POINTオープンソース / open sourceとは
オープンソース(Open Source)とは、ソフトウェアのソースコード(プログラミング言語で記述された文字列)を無償で公開し、誰でも自由に改良・再配布ができるようにしたソフトウェアのことです。よって、ライセンスは無償で使うことができます。
おーぷんそーす
ソフトウェアのソースコードが無償で公開され、誰でも改良ができるようにされたソフトウェア
オープンソース(Open Source)とは、ソフトウェアのソースコード(プログラミング言語で記述された文字列)を無償で公開し、誰でも自由に改良・再配布ができるようにしたソフトウェアのことです。よって、ライセンスは無償で使うことができます。
メリットは大きく3つあります。
①導入費用のコストダウンです。オープンソースで削減できるコストは、ライセンス費用が無償であるだけでなく、資産管理や業務の削減や、サポート打ち切りに伴う定期的なリプレース費用や工数の削減等、総合的なコスト削減ができます。
②修正が必要な場合にも柔軟に対応できることです。システム間連携やプラグインの開発が容易であることに加えて、不具合が生じた場合でも自分で直すことができるのですぐに修正することができます。
③長期的に安定して利用することができることです。プロプライエタリ・ソフトウェアではサポートの打ち切り等によるアップグレードを余儀なくされることがありません。
オープンソースのデメリットは大きく2つあります。
①開発に関する知識が必要であることです。オープンソースの特徴としてカスタマイズの自由度が高いことがありますが、それに伴い開発にあたってはプログラミングの知識が必要になります。
②不具合が生じた場合に自分たちで対応しなければならないことです。これによって、不具合を請け負ってくれる責任者がいなく自分たちで調整しなければいけないこと、それに時間を要することが挙げられます。
代表的なオープンソースは大きく5つあります。
①ビジネス系オープンソースです。例として文書作成・表計算ができるOpen Officeがあります。
②OSオープンソースです。例としてLinuxがあります。
③WEB系オープンソースです。例としてApacheがあります。
④CMS系オープンソースです。例としてXoopsがあります。
⑤一般ソフトウェアです。例としてFirefoxがあります。
オープンソースフリーウェアも無料で使うことができる点は共通しています。
違いは大きく2つあります。
①フリーウェアはソースコードは公開されていない場合があることです。
②フリーソフトウェアの方が提供者の商業的な側面が強いです。例えば広告課金制などで収益を上げることによって無料化している場合もある。
オープンソースのライセンスは大きく3つあります。
①GPLは著作権表示や複製や改変、頻布の自由、GPLのソフトウェアを利用したプロ恨むを提供する場合はGPLでなければならないというルールがあります。
②BSD LicenceはPHPやApacheなどに使われているライセンスで、再頻布時の著作権表示というルールのみで利用されます。
③MPLはFirefoxやThunderbirdなどMozilaソフトで採用されるライセンスで、再頻布時の著作権表示というルールのみで利用できます。
近年日本の企業においても、オープンソースを導入する企業が増えてきていると言われています。
よって、システム開発に携わらない人も、オープンソースに対する知識が必要になると言われています。
オープンソースであるか否かは、ソースコードを自由に変更できるかどうかで判断できますす。
オープンソースではないソフトウェアの例としてMicrosoftのWindowsやOffice等が代表的です。WordやExcelといったOfficeはオープンソースではないのでソースコードに手を加えることができません。
また、ライセンスを利用する際は有償になります。
オープンソースを公開することによるメリットはいくつかあります。
例えば、企業イメージを向上することができます。技術的な優位性があることをオープンソースを公開することで社外に誇示することができます。
WordPressとは、オープンソースの1つで2003年に開発が始まったサイトやブログの作成ができるやCMS(コンテンツ管理システム)の1つでもあります。通常、サイトの作成・運用にあたって、htmlという言語を勉強して、自分でコードと記事の文章を書かなければいけませんが、WordPressであればサイト作成に必要な知識のない人でも簡単にサイト管理や記事投稿ができます。また、WordPressは世界で圧倒的なシェアを獲得していています。