第一交通産業グループ、タクシーのDXを推進する電脳交通のシステムを導入

セルリア編集部 2020.07.16

タクシーの保有台数が日本最大規模の第一交通産業グループが、電脳交通が提供する配車システムの新機能を導入し、7月13日より運用を開始します。
背景には、配車室のオペレーター不足などの課題がありました。

国内最大規模のタクシー保有台数を誇る第一交通産業グループの課題

第一交通産業グループは、国内最大規模のタクシー保有台数を誇る企業。
保有しているタクシーの台数はなんと8000台以上で、全国に営業所・グループ会社を構えています。
そんな中、課題となっていたのが、地方・観光地の配車室における配車オペレーターの人員不足でした。

そこで、導入されたのがクラウド型タクシー配車システムです。

電脳交通が提供する「クラウド型タクシー配車システム」とは?

クラウド型タクシー配車システムとは、インターネットを経由して配車システムを利用できるサービスです。

従来の配車システムでは、タクシー会社の社内でサーバーや周辺機器を所有・管理していたため、
●サーバーや周辺機器を置く場所を取る
●機器の更新がされない
●点検・運用・保守といった業務は自社でおこなわなければならない
などの課題がありました。

しかし、電脳交通が提供するクラウド型タクシー配車システムでは、電脳交通の社内にあるサーバーをインターネットで利用するため、タクシー会社でサーバーや周辺機器を所有・管理する必要が無くなります。

また、システムの運用・点検・保守は電脳交通が担うため、配車の効率化と運用などにかかる人件費などのコスト削減を実現することが可能です。

2020年7月13日に新機能が追加

「クラウド型タクシー配車システム」は、利用しているタクシー事業者からの声を受け、機能・性能をアップデートし続けています。
今回、追加された機能は「自動配車機能」「データ解析機能」の2つで、どちらも保有台数が多いタクシー会社に最適の機能となっています。

自動配車機能

タクシーを待っている人がタクシー会社に電話をすると、配車室に連絡が行きます。
配車室のオペレーターは社内のタクシーがどういった状況になっているのかを確認し、運転手に連絡を入れ、配車させます。

今回、追加された「自動配車機能」ではその業務にかかる負荷を軽減します。

また、配車のルールは、同じタクシー会社でも営業所ごとに異なりますが、自動配車機能では、自動配車のパターンを細かく設定できるため、一括で自動配車を管理できます。

データ解析機能

過去の配車記録を記録し、業務効率を軽減するのに役立てられる。
異なる営業所の記録を本社で一括して管理できるので、会社全体で取り組むことができる。

第一交通産業グループの課題を解決

今回追加された機能は、第一交通産業のグループ会社であるタカモリ第一交通株式会社で導入されました。

システム導入により、配車業務を軽減することできたため、人員不足でも滞りなく業務が行える状態となることが期待できます。

さらに第一交通産業グループは、最終的には、北九州にある本社からリモート配車することも目指しており、さらなる効率化とコスト削減を目指していることが伺えます。

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第一交通産業グループ、タクシーのDXを推進する電脳交通のシステムを導入

                           
セルリア編集部 2020.07.16

タクシーの保有台数が日本最大規模の第一交通産業グループが、電脳交通が提供する配車システムの新機能を導入し、7月13日より運用を開始します。
背景には、配車室のオペレーター不足などの課題がありました。

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国内最大規模のタクシー保有台数を誇る第一交通産業グループの課題

第一交通産業グループは、国内最大規模のタクシー保有台数を誇る企業。
保有しているタクシーの台数はなんと8000台以上で、全国に営業所・グループ会社を構えています。
そんな中、課題となっていたのが、地方・観光地の配車室における配車オペレーターの人員不足でした。

そこで、導入されたのがクラウド型タクシー配車システムです。

電脳交通が提供する「クラウド型タクシー配車システム」とは?

クラウド型タクシー配車システムとは、インターネットを経由して配車システムを利用できるサービスです。

従来の配車システムでは、タクシー会社の社内でサーバーや周辺機器を所有・管理していたため、
●サーバーや周辺機器を置く場所を取る
●機器の更新がされない
●点検・運用・保守といった業務は自社でおこなわなければならない
などの課題がありました。

しかし、電脳交通が提供するクラウド型タクシー配車システムでは、電脳交通の社内にあるサーバーをインターネットで利用するため、タクシー会社でサーバーや周辺機器を所有・管理する必要が無くなります。

また、システムの運用・点検・保守は電脳交通が担うため、配車の効率化と運用などにかかる人件費などのコスト削減を実現することが可能です。

2020年7月13日に新機能が追加

「クラウド型タクシー配車システム」は、利用しているタクシー事業者からの声を受け、機能・性能をアップデートし続けています。
今回、追加された機能は「自動配車機能」「データ解析機能」の2つで、どちらも保有台数が多いタクシー会社に最適の機能となっています。

自動配車機能

タクシーを待っている人がタクシー会社に電話をすると、配車室に連絡が行きます。
配車室のオペレーターは社内のタクシーがどういった状況になっているのかを確認し、運転手に連絡を入れ、配車させます。

今回、追加された「自動配車機能」ではその業務にかかる負荷を軽減します。

また、配車のルールは、同じタクシー会社でも営業所ごとに異なりますが、自動配車機能では、自動配車のパターンを細かく設定できるため、一括で自動配車を管理できます。

データ解析機能

過去の配車記録を記録し、業務効率を軽減するのに役立てられる。
異なる営業所の記録を本社で一括して管理できるので、会社全体で取り組むことができる。

第一交通産業グループの課題を解決

今回追加された機能は、第一交通産業のグループ会社であるタカモリ第一交通株式会社で導入されました。

システム導入により、配車業務を軽減することできたため、人員不足でも滞りなく業務が行える状態となることが期待できます。

さらに第一交通産業グループは、最終的には、北九州にある本社からリモート配車することも目指しており、さらなる効率化とコスト削減を目指していることが伺えます。

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