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更新:2019年12月22日

ぶらんでぃんぐ

ブランディング

消費者に会社やお店、商品やサービスなどに対する共通のイメージを持ってもらうためにおこなう活動

英字

POINTブランディングとは

ブランディングとは、消費者に会社やお店、商品やサービスなどに対する共通のイメージを持ってもらうために行う活動です。
ブランディングが上手くできると、自社の立ち位置が獲得できる、利益が増えるなど会社にとって利点があるので、企業にとってブランディングは欠かせないものとなっています。

ブランドとは

ブランドとは、消費者が持つ「会社の商品やサービスなどに対する共通のイメージ」です。ブランドが確立されていることで、競合の商品やサービスとの差別化を図ることができます。
具体的には、商品やサービスの名前、ロゴ、キャッチコピーなどがブランドに当たります。ブランド自体は消費者が持つイメージなので、ある特定のものでなければならないと限定されることはありません。

ブランドの持つ役割

企業にとってブランドは、「品質保証」、「ブランドの認知・競合との差別化」、「利益の増加」という役割を担っています。

ブランドが確立されていると、「このブランドの商品だから安心」と品質を保証でき、「この商品といえばあのブランド」と認知してもらえれば、競合との差別化も図れます。また、「これは高いけど、あのブランドの商品だから」と納得して上乗せされた料金でも購入してもらえます。

BtoBビジネスの一例

BtoBビジネスの一例として、ビルや店舗など大型施設用の空調を製造するビジネスや、自動車や建物に塗る塗料を販売する塗料メーカーのビジネスが挙げられます。また他にも、工場で使用するセンサーを企業に向けて販売したり、自動車を製造するための部品を自動車メーカーの提供するといったビジネスもBtoBビジネスにあたります。

ブランディングが必要な理由

ブランディングが必要な理由は、ブランディングができていないと商品やサービスが市場で生き残れない可能性が高まるからです。

ブランディングができず、市場での自社ブランドの立ち位置が確立されていないと、競合の商品やサービスとの差別化が図れず、消費者に競合と同じ商品として扱われてしまうので価格競争に参入せざるを得なくなります。そうすると、商品やサービスの売上も下がり、会社全体の業績も下がってしまいます。それを防ぐためにも、ブランディングは企業にとって必要です。

ブランディングのメリット

ブランディングをするメリットは、「商品の認知度が上がる」、「優位に取引を進められる」、「競合に優位になれる」点などがあります。

ブランディングすることでブランドが確立できれば、商品やサービスの認知度が上がるので宣伝しなくても自然に売れていきます。また、ブランドが確立していることで取引先から信頼が得られ、取引を優位に進めることもできます。さらに、「この商品といえばあのブランド」というイメージが消費者が持っているので、市場の中で優位な立場に立てます。

基本的なブランディングのステップ

ブランディングの基本的な流れは、「ターゲットの設定」、「ブランドのアイデンティティの設定」、「ブランディングの手段の選択」の3段階あります。

ターゲットの設定では、「誰にブランドとして認知してもらいたいか」を決めます。
その次のブランドのアイデンティティの設定では、ターゲットから「どのようなイメージを持ってもらいたいか」、「どんな価値を提供したいか」を自社の強みから考えて設定します。
最後のブランディングの手段の選択では、商品やサービスの名前、ロゴ、キャッチコピーなどを決めて、「どのように宣伝して、ターゲットに認知してもらうか」を考え、具体的なブランディング手段を決定します。

ブランディングの使用例

「ブランディングが成功して、商品の売上が上がった。」

ブランドとして消費者に認知してもらえると、消費者から安心して商品やサービスを購入してもらえたり、商品やサービスを値増ししても納得して購入してもらえたりします。

「ブランディングによって、自社ブランドの市場内の立ち位置が確立された。」

ブランドとして認知されれば、競合と似た商品を出していても、競合との差別化を図れます。

「ブランディングする際に、ブランドのターゲットを決める。」

ターゲットを設定する際は、3C分析、SWOT分析、PEST分析などのフレームワークを利用すると環境分析が行いやすく、ターゲットが設定しやすくなります。

「自社のコンセプトと新商品のコンセプトが大きく異なり、ブランディングに失敗してしまった。」

商品やサービスのブランディングをする際は、企業理念やビジョンを再確認してからブランディングの戦略を立てることで、企業のコンセプトからブランドが大きくずれる可能性は低くなります。

「ブランディングのおかげで採用活動も上手くいった。」

企業名自体がブランドとして確立されていれば、その企業への就職希望者は多くなり優秀な人材を確保しやすくなります。

ブランディングに関係した気になる話題

ブランドの構成要素とは?

ブランドは、「ブランドアイデンティティ」、「抽象的ブランドメディア」、「可視的ブランドメディア」の3つから成り立っています。

ブランドアイデンティティとは、ブランドが消費者から持たれたい普遍的なイメージです。
抽象的ブランドメディアとは、ブランドアイデンティティを具体化したもので、ブランドを言語化したスローガンやキャッチコピー、可視化したロゴやデザインなどです。
可視的ブランドメディアとは、抽象的ブランドメディアを元に広告やCMなどのクリエイティブを作りメディア化したものです。

ブランドの評価方法とは

ブランドを評価する際は、ブランド・エクイティを考える必要があります。
ブランド・エクイティとは、ブランドの資産価値のことで、「ブランドへの忠誠心」、「ブランドの認知度」、「消費者が評価する製品品質」、「ブランドのイメージ」、「所有権のある資産(特許など)」の5つの要素から構成されます。この5つの要素を評価することで、ブランドの現状が把握できます。


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