人類の新境地!機械学習の進化をたどるAIテクノロジー特集

セルリア編集部 2020.07.29

今、様々なビジネスで活用されているAI。その進化は目覚ましいものがあり、「いずれ人間の知能を超える時が来る」とも言われています。

ここでは、AIを積極的に活用したサービスやツールをまとめます。開発段階のものもあるので、今後の発展に注目です。

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新型コロナウイルス感染症予防で活用されているAIサービス・ツール

新型コロナウイルスによる感染症を予防するため、各企業はAIを活用した様々なツールを導入。
その中でも話題性の高いニュースをご紹介します。

東京都文京区後楽にある東京ドームでは、新型コロナウイルス感染症防止のため、合計76台のAIによる検温システムが導入されました。また、ドームだけでなく、東京ドームホテルや本社ビルにも同システムが活用されています。

近鉄グループホールディングスが運営している「あべのハルカス」の展望台・ハルカス300にて、2020年7月23日から、AIでソーシャルディスタンスを計測する「ソーシャルディスタンスカメラ™」が運用されました。

働き方が変わる!業務の効率化促進を促すAIサービス・ツール

企業が抱える様々な課題を解決するため、AIを活用したソリューションも多く提供されています。
今回は、その中から画期的なサービスをご紹介します。

株式会社IVOICEが、AIによって声を拾いリアルタイムで文章に反映する議事録作成ソフト「GIJIREC」を制作。議事録作成の時間を大幅に短縮できます。
現在、トライアル版を利用することが可能です。

株式会社BIRDMANとデータアーティスト株式会社が「Inspiration Wall(インスピレーション・ウォール)」を開発したことを発表。
AIが音声を認識し、その会話内容からアイデアのヒントとなるキーワードや画像を表示させるツールです。

ドイツ発!AIを活用した翻訳サービス「DeepL」に関するニュース

DeepL翻訳とは、ドイツのベンチャー企業が開発した翻訳ツール。AIが精度の高い翻訳をしてくれると話題のツールです。
ここでは、「DeepL」に関するニュースを簡単にまとめました。

ドキュメント翻訳管理サービス「LifeLang(ライフラング)」を運営する株式会社イーストバックが、自社サービスにDeepL翻訳を新たに加えたと発表。
LifeLangユーザーは、Google翻訳だけでなくDeepL翻訳も利用できます。

飲んだ日本酒のレビューなどを投稿、共有できるサービス「さけのわ」に、DeepL翻訳によるコメント翻訳機能が追加されました。
DeepL翻訳を活用した機能の追加により、海外の日本酒愛好家と国内の愛好家のコミュニケーションがより手軽に取れることが期待できます。

スマートフォン向けのIP無線アプリ「Buddycom(バディコム)」のトランシーバー翻訳機能に、DeepL翻訳が追加。話した内容がDeepL翻訳で11ヶ国語に翻訳されます。

各業界でも導入が進んでいるAIを活用したサービス

不動産業界×AI

株式会社オープンハウスが、AI(人工知能)とPRA(ロボットによる業務自動化)を掛け合わせた物件チラシの全自動作成システムを開発。これまで物件チラシにかけていた時間を大幅に削減できます。

シャープ株式会社を始めとした4社は「マンション向けコミュケーションプラットホームサービス(仮称)」を共同で開発。サービス内では、シャープの「ロボホン」が導入されます。

ハウスコム株式会社が大学生が編み出したサービス案をAIを使って実現。住みたい街、自分にあった街をAIが診断する「ハウスコム ライフスタイルサーチ」がリリースされました。

食品業界×AI

AIがマグロの品質を判断する「TUNA SCOPE」がくら寿司で導入されました。TUNA SCOPEがが診断したマグを使った寿司は、「極み熟成AIまぐろ」として発売されます。

金融業界×AI

さくら情報システム株式会社は信用金庫向けに、サイバー保険を付帯した脆弱性診断サービス「ホームページ脆弱性診断『AI診断』」を提供。AIが自社サイトの安全性をチェックしてくれます。

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