しよう」

例えば、男性向けの美容商品なら「男性必見」「メンズ向け」といったターゲットを示す言葉を使用すると効果的です。

TD / タイトル&ディスクリプションに関係した気になる話題

タイトルを設定する時のポイント

タイトルを設定する時のポイントは主に4つあります。
①同じキーワードの詰め込みはしない
重複キーワードは、Googleからペナルティを受ける要因になるので注意が必要です。

②各ページに固有のタイトルを設定する
ページタイトルが重複している場合、クローラーが判断できずに検索順位が停滞していまう要因となることああります。

③タイトルと内容に関係性を持たせる
タイトルとページの内容に関係性がないと、ユーザビリティを損ねてしまい可能性があります。

④文字数は28文字程度にする
検索結果画面に表示される文字数は28文字程度なので、この文字数に収まるようなタイトルにしましょう。

⑤具体的な数字を入れる
例えば、「1ヶ月で痩せました」よりも「1ヶ月で3キロ痩せました」の方が具体的なイメージがしやすいです。

ディスクリプションを設定する時のポイント

ディスクリプションを設定する時のポイントは主に4つあります。
①文字数は120字以内にする(PCの場合)
ディスクリプションの文字数の上限は120文字程度なので、120文字以内で文章を記述する必要があります。

②ページの内容と整合性を持たせる
ページの内容と関係がない文章だと、ユーザビリティを損ねてしまう可能性があるので、ディスクリプションの記述はページの内容に適した文章しましょう。

③各ページに固有のディスクリプションを設定する
各ページによって内容が異なる場合、各ページの内容に適したディスクリプションを設定する必要があります。

④対策キーワードを盛り込みすぎない
対策キーワードの盛り込みは、Googleに嫌われてしまう要因となり、検索順位やクリック率にも悪影響を与える可能性があります。

⑤前半に重要なキーワードを入れる
スマートフォンのディスクリプションの文字数は50文字程度なので、前半に重要なキーワードを入れる必要があります。


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