【2019年2月7日配信・今週のハイライト】DIGITRO編集部おすすめの注目記事9選
2月1日〜2月7日に公開された記事を編集部がピックアップ♪今週は「Twitterの新しいルール」と「GoogleのサードパーティCookie」に関する記事を中心に紹介します。
INDEX
- 1 Twitter、新しいルールに関連する記事6選
- 1.1 合成または操作されたメディアに対する新たな対策-Twitter社ブログ
- 1.2 Twitterが合成・改ざん・捏造されたコンテンツ対策を開始、警告ラベルや削除を実施-ネットショップ担当者フォーラム
- 1.3 No More Fake! Twitterがフェイク動画にラベルを貼り付けて警告-GIZMODO
- 1.4 Twitterが偽アカウントの「大規模ネットワーク」を停止-TechCrunch
- 1.5 UGCとは?~今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード~-SMMLab(ソーシャルマーケティングラボ)
- 1.6 今すぐキャリアをスタートしよう!ウクライナ音楽専門学校のコミカルなCM-AdGang
- 2 Google、Cookieに関する記事3選
- 3 まとめ
Twitter、新しいルールに関連する記事6選
ここではTwitterが発表した新たな施策を中心に、SNSマーケティングに役立つ記事を紹介します。
合成または操作されたメディアに対する新たな対策-Twitter社ブログ
画像引用:https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2019/Building-rules-in-public-ja.html
Twitter社がおこなったTwitterルール変更案に関する調査の結果、全体として誤解を招く改ざんされたコンテンツの脅威が認識されており、それらに対してTwitter側が対策をとることを多くのユーザーが求めていることが明らかになりました。
本記事では、誤解を招く改ざんされたコンテンツに対してTwitterがどのような対策をとるのか、具体的な施策が解説されています。また、どのようなコンテンツが新しい施策の対象になるのか、その要素についても紹介されています。
今回のTwitter社の新しい取り組みはSNSを使ったマーケティングにも影響してきそうですね。SNSマーケティング担当者の方は要チェックです。
Twitterが合成・改ざん・捏造されたコンテンツ対策を開始、警告ラベルや削除を実施-ネットショップ担当者フォーラム
画像引用:https://webtan.impress.co.jp/n/2020/02/06/35246
米国Twitterは、「Twitter」で合成や改ざん、捏造(ねつぞう)されたコンテンツ対策を3月5日に始める、と2月6日発表した。こうした捏造されたツイートには、警告ラベルをつけたり、削除したりといった対策を講じるという。
本記事では、Twitter社が発表した新たな取り組み(合成・改ざん・捏造されたコンテンツ対策)について、紹介されています。
記事内では、今回のTwitterの一連の出来事について要点を絞り簡潔に紹介されているので、記事をゆっくり読む時間がないという方でもしっかりと内容を把握できると思います。
No More Fake! Twitterがフェイク動画にラベルを貼り付けて警告-GIZMODO
画像引用:https://www.gizmodo.jp/2020/02/no-more-fake-twitter.html
Twitterは3月5日より、フェイク動画などの誤解を招くようなコンテンツに対して新たな表記を追加することを発表しました。本記事では、Twitterの新たな施策の概要に加えて、過去にバズったフェイク映像もいくつか紹介されています。
例えば、Amazonの飛行船フェイク動画やAIを利用したディープ・フェイクという技術で、オバマ前大統領に任意のセリフを話させるデモ動画などが挙げられています。
記事内では、これらの事例とともにフェイク動画の危険性についても述べられています。また、フェイクの動画を見分けるコツも紹介されています。
Twitterが偽アカウントの「大規模ネットワーク」を停止-TechCrunch
米国時間2月3日、Twitterは「偽アカウントの大規模ネットワーク」および「さまざまな国に存在する」数多くの偽アカウントを、この週末に削除したことを発表した。彼らは電話番号とユーザーアカウントをマッチングする機能を悪用していた。
本記事では、このマッチング機能の悪用(ユーザーデータの取得)について、政府が関与している可能性が高いと述べられており、その根拠も紹介されています。
また、記事内では昨年Twitterで起きたユーザーデータの露出と漏洩についても触れられています。Twitterのセキュリティに関して気になる方は必見です。
UGCとは?~今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード~-SMMLab(ソーシャルマーケティングラボ)
画像引用:https://smmlab.jp/?p=36113
「UGC」とは、ユーザーの手によって制作・生成されたコンテンツの総称です。SNS、ブログ、動画投稿サイト、写真共有サイト、ソーシャルブックマークなどの各種ソーシャルメディアに、書き込まれたり投稿されたコンテンツや、それらに対する感想、レビューなどのコメントも含まれます。
SNSが普及し、UGCは生活者の購買意欲に強い影響を与える存在になりました。本記事では、UGCが「生活者の共感を呼び起こし、購買行動に影響を与える強力なコンテンツ」として解説されています。
コンテンツの重要度がますます高まっている今、UGCを活用したマーケティングが今後も注目されるかもしれませんね。
今すぐキャリアをスタートしよう!ウクライナ音楽専門学校のコミカルなCM-AdGang
画像引用:https://adgang.jp/2020/02/179468.html
クラブのような場所で、ノリノリで楽しんでいるお年寄りたち。DJのおじさんもかなり盛り上がっていますが、腰を痛めてギブアップ。すると『Don’t spend all your life learning to make music.(音楽を学ぶのに一生をかける必要はありません)』とのテロップが。
本記事では、ミュージシャンや演奏家を目指す人たちのための、ウクライナの音楽専門学校・Music.Schoolによる、プロモーション動画が紹介されています。
プロモーション動画はOld is Gold編とThis is music school!編があります。どちらもターゲットとする人物が連想できる、コミカルなCMとなっています。動画を使ったプロモーションに興味のある方に是非読んでいただきたい記事です。
Google、Cookieに関する記事3選
ここでは「Cookie」に関する記事を中心に紹介します。中でも、「GoogleChromeの最新版がリリースされ、SameSite Cookieの仕様が変更された」ことは大きな変化でした。
「Google Chrome 80」が正式リリース ~開発者は“SameSite Cookie”の仕様変更に注意-窓の杜
画像引用:https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1233336.html
本記事では、「Google Chrome 80」のリリースに伴う、“SameSite Cookie”の仕様変更について解説されています。Cookieの管理をより厳格にすることで、ユーザーのプライバシーが強化されるだけでなく、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)攻撃の脅威低減も期待されるという。
今回の仕様変更は、Web開発者の対応負担は大きくなるが、いずれもユーザーにとっては歓迎すべき変更と言えますね。記事内では、Cookieの扱いの見直しについて詳しく解説されているので、Web開発者の方は必見です。
サードパーティ Cookie 制限で考えうる「二次被害」リスト:広告ターゲティングだけではない-DIGDAY
画像引用:https://digiday.jp/publishers/cookie-collateral-damage/
本記事では、サードパーティ Cookie 制限考えられる二次的な被害が下記の5つの項目に分けられて紹介されています。
●フリークエンシーキャップ
●広告キャンペーンのアトリビューション
●シングルサインオンとサブスクリプションプラットフォーム
●オーディエンスの分析
●詐欺やボットの検知
サードパーティCookieは長年、デジタルメディアで大いに役立ち、ユーザーのプロファイリングやオーディエンスの分析など、重要な多くの機能に利用されてきました。サードパーティCookieが制限されるとなると、今後の広告ターゲティングに大きな影響を与えるかもしれません。
「共通ID」の存在も脅かす、サードパーティ Cookie 制限-DIGDAY
画像引用:https://digiday.jp/platforms/third-party-cookies-way-shared-ids-face-existential-crisis/
パブリッシャー、広告主、アドテクベンダーが、多くのサイトで共通IDを活用できるようにするには、やはりサードパーティCookieが必要。GoogleがChromeブラウザでサードパーティCookieを使わせないという決断を下したことで、共通IDもいまの姿では存在できなくなるだろう。
本記事では、「次にブラウザ開発企業に潰されるのは、この共通IDになる」「Cookieが使えなくなると、そうした共通IDソリューションも徐々に減っていくはずだ」と解説されています。共通IDが生き残るには、Cookieに頼らないソリューションを見つける必要があります。
共通IDが生き残るには何をするべきなのか、その施策も紹介されているので興味のある方は是非チェックしてみてください。
まとめ
今回はTwitterとGoogleのサードパーティCookieの最新情報を中心とした記事を9つほどピックアップしました。
Twitterの新ルールに関する記事やCookieの仕様変更の記事をはじめ、ほかにも近年注目されている「UGC」の記事やプロモーションに関する記事なども紹介しました。
中でも興味深かったのが、
「No More Fake! Twitterがフェイク動画にラベルを貼り付けて警告」の記事です。
3月5日よりTwitter上で、合成または操作されたメディアには警告ラベルを貼り付けることが告知されました。いまやTwitter上で合成画像やフェイク動画を見ることは、珍しいことではありませんが、今後もこういった対策が増えていけば、このようなコンテンツはなくなっていくだろうと思いました。