IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月13日

えすえぬえす

SNS / ソーシャルネットワーキングサービス

インターネット上の社会的な交流を提供するサービスのこと

英字

POINTSNS / ソーシャルネットワーキングサービスとは

SNSとは、Social Networking Serviceの略で、インターネット上の社会的な交流を提供するサービスのことです。友人や知人と交流するだけでなく、自分の日常や趣味、思いなどを公開することで、同じような趣味を持つ人や思いに共感する仲間とつながり、情報交換や会話などのコミュニケーションを楽しむことができます。

インターネットの普及とともにSNSの利用者は増加し、今では個人だけでなく国家や企業までもがSNSを利用するようになりました。

SNSの種類

SNSには、大きく4つの種類があり、①交流系SNS、②メッセージ系SNS、③写真系SNS、④動画系SNSがあります。それぞれのSNSで提供されるサービスには独自の特徴があり、利用者の楽しみ方もそれぞれ異なります。

①Twitter、Facebookなどは交流系SNSと呼ばれるものです。SNSの会員同士で会話や情報交換などといったコミュニケーションをすることが可能です。メッセージ系のSNSと比べて比べて、開かれた場でのコミュニケーションが主であることが特徴です。
ブログなども、交流系SNSに含まれます。

②LINE、WeChatなどはメッセージ系SNSです。SNSの会員同士でチャットを用いてメッセージのやり取りができます。公の場での情報発信というよりも、個人間のコミュニケーションツールとして使われることが多いです。

③Instagramに代表されるのが写真系SNSです。文字でなく写真の投稿を中心としたコミュニケーションがおこなわれるという特徴があります。
しかし、Instagramにもストーリー機能、ライブ配信機能などの動画投稿の要素があるように、写真系SNSの中でも動画系SNS寄りのものもあります。

④Youtube、TikTokに代表されるのが動画系SNSです。動画系SNSでは、動画の投稿・共有などをもとにしたコミュニケーションがおこなわれています。
テキストや画像が中心だった昔のSNSに比べて、比較的最近人気になったSNSの種類であるとも言えます。

SNSでできること

SNSでできることを大きく4つ挙げます

①自分のプロフィール、日記や写真・動画などの情報を公開することができます。ほとんどのSNSでは自分のプロフィールを設定するところから始まり、プロフィールをもとにつながりを広げていくことができます。

②他のユーザーの投稿にコメントすることができます。近年はFacebookやTwitterに代表される「いいね」のボタンが登場し、相手の投稿に対して簡単に共感・反応を示すこともできます。

③個人間でメッセージのやりとりをすることができます。メッセージ型SNSだけでなく、交流型SNSにも個人間のチャット機能が付いている場合が多いです。

④特定のテーマでコミュニティを作ることができます。共通の趣味を持った仲間や、OB会や同窓会など、テーマを決めてSNS上のグループを作り、交流することが可能です。

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、FacebookやTwitter、LINEなどといったSNSを企業の広告・プロモーションに利用してユーザーの興味を引く、会社の宣伝活動のことです。例えば、SNS上の参加型販促キャンペーンの実施や、SNS限定のクーポン配信などがSNSマーケティング二含まれます。

SNSマーケティングをおこなうことで、SNSの拡散力を利用して認知度をアップさせたり、ユーザーとの距離を縮めてロイヤルティを向上させたりするなどの効果が期待できます。

SNSの利用方法

SNSの登録方法には2種類あり、会員から招待されなければ登録できない「招待制」と、誰でも自分のメールアドレスなどのみで登録できる「登録制」があります。TwitterやFacebook、LINEなどの主要なSNSのほとんどが登録制で、誰でもすぐに利用開始できるものです。

どちらの登録方法についても、まず、利用する前にメールアドレス等を会員IDとして登録し、英数字などのパスワードを設定します。その後、個人ページにログインしてサービスを利用開始することができます。

SNSの利用方法

SNSを利用する際の注意点として、大きく3つあります。

①アカウントの不正利用です。友人・知人同士のみの空間であるという安心感を利用した詐欺やウイルスの配布などの犯罪が増加しています。

②個人間の利用に用いるSNSであっても、情報漏洩の可能性があります。プライバシー設定が不十分だったり、相手が情報を漏らしてしまったりすると、自分が書き込んだ情報が思わぬ形で拡散するかもしれません。

③SNS上の情報には、嘘の情報が含まれるかもしれません。特に災害時などはデマでも拡散されやすく、正しく情報を見極めることが必要です。

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SNS / ソーシャルネットワーキングサービスの使用例

「SNSで自分が撮った写真を毎日発信しているんだ」

SNSの使い方として、自分の日常を発信し、共感を得るという使い方もあります。

「またSNSで炎上が発生しているよ」

SNSは拡散されやすいという性質により、軽い気持ちでした発言にも多数の非難や批判が集中し炎上してしまう事例が多くあります。SNS上での発言は慎重におこなわなければいけません。

「SNSで知り合った友達と今度ライブに行くんだ」

SNSでは、共通の趣味を持つ人とコミュニケーションをとり、コミュニティ等を結成することができます。しかし、SNS上で知り合った人と会うときは、犯罪に巻き込まれる可能性もあるため注意が必要です。

「SNSを使って新商品の宣伝をしたらどうかな」

SNSを用いて商品のプロモーションをおこなうことで、拡散されれば認知度のアップ、売上げの向上につながります。適切にSNSを利用すると良いでしょう。

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SNSの活用例

現実の友人・知人と交流したいとき、また、知らない誰かとのコミュニケーションを楽しみたいときなどにSNSは便利です。個人間のやりとり、大多数への情報発信など、SNSは交流方法を場面に応じて選ぶことができるため、多様なコミュニケーションを実現できます。

また、最近では、SNSは会社や組織の広報としての役割を持つこともあります。企業アカウントがその1例で、親しみやすいアカウントを作成し、消費者と密なコミュニケーションをとることで企業のイメージアップにつなげることができます。


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