【2019年12月14日配信・今週のハイライト】DIGITRO編集部おすすめの注目記事8選

セルリア編集部 2019.12.14

12月8日〜12月14日に公開されたおすすめ記事を編集部がピックアップ♪今週は国内外のマーケティング事例やマーケティング手法を紹介した記事を重点的にご紹介します。

SHERE!

米・NFLの成長を支える、「ファン セントリック マーケティング戦略」とは? – AdverTimes(アドタイ)

画像引用:https://www.advertimes.com/20191210/article303845/

世界中にファンを抱えるアメリカのNational Football League(NFL)がおこなった、ファン育成施策に関する記事です。
本記事では、NFLのマーケティング部長であるアロン・ジョーン氏に、ファン育成施策の内容や新たに開発したファンとつながるチャネル、施策の目標などを取材しています。

NFLがファンとコミュニケーションをとる上で目指しているのが、さまざまな関心レベルにあるファンの方ともコミュニケーションできる環境づくり。さらに熱心なファンになってもらえることを目指してさまざまなコンテンツ制作やプロモーションをおこなっています。

ファン育成に力を入れているNFLの施策を知ることで、自社のファンを育てられるような環境作りのヒントをえられるでしょう。

ノーマーク商品が大ヒットに!?ローソンが「悪魔のおにぎり」で行った、前向きな後追いコミュニケーション – MarkeZine(マーケジン)

画像引用:https://markezine.jp/article/detail/32478

話題施策をおこなわず、テレビCMも出稿していない商品がなぜSNSで話題となり大ヒットしたのか。本記事では、ローソンの「悪魔のおにぎり」を例に、ローソンがおこなった、ユーザーとの後追いコミュニケーションを紹介しています。

もともと、南極地域観測隊のおにぎり「悪魔のおにぎり」がSNSで話題になっていたため、乗っかった形で「悪魔のおにぎり」を販売したこと、話題となったことから売れている感を出すようなSNS発信をおこなったことが「悪魔のおにぎり」が売れた原因ではないかと分析されています。

この記事を読むとこれからはメディアやユーザーが良い商品と思い話題にしているのを後追いし、記事やSNSなどを使って広げていく戦略が必要になるということがわかります。

無店舗型の米・通信キャリア、体験マーケでCVRが2〜3倍に : ビジブルの「ポップアップ」戦略 – DIGIDAY

画像引用:https://digiday.jp/brands/likely-convert-digital-phone-carrier-visible-leaning-experiential-marketing/

この記事では、アメリカの通信キャリアがおこなった体験型マーケティングと、その結果についてまとめています。

ビジブルは無店舗型の通信キャリア。契約者数を増やすためにイベントでポップアップストアやアトラクションを運営する体験型マーケティングをおこないました。
その結果、コンバージョン率が2〜3倍高かったことが記事内で述べられています。

実体験によってユーザーとの繋がりが深くなるので、体験型マーケティングは、実店舗を持たない企業には欠かせない施策になりそうです。

CVRを追い求めるのはもう限界!? “カスタマーエンゲージメント”重視のマーケティング手法とは – Web担当者

画像引用:https://webtan.impress.co.jp/e/2019/12/13/34693

本記事では、「Web担当者Forum ミーティング 2019 秋」に登壇したReproの實川節朗氏が述べた、カスタマーエンゲージメントに重視したマーケティング手法についてまとめています。

まず、實川氏が述べたのは、よくないマーケティングについて。いくつか例をあげたのち、CVR(コンバージョン率)やCPA(顧客獲得単価)といった簡単に見られるデータだけに注目してしまうからよくないマーケティングになってしまうことを的確に指摘しました。

そのあとで、LTV(顧客生涯価値)という指標に着目し、ユーザーとの信頼関係を築いていけるようなアプローチが必要であることを説明しています。

記事内では、カスタマーエンゲージメントを実現する2つのキーワードや、必要なこと、施策の進め方なども詳しく紹介していますので、カスタマーエンゲージメントに重視したマーケティングを進めたいマーケターは必見です。

なぜインサイドセールスは成功しない?専門家が説く「インサイト」と「組織改革」の必要性 – LISKUL

画像引用:https://liskul.com/interview_inside-sales-41423#

訪問をせず電話・Eメールなどで営業活動をおこなうインサイドセールス。多くの企業がインサイドセールスに取り組むも、失敗してしまう企業が多くあります。本記事では、インサイドセールスに詳しい水嶋 玲以仁さんがインサイドセールスを成功させるために必要な要素を解説しています。

記事内では、なぜインサイドセールスが成功できない理由として、ユーザーが購入に至るまでのインサイトを考えられていない企業が多いことをあげています。また、KIPにこだわりすぎていることも理由の1つとして指摘しています。

その上で、インサイドセールスの組織づくりや向いている人材、成功のために必要なことを解説しているので、インサイドセールスに興味がある方はチェックしておくと良いです。

英・通信会社の”売らない”ブラックフライデー戦略 – AdGang

画像引用:https://adgang.jp/2019/12/178841.html

ブラックフライデーは11月の第4木曜日の翌日のことを指しており、海外では毎年大規模なセールがおこなわれています。
この記事では、イギリスの通信会社・giffgaffの珍しいプロモーションを紹介しています。

giffgaffのポップアップストアに並ぶのは100以上の再生品。しかし、これを手に入れるには、可能な限り再生品を使用するという誓約。多くの店舗とは異なった切り口での自社アピールに成功しています。

こういった変わった発想が他社との差別化に役立つことがわかる記事です。

リテンションマーケティングとは?既存顧客へのアプローチで売り上げを最大化する方法 – シナジーマーケティング

画像引用:https://www.synergy-marketing.co.jp/blog/what_is_retention_marketing

リテンションマーケティングは、既存のユーザーとの関係を続けるためのマーケティングで、既存ユーザーの定着を目標としています。
本記事では、リテンションマーケティングを成功させるための3つのポイントや成功事例を紹介しています。

リテンションマーケティングはコストを抑えて売り上げを最大化することができる注目のマーケティング。この記事を読んで、リテンションマーケティングにも取り組んでみるのもいいかもしれません。

コンテンツマーケティングを成功させるための6つのプロモーション手段 – SEO Japan

画像引用:https://www.seojapan.com/blog/my-6-step-content-marketing-formula-that-drives-3549-visitors

コンテンツマーケティングに取り組む企業は多いはず。しかし、多くの企業はコンテンツ制作に力を入れるあまりマーケティングの視点が抜け落ちている場合があります。
この記事では、そういった状況に着目し、コンテンツマーケティングを成功させるためのプロモーションについて解説しています。

例えば、SNSの発信ではユーザーの好奇心を刺激するような内容を発信する、発リンク先へメッセージを送るなどを具体的に例を出しながら説明しています。

記事内では全部で6つのプロモーション手段が紹介されているので、コンテンツマーケティングを成功させたい方はぜひ実践してみると良いでしょう。

まとめ

今回はマーケティングに関連した記事を8つピックアップしました。
企業がおこなったマーケティング戦略を紹介している記事から、マーケティングの知識を紹介している記事まで幅広くアップされていました。

中でも興味深かったのが、「コンテンツマーケティングを成功させるための6つのプロモーション手段」。

特に、SNSで制作したコンテンツを発信する際に「好奇心を起こさせること」を重視するというのは今までの自分にかけていた視点だなと感じました。
文章を工夫するだけでなく、SNSに掲載するアイキャッチなど今までの業務フローで改善できるべき点はまだまだたくさんあるなと感じました。

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