常陸興業株式会社、IoTでコロナウイルス感染対策と熱中症対策を同時に行う

セルリア編集部 2020.07.10

つくば市から指定を受け、コミュニティセンター「つくば市ふれあいプラザ」を管理している「常陸興業株式会」は、今後のコロナウイルス感染への対策とこの夏の熱中症を対策のため、軽運動室と多目的ホールに「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」を導入しました。

常陸興業株式会社は自社が管理しているつくば市のコミュニティセンター「つくば市ふれあいプラザ」に、「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」を導入しました。

多くの人が集まる「ふれあいプラザ」の軽運動室と多目的ホールに機器を設置して、効率よく新型コロナウイルス感染への対策と夏季の熱中症対策を行うことが目的です。

この夏はコロナウイルスへの対策と熱中症対策が欠かせない

運動室や多目的ホールのような多くの人が集まる空間では、空気が密集しするため、新型コロナウイルス感染の危険が高まります。

また、7月に入っても収束を見せないことから、マスクを着用している人が多く、猛暑の中でマスクをすることで、体感温度が高くなり、熱中症になりやすくなることが危惧されています。

そこで、常陸興業株式会社は利用者の健康と安全を守るために、IoTで室内の状況を管理できるシステムを導入しました。

「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」の仕組み

今回導入された「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」では、無線式の温湿度センサーと二酸化炭素センサーを設置し、温湿度と二酸化炭素濃度を計測します。

センサーで計測した温湿度からは「暑さ指数(WBGT)」が自動で算出され、事務室のパソコンから常にチェックできます。
暑さの度合いが指数として見えるかされるので、適切なタイミングでの空調の温度変更や、指数に応じて室内の滞在人を減らすなどの対策が可能になります。

また、事務室からは二酸化炭素の濃度も常時監視できます。二酸化炭素濃度がどう変化したかによって換気が効率よく行われているかも可視化でき、換気ができていない場合には適切に対応することができます。

システムを導入したことによるメリットは大きい

多目的ホールや運動室のような「広くて人が集まるような空間」では、換気ができなかったり、適切な温度管理が難しいのが現状。
しかし、システムを導入したことで、適切な対応ができるようになりました。

例えば、空調の設定温度を変更させるタイミングや換気のタイミングが目に見えるようになっただけでなく、利用者に休憩を呼びかけえる「声かけ」を実施できたり、部屋を使用した後、利用者は扉や窓を閉めておくのが原則だが、あえて開けておいた方がいいということがわかったりしました。

暑さと空気中の二酸化炭素濃度を監視しておくことは、コロナ対策・熱中症対策に良い影響を及ぼすでしょう。

また、暑さと空気中の二酸化炭素濃度は事務室のパソコンだけでなく、管理者である常陸興業のオフィスやWebアプリでの監視もできる上、状況に変化があればお知らせが届きます。
そのため、「指数や濃度が上がっていたのにうっかり見落としてしまった」ということもありません。

学校やオフィスでの利用も可能

今回導入されたキットは、人が集まる学校やオフィス、商業施設でも運用が期待できます。
キットを使用することで、そこで働く人や利用者の健康と安全を守ることができるでしょう。

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常陸興業株式会社、IoTでコロナウイルス感染対策と熱中症対策を同時に行う

                           
セルリア編集部 2020.07.10

つくば市から指定を受け、コミュニティセンター「つくば市ふれあいプラザ」を管理している「常陸興業株式会」は、今後のコロナウイルス感染への対策とこの夏の熱中症を対策のため、軽運動室と多目的ホールに「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」を導入しました。

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常陸興業株式会社は自社が管理しているつくば市のコミュニティセンター「つくば市ふれあいプラザ」に、「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」を導入しました。

多くの人が集まる「ふれあいプラザ」の軽運動室と多目的ホールに機器を設置して、効率よく新型コロナウイルス感染への対策と夏季の熱中症対策を行うことが目的です。

この夏はコロナウイルスへの対策と熱中症対策が欠かせない

運動室や多目的ホールのような多くの人が集まる空間では、空気が密集しするため、新型コロナウイルス感染の危険が高まります。

また、7月に入っても収束を見せないことから、マスクを着用している人が多く、猛暑の中でマスクをすることで、体感温度が高くなり、熱中症になりやすくなることが危惧されています。

そこで、常陸興業株式会社は利用者の健康と安全を守るために、IoTで室内の状況を管理できるシステムを導入しました。

「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」の仕組み

今回導入された「換気お知らせキット」と「熱中症予防キット」では、無線式の温湿度センサーと二酸化炭素センサーを設置し、温湿度と二酸化炭素濃度を計測します。

センサーで計測した温湿度からは「暑さ指数(WBGT)」が自動で算出され、事務室のパソコンから常にチェックできます。
暑さの度合いが指数として見えるかされるので、適切なタイミングでの空調の温度変更や、指数に応じて室内の滞在人を減らすなどの対策が可能になります。

また、事務室からは二酸化炭素の濃度も常時監視できます。二酸化炭素濃度がどう変化したかによって換気が効率よく行われているかも可視化でき、換気ができていない場合には適切に対応することができます。

システムを導入したことによるメリットは大きい

多目的ホールや運動室のような「広くて人が集まるような空間」では、換気ができなかったり、適切な温度管理が難しいのが現状。
しかし、システムを導入したことで、適切な対応ができるようになりました。

例えば、空調の設定温度を変更させるタイミングや換気のタイミングが目に見えるようになっただけでなく、利用者に休憩を呼びかけえる「声かけ」を実施できたり、部屋を使用した後、利用者は扉や窓を閉めておくのが原則だが、あえて開けておいた方がいいということがわかったりしました。

暑さと空気中の二酸化炭素濃度を監視しておくことは、コロナ対策・熱中症対策に良い影響を及ぼすでしょう。

また、暑さと空気中の二酸化炭素濃度は事務室のパソコンだけでなく、管理者である常陸興業のオフィスやWebアプリでの監視もできる上、状況に変化があればお知らせが届きます。
そのため、「指数や濃度が上がっていたのにうっかり見落としてしまった」ということもありません。

学校やオフィスでの利用も可能

今回導入されたキットは、人が集まる学校やオフィス、商業施設でも運用が期待できます。
キットを使用することで、そこで働く人や利用者の健康と安全を守ることができるでしょう。

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