IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年6月29日

ぶらうざ

ブラウザ

Webサイトを閲覧・操作するためのソフトウェア

POINTブラウザとは

ブラウザとは、Webサイトを閲覧・操作するためのソフトウェアです。英語の「browse(拾い読みする)」が語源となっています。
かつては「パソコン上の様々なファイルを見るためのソフトウェア全般」がブラウザと呼ばれていましたが、最近では、単にブラウザといえば「Webサイトを閲覧するためのWebブラウザ」のことをいいます。
ブラウザには機能や制作会社により様々な種類がありますが、代表的なブラウザとしては、GoogleChromeやSafariなどが挙げられます。

代表的なブラウザの種類

ブラウザはその機能や制作会社により、多くの種類があります。ここでは、代表的なブラウザとして5つ挙げます。

①Google Chrome
Googleが提供している純正のブラウザです。ChromeはGoogleアカウントと連携してGmailやGoogleドライブなどと連携して使うことができ、パソコンやスマートフォンの同期も簡単にできるという特徴があります。

②Internet Explorer
Microsoft社が開発するWindows対応のブラウザです。IEと略されることも多いです。かつてはWindowsの標準ブラウザとして搭載されていたブラウザですが、セキュリティの脆弱性によりWindows10以降は標準ブラウザがMicrosoft Edgeに変更され、現在は利用者は大きく減少傾向にあります。

③Firefox
Mozilla Foundation社が開発した狐のマークがシンボルのブラウザです。Google Chromeと同様に拡張機能が豊富で、自分好みにカスタマイズしやすいブラウザです。

④Safari
Apple社が提供している、Mac OS XやiOSに対応したブラウザです。MacbookやiPhoneなどのApple製品に標準搭載されています。Appleユーザーの増加に伴い、近年シェアを伸ばしているブラウザです。

⑤Microsoft Edge
Microsoft社が提供している、Internet Explorerの後継ブラウザです。現在Windowsに標準搭載されています。Microsoftが提供しているサービスと親和性が高いという特徴があります。

標準ブラウザとは機器やOSに標準で搭載されているブラウザ

標準ブラウザとは、機器やOSに標準で搭載されているブラウザのことをいいます。ブラウザはWebサイトを閲覧するために必要なため、スマホやタブレット、パソコンなどのほとんどの機器やOSに最初から搭載されています。WindowsならIEやMicrosoft Edge、Mac bookやiPhoneなどのiOS製品ならSafariが標準ブラウザです。
また、パソコンなどでは複数のブラウザを併用することができ、標準ブラウザ以外のブラウザをインストールして使うことができます。ブラウザを複数併用すると、あるブラウザに問題が起きた場合も他のブラウザを利用することで対応できます。

ブラウザの設定手順

パソコンで、標準ブラウザでないブラウザをダウンロードしてメインに使いたいときは、基本的には次の手順で設定することができます。

①ブラウザをダウンロードする
②ブラウザをインストールする
③ブラウザを起動して、「設定」から「規定のブラウザにする」をクリック

また、スマートフォンやタブレットの場合は、使用したいブラウザアプリをダウンロードして設定することでデフォルトのブラウザを変更することができます。

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ブラウザの使用例

「Google Chromeはブラウザの起動が早くて快適だね」

ブラウザの中でも、Google Chromeは起動が早いことが特徴です。Chromeはその使いやすさから世界中で利用されています。

「このブラウザゲームがおもしろいんだ」

パソコンやスマートフォン向けに、ブラウザ上で遊ぶことのできるブラウザゲームがインターネット上で数多く公開されています。

「新しいパソコンを買ったんだ!まずはブラウザのダウンロードをしよう」

標準搭載されていないブラウザをダウンロードし、利用することができます。また、ダウンロードしたブラウザをデフォルトのブラウザ(ブラウザが呼び出されるときに自動的に起動されるブラウザのこと)として設定することもできます。

ブラウザに関係した気になる話題

世界のブラウザのシェアはChromeがトップ

世界のブラウザシェアランキング(2020年5月株式会社ウェブレッジ調べ)では、GoogleChrome 81.0がシェア率50.6%で1位です。次いで、2位がGoogleChrome 83.0で7.67%、3位がFirefox 76.0で4.92%、4位がSafari 13.1で4.9 %となっています。

また、日本のブラウザシェアランキングでは、1位がGoogleChrome 81.0で36.7%、2位がEdge 18で9.3%、3位がIE 11.0で9.21%となっており、世界のシェアランキングに比べるとMicrosoft社が提供するブラウザの使用率が高いことが伺えます。


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