POINTCVR / コンバージョン率とは
CVRとは、Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で、Webサイトの成果であるCV(コンバージョン)を達成した割合を表す指標です。CVRはCV数÷サイト訪問数×100で求めることができます。
こんばーじょんれーと
Webサイトの成果であるCV(コンバージョン)を達成した割合を表す指標
CVRとは、Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で、Webサイトの成果であるCV(コンバージョン)を達成した割合を表す指標です。CVRはCV数÷サイト訪問数×100で求めることができます。
CVRは先ほど紹介したようにCV数÷サイト訪問数×100で求めることができます。
例えば、CV数が50でサイト訪問数5000の場合は50÷5000×100=1でCVRは1%になります。これは訪問者100人につき1人がCVしたという計算になります。CVRの数値が高くなるほど、効率よく成果を上げているということになります。
CVRはWebサイトのパフォーマンスを表す指標として活用することができます。たとえばWebサイト内の各ページのCVRを算出することでそれぞれのページの課題を特定することにつながります。算出された結果をもとに下記のように考えることができます。
・CVRが高いのにCV数が少ない
この場合は、集客に問題があると考えることができます。訪問者数を増やすことでCV数を大きく増やすことができる可能性があります。
・CVRが低いのにCV数が多い
この場合はCVRに問題があることが考えられます。訪問者がたくさん来ているからCVRが低くてもCVには繋がっているけど取りこぼしている顧客が多い可能性があります。CVRを高めることで、よりCV数を増やすことができるかもしれません。
・CVRが低くてCV数も少ない
この場合は訪問者数とCVR両方に問題があることが考えられます。まずは訪問者数を増やしてデータを増やしてからCVRを増やす方法を検討するという流れがよいでしょう。
①デザインやコンテンツの内容が要因
「情報が多くてごちゃごちゃしている」「どこに商品購入のボタンがあるかわからない」といったことから、「SEOばかり意識しているせいで内容がわかりづらい」といったことが例として挙げられます。ユーザーの視点に立ち、ユーザーが求める情報をストレスなく得られる環境を作ることを心がけましょう。
②市場や環境の変化が起きている
Webを使って売上を増やそうと考える企業は年々増えてきています。そのため、見込み顧客が分散する恐れがあり、競合に負けてしまいCVRが下がるという可能性があります。また、景気の変動や季節的要因が原因となる場合もあります。
③ターゲットを誤っている
広告を出稿する場合も、ターゲットを誤ってしまうとCVRの低下に繋がる恐れがあります。販売したい商品やサービスのターゲットに適した広告を出稿することでCVR向上につなげることができるでしょう。
訪問者が多いのにCV数が少ない場合、サイト内に何か原因があってユーザーが離脱している可能性があります。離脱の原因を見つけて改善することでCVRが上がりCV数増加につなげることができます。
CV数に対して訪問者数が多い場合、CVRが低くなる可能性があります。CVRを高めることができればCV数を大きく増やすことができる可能性があります。
CTRとは(Click Through Rate)の略で日本語ではクリック率といいます。広告の効果を表す指標で表示された広告がどれくらいの割合でクリックされたかを示します。クリック数÷インプレッション数で計算することができます。
CTRが上がればサイトへの訪問者数が増えるのでCVRにも繋がる可能性がありますが、全く別の意味の言葉です。