「ハイパー江戸博」とは？

ハイパー江戸博は、「江戸をさがす・みつける・あつめる」をテーマとしたアプリで、2022年4月22日にiOS版がリリースされました。(Android版のリリースは2022年6月末予定)

出典：PR TIMES
このアプリは、ゲーム会社・株式会社ライノスタジオと江戸東京博物館の共同で開発されており、両国にある長屋に住む1人の少年になりきって、バーチャル空間の江戸に隠された江戸東京博物館の収蔵品100点を散策しながら見つけていくという内容になっています。

江戸東京博物館にある両国橋西詰模型をもとに、夏の両国橋と隅田川、そして両岸の広場がバーチャル空間で再現されており、江戸の町並みを楽しむことが可能です。

また、3DCGが取り入れられているので、まるで自分が江戸にいるかのようにプレイできるようになっています。

休館中でも江戸東京博物館が楽しめる

江戸東京博物館は大規模な改修工事のため現在休館しており、博物館に足を運んで収蔵品を鑑賞したり、展示を通して江戸東京の文化や歴史等を学ぶことができません。

しかし、アプリという形でバーチャル・ミュージアムであれば、収蔵品を鑑賞したり、江戸の文化や歴史を学ぶことが可能なので、休館中でも江戸東京博物館が楽しめます。

また、ただ収蔵品をアプリ状に並べるのではなく、「ユーザーが操作しながら収蔵品をゲットしていく」というように、アプリにゲーム性を取り入れられているので、大人から子供まで誰でも楽しく学びながら鑑賞できるようになっているのも特徴の１つです。

メタバースへの拡張も期待できる

メタバースとは、アバターとなって他のユーザーと交流したり、仕事をしたり遊んだりできるオンライン空間のことを指しています。

ハイパー江戸博は常設展の模型展示を元にして構築された3D空間と、歴史的な資料を参考にして作られたCGによって構成されているため、今後はアプリとしてだけでなく、メタバースやVRへと拡張することも期待できます。