ファストドクターの救急往診サービスとは？

そもそも「ファストドクター」とは全国の医療機関で構成された時間外救急の総合窓口のことを指します。
救急病院案内・夜間休日往診・オンライン診療といったさまざまな診療内容を症状に応じて適切に案内するサービスです。

また、2016年からは「往診救急事業」も展開しており、総務省消防庁が作成した「緊急度判定プロトコル」をベースにして、早急な受診が必要である患者に対しては救急往診を手配することも実施しています。

AI活用で移動経路を最適化

先述したように、ファストドクターでは往診救急もおこなっています。
その際の往診車の移動ルートはリアルタイムで策定されていますが、これは高度な専門性が必要とされる業務であり、緊急度の高い患者が発生した場合には再度移動ルートを調整しなければならず、熟練のスタッフでも難しい場面が多々ありました。

そこで、ファストドクター株式会社は、ルート策定の際に、独自開発したAIと制約充足ソルバー「OptaPlanner」を導入。
AIで緊急度と結果を算出して、それを踏まえた上で最適な往診経路を策定することができるようになりました。