教育現場では「検温」が義務化

なかなか収まるところをみせない新型コロナウイルス。
自粛期間が解除されても、まだまだ予断を許さない状況が続く中、教育現場では体調管理が徹底化されています。

特に大きく変わったのが、検温が義務化。
大阪教育大学附属天王寺小学校をはじめとする教育の現場では、各家庭で検温をしてもらい、体温をカードに記入して、教師が毎朝カードに押印する作業を行なっています。

しかし、朝の時間が忙しくなってしまったため、これは教師にとっては大きな負担となっていました。

「LEBER for School 」の機能

「LEBER for School 」は、検温結果と報告がセットになったスマートフォン用のアプリです。

自宅での毎朝の検温後、体温とその日の児童の体調を入力するだけで、学校側のデバイスにインストールされた「LEBER for School 」に、児童の体調情報が送信される仕組みになっています。

また、「LEBER for School 」には検温を促すためのプッシュ通知を設定できる機能もあるので、親御さんに検温を促し、測り忘れを防ぐこともできます。

学校側でデータを管理できる

出典：PR TIMES
学校側からは、全児童の体温と体調をチェックすることが可能です。
また、集計もデバイス上でできるので、児童全員のデータを手間なく確認することができるようになっています。
また、紙データを入力する手間が省けるので、データの解析も楽にできます。

その他、直近7日間の新型コロナウイルス新規感染者数を都道府県別に確認できたり、自治体別に学校での発熱者の割合も表示される機能も搭載されています。

ITの力で増えてしまった業務を楽に

新型コロナウイルスによって、生活様式は一変。
検温や念入りな消毒など必要なことが増えたため、その分時間や手間がかかるようになってしまいました。

少しでも業務を楽にするためにも、今回のようなツールはますます求められていくのではないかと思われます。