IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月14日

あうとすとりーむこうこく

アウトストリーム広告

動画広告の一種で、インストリーム広告以外の広告

POINTアウトストリーム広告とは

アウトストリーム広告とは、動画広告の一種で、サイトやSNS、アプリの広告枠に配信される広告であり、インストリーム広告以外の広告を指します。特徴としては、YouTubeなどの動画サイトユーザー以外にもアプローチすることができることです。アウトストリーム広告は大きくインバナー広告、インリード広告、インタースティシャル広告の3種類が挙げられます。

アウトストリーム広告のメリットデメリット

アウトストリーム広告のメリットはテキストのウェブサイトやフィードでも幅広く閲覧者を獲得できるため、インストリーム広告に比べて高いリーチを獲得できます。

アウトストリーム広告のデメリットは、まだ広告業界で最適な配置法やテクニックが確立されていないため、費用対効果を判定しづらいという状況です。また、インストリーム広告は強制的に見せることができますが、アウトストリーム広告は無視されてしまうこともデメリットとしてあります。

インバナー広告

インバナー広告とは、アウトストリーム広告の一種でバナー広告枠の中に流れる広告です。インディスプレイ広告とも呼ばれます。
特徴は、音声はデフォルトでオフであることや通常のディスプレイ広告枠に配信される動画形式の広告であること、DSPなどを経由して動画サイト以外の広告枠にも動画広告を配信できるという特徴があります。また、ディスプレイ広告枠に配信される特徴から、ディスプレイ広告の一種でもあります。

インリード広告

インリード広告は、メインコンテンツとメインコンテンツの間や下に配信される広告です。スマートフォンの普及により生まれた動画広告の配信方法と言われています。
大きな特徴としては、画面に表示されてから動画の再生が始まることです。これにより、また、ユーザーがメインコンテンツを楽しんでいる流れの中で広告を入れることができるので、認識率を高めることができます。

インタースティシャル広告

インタースティシャル広告とは、アプリやウェブサイトのインターフェースにポップアップとして表示される広告のことです。スプラッシュページと呼ばれることもあります。
ユーザーはこの広告が表示された場合、クリックしてリンク先に飛ぶか、画面をクローズして元の画面に戻るかを選べます。現在はUI上問題があるような広告の掲載はGoogleによってページの評価を下げられる可能性があります。

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アウトストリーム広告の使用例

「アウトストリーム広告を出稿しよう」

今後はアウトストリーム広告が一層増えてくると言われています。
実際にインストリーム広告よりも視聴時間が長いことや、モバイル端末での利用が向いているという調査があります。
よって、アウトストリーム広告の出稿の準備をするのは良いと言えます。

「アウトストリーム広告のクリック数があまり伸びないな」

成果が出ない一つの施策として、配信コンテンツのテーマと親和性がない広告内容である場合だとユーザーが興味とマッチしていないことがあります。また、広告であると身構えられてしまう可能性もあります。
よって、広告の出稿先がターゲットとマッチしているのかを確認すると良いと言えます。

「アウトストリーム広告をどこに出稿しようか」

アウトストリーム広告の出稿先を選定するのは難しいと言われています。
なぜなら、サイトによってユーザー層やユーザー数が異なっているからです。
よって、複数サイトへ広告を配信したい場合はアドネットワークやDSPを使うことが必要であると言えます。

アウトストリーム広告に関係した気になる話題

インストリーム広告とアウトストリーム広告

インストリーム広告は、動画の中で広告を配信するフォーマットです。
一方で、アウトストリーム広告とは、アプリ内やSNS等、動画の外で配信されるフォーマットとなっています。アウトストリーム広告の例としては、インバナー広告インリード広告が挙げられます。
よって、インストリーム広告とアウトストリーム広告の違いは、広告配信をする場所と言えます。


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