IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月19日

あどねっとわーく

アドネットワーク / Ad network

複数の広告媒体を集めて広告を配信する手法

別名
英字

POINTアドネットワーク / Ad networkとは

アドネットワーク(Ad Network)とは、複数の広告媒体を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体上で広告を配信する手法のことをいいます。adはadvertising networkであり、advertisingは宣伝するという意味を持ちます。アドネットワークで配信できる広告は、バナーやテキストなど様々です。また、広告料形態はクリック課金型が多いです。

アドネットワークのメリット

アドネットワークのメリットは、多くのトラフィックが期待できる事と業務の効率化を計る事ができる点です。
トラフィックが期待できる理由は、様々なWebサイトやSNS、ブログを一つの媒体とした広告出稿ができるからです。
業務の効率化は、業者に委託する事によって広告出稿前後の処理を一括して任せる事ができるからです。

アドネットワークのデメリット

アドネットワークの大きなデメリットは、出稿媒体を選定できない事です。
これによって、マイナスイメージを持たれるようなサイトやターゲットではないユーザーにも表示される事が挙げられます。
行動ターゲティング広告の導入や、特定サイトに掲載されないように指定する事が可能になった事によって改善されている。

アドネットワークとDSPとの違い

・アドネットワークは複数サイトを取りまとめた広告ネットワーク
・DSPは複数アドネットワークやエクスチェンジへの広告配信をワンプラットフォームで管理できるツール
・DSPは媒体でもアドネットワークでもなく、ツールとして位置付けられている

アドネットワークの背景

アドネットワークが登場した背景には、広告主側は各媒体に広告掲載を依頼する手間と、メディア側のクリエイティブの運用の手間がありました・
具体的には広告主側はその他にも、課金携帯が各媒体で異なるため比較しづらい事や各媒体からのデータの信憑性などが課題でした。
メディア側は広告主から受け取ったクリエイティブをwebページにベタ張りする運用が多かったため、工数が多かった事が挙げられます。

アドネットワーク / Ad networkの使用例

「アドネットワークを導入しよう」

アドネットワークの人気プレイヤーとして、Googleアドセンスや(YDN)Yahoo!ディスプレイアドネットワーク、i-mobile impACTなどが挙げられます。

「アドネットワークの運用は自分たちでするのと代理店に頼むのどちらにしましょうか」

一つのアドネットワークを運用する場合は、運用型広告の知識と経験があれば、自社でも運用することは可能です。
複数のアドネットワークを併用する場合は、入稿データやデータ集計・分析など、手間がかかる部分は広告代理店に依頼したほうが工数削減・業務効率化を計ることができます。

アドネットワーク / Ad networkに関係した気になる話題

アドネットワークとリターゲティング広告

ガントチャートとは、プロジェクト管理などで用いられる図表の1つで、縦に並んだ棒グラフの列で作業計画や進捗具合を視覚的に表わしたものです。

ガントチャートを活用するで、それぞれのタスクの関係性を視覚的に把握することが可能です。WBS作成時、スケジュールを可視化する効果的な方法としてガントチャートが利用されている場合があります。

プロジェクトマネジメントで活用されるOBSとは

アドネットワークとリターゲティング広告は関係が深いと言えます。
なぜならアドネットワークを使った広告の多くに行動ターゲティング広告(BTA)が導入されており、中でも最も有名なターゲティングがリターゲティングだからです。
その背景には、アドネットワークを使った広告では、多種多様なジャンルの広告や広告媒体が混在しているため、配信効果の最適化が必要な事があります。


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