IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年9月12日

あかうんと

アカウント

Webサービスなどを利用するための権利のこと。

英字

POINTアカウントとは

パソコンやインターネット、Webサービスなど、会員制のものを使うために会員登録をすることが多いです。会員登録が完了すると「登録名(ID)」が発行され、サービスを使う権利を手にいれることができます。このサービスを使う権利のことを「アカウント」といいます。最近は、ユーザーIDや接続IDなどもアカウントと同じ意味で使われます。

アカウントは基本的に「登録名(ID)」にパスワードが紐付いていて、IDとパスワードが一致したときに、パソコンやWebサービスなどが使えるようになります。

一般的なアカウント管理方法と注意点

パスワード等を忘れてサービスの利用ができなくなってしまうことも考えられるため、どこかにメモを取っておくと良いでしょう。ただし、アカウントのログイン情報は外部に漏れると悪用の危険性があるため、第三者に見られないように管理することが大切です。

手帳にメモしておく、またはPCのローカルファイルや専用のアプリケーションに保存しておくことが一般的です。最近であれば、Googleクロームなどのブラウザにログイン情報を記憶しておくことができるので、セキュリティに問題がない範囲で利用されるのも良いでしょう。

望ましいとされるパスワードの設定方法

パスワードは、わかりやすい文字列を使うことは望ましくありません。例えば、ユーザーIDと同じもの、名前、誕生日、特定の名詞、規則性のあるテキスト、キーワードの配列などは悪意のあるユーザーがハッキングを行おうとする際に瞬時にセキュリティが破られてしまうほど脆弱です。最低でも10桁以上の意味を持たない文字列で、アルファベットだけでなく記号や数字で構成するのが推奨されています。また、定期的にパスワードの変更を行いセキュリティを強化することも求められます。

アカウントの種類、言葉の使われ方

アカウントと組み合わせで派生した用語は数多くあります。ユーザーアカウントやメールアカウント、SNSアカウントなど様々な「アカウント」の関連用語が存在します。GoogleアカウントやYahooアカウント、facebookアカウント、twitterアカウントのように「サービス名+アカウント」と言葉を組み合わせ特定のWebサービスのアカウントを示す名詞として使われたりもします。基本的には全て同じ意味(サービスを利用する際の権利)として呼称されています。

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アカウントの使用例

facebookのアカウント登録を行う

facebookに限らずWebサービスの利用時にはアカウント登録が基本的には必要です。「facebookを始めたい!」と思ったら、まず最初にアカウント登録を行います。

アカウント情報を忘れてしまった

久々にログインしようとした時などに、アカウント名やパスワードを忘れてしまうことがよくあります。そうならないようにメモしておくと良いでしょう。パスワードを忘れてしまった時は、パスワードの再設定などの処置が取られます。

アカウント登録がされていません

アカウント登録がされていないと使えないWebサービスや限定機能などがあった場合、未登録の状態で使用しようとすると、このような警告文(アラート)が表示されることがあります。

「新規登録はこちら」はだいたいアカウント登録

いろんなWebサイトやWebサービスに「新規登録はこちら」といったボタンが見られると思います。これらは大体アカウント登録ページや登録フォームへの入り口になっています。

このアカウント名すでに使われてた

新規アカウント登録を使用した際に、自分の決めたアカウント名がすでに別のユーザーに使われていた場合、そのまま登録できないがあります。その場合は少し文字を変えるなどして重複しないように調整してから登録を行う必要があります。

アカウントに関係した気になる話題

見出しに沿った説明文(詳細との違いは、関連トピックには出来事に即した内容や詳細に対する補足情報に当たる)

TwitterやInstagramなどをはじめとするSNSアカウントの乗っ取りがあとを絶ちません。悪用や犯罪行為を目的としたものや嫌がらせ、興味本位で行われるケースなどがあり、無差別的に行われるために身近で起きる可能性は高いです。

乗っ取られる原因は様々ありますが、起きやすいケースとして「登録名(ID)」やパスワードを簡単に推測できてしまう生年月日や語呂合わせで設定してしまっていることが挙げられます。その他、SNSのアプリとの連携機能を悪用して、勝手にメッセージを送ったり、投稿したりするケースも多く発生しています。

なりすましや偽アカウント問題

多くのサービスはアカウント開設時に厳しい本人確認などがないため、Web上に公開されているプロフィール等を参照し誰かになりすましてアカウントを開設することはそこまで難しくありません。

そのため、著名人の偽アカウントやなりすまし投稿などは度々ニュースになります。あたかも本人であるかのように発信を行い、著名人の認知度を利用して周囲に影響を与えるのが特徴です。また、著名人に限らず誰かになりすまして嫌がらせや犯罪行為を行うユーザーも存在します。

アカウントの抹消、著名人のアカウント凍結

Webサービスの提供側がユーザーに対して行う最も大きなペナルティの一つに「アカウントの凍結」があります。
例えば、Twitterの場合スパム行為や攻撃的な呟きなどが規約違反に当たり、アカウント凍結対象になる可能性があります。
アカウント凍結の有名な出来事として、アメリカのYoutuberのローガン・ポール氏が青木ヶ原樹海で首吊り自殺者の死体を動画にして投稿したことで大炎上。登録者数百万人を誇る人気Youtuberであるにも関わらず、アカウント凍結の措置が取られました。


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