【2019年11月16日配信・今週のハイライト】DIGITRO編集部おすすめの注目記事10選
今週更新されたWebメディアの記事の中からマーケター向けのものを10個厳選して紹介します。新たなマーケティング戦略を考えている方や市場分析をおこないたい方、ビジネスに役立つ画期的な考え方をインプットしたい方は必見です。
今週更新された各Webメディアの中から気になるもの・興味深いものをご紹介します。
その中でも今回は、マーケター向けの記事を重点的に取り上げていきます。
INDEX
- 1 Search Consoleでの動画検索結果に関する新しいレポート – Google ウェブマスター向け公式ブログ
- 2 GoogleやFacebookに追随するようなイノベーションを生み出す考え方を解説 – ウェブ電通報
- 3 問題解決のための新たなアプローチのヒントになる施策を分析 – AdverTimes(アドタイ)
- 4 Web接客ツール35個を種類ごとに比較できる – ボクシルマガジン
- 5 世界的なラム酒ブランドがおこなった環境保護と自社ブランディングの取り組みを紹介 – AdGang
- 6 企業のインフルエンサーマーケティングの注意点を漫画で解説 – Web担当者Forum
- 7 急成長している「bot市場」の現状と今後の予想を分析 – ITmedia
- 8 ABテスト用のWordPressのプラグインを比較 – ferret
- 9 今後必要となるツーステップマーケティングについて分析 – ECのミカタ
- 10 GoogleのBERTアップデートが及ぼす影響を考察 – SEO Japan
- 11 まとめ
Search Consoleでの動画検索結果に関する新しいレポート – Google ウェブマスター向け公式ブログ
画像引用:https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/11/search-console-video-results-reports.html
情報発信に欠かせないメディアとなった動画。この記事ではGoogleサーチコンソールで「動画」レポートが使用できるようになったことを紹介しています。
「動画」レポートが使用できるのは、構造化データ(ページ内の情報を決まりに従って最適な形に意味付けしたもの)を使用し、動画にアノテーションをつけているウェブサイト。
このレポートでできることは、「サイトに実装されているマークアップに関するエラーと警告の確認」と「該当ページが再クロールによって解決されたかどうかの検証」です。
また、サーチコンソールの「検索パフォーマンス」レポートでも動画に関する機能が拡張されてたことが説明されています。
GoogleやFacebookに追随するようなイノベーションを生み出す考え方を解説 – ウェブ電通報
画像引用:https://dentsu-ho.com/articles/6982
アメリカ・シリコンバレーのテック企業に約15年間身を置いていた筆者が、イノベーションを生み出すための考え方を紹介。
ベイエリアのイノベーションとは何を指すのか、GoogleやFacebook、Amazonのように既存の製品の問題を見つけそれを解決した「より良いもの」を作るためにはどんな考え方が必要なのかなどを自身の経験や学びを元に解説しています。
特に、興味深いのが、商品やサービスを10%よくする方法を見つけようとするのではなく、商品やサービスを10倍よくする方法を見つけるという考え方「10x Thinking」。新しい考え方を取り入れたい方は必見です。
問題解決のための新たなアプローチのヒントになる施策を分析 – AdverTimes(アドタイ)
画像引用:https://www.advertimes.com/20191114/article301522/
創業100年、食品業界で高い知名度を誇るキッコーマンがおこなったデジタルマーケティングの取り組みを紹介。記事内では、サイバー・コミュニケーションズの子会社である株式会社DataCurrentとともにキッコーマンがおこなった施策が詳しく取り上げられています。
注目したいのがキッコーマンが抱えていた悩み・課題とそれを解決するための施策。DataCurrentが問題に対し、どのようなアプローチで施策を編み出したのか、DataCurrentが提案した施策によって今後何が期待できるかなどが詳しくわかるので、問題解決のための新たなアプローチを模索している方は要チェックです。
Web接客ツール35個を種類ごとに比較できる – ボクシルマガジン
画像引用:https://boxil.jp/mag/a2496/
実店舗のように訪れたユーザーひとりひとりに合わせた接客ができる「Web接客」。本記事では、Web接客ツール(オンライン接客ツールともいわれる)を「チャット型」「ポップアップ型」の2種類に分けて紹介。それぞれのツールの特徴・料金プラン・接客機能を比較することができます。
また、記事内ではWeb接客ツールのメリット「離脱率の改善」「購入率(CVR)の向上」についても触れています。Web接客ツール導入を検討している企業の担当者に役立つ記事でしょう。
世界的なラム酒ブランドがおこなった環境保護と自社ブランディングの取り組みを紹介 – AdGang
画像引用:https://adgang.jp/2019/11/178611.html
世界中の人々に親しまれているラム酒ブランド・Bacardiと環境保護団体のLonely Whaleがおこなった、使用済みのストローからビニールレコードを制作した取り組みを紹介しています。この取り組みでは、アメリカ国内にある55のバーにストロー収集用のボックスを設置し、捨てられたストローを粉砕してレコードを制作。制作したレコードはLonely Whaleのホームページで発売する予定です。
環境保護と自社ブランディングに特化した面白い取り組みですので、興味があるマーケターはぜひ記事をチェックしてみてください。
企業のインフルエンサーマーケティングの注意点を漫画で解説 – Web担当者Forum
画像引用:https://webtan.impress.co.jp/e/2019/11/15/34121
多くの企業が積極的に取り入れているインフルエンサーマーケティング。しかし、やり方を間違えるとインフルエンサーにとっても、企業にとってもいい結果になりません。
本記事では、インフルエンサーマーケティングをおこなうとき企業が気をつけるべきことを紹介。内容はUUUM株式会社の石橋尚也さんにインタビューした内容となっているので、非常に参考になるものとなっています。
さらに、この記事では気をつけなければいけないことが漫画形式で解説されているので、とても読みやすい記事になっています。
インフルエンサーマーケティングを検討している担当者の方は必見です。
急成長している「bot市場」の現状と今後の予想を分析 – ITmedia
画像引用:https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1911/13/news139.html
近年話題となっているテキストや音声で会話を自動的に行うプログラム「チャットbot」。社内ヘルプデスクに活用したり営業日報の作成をおこなったりなど、ますます活用範囲が広がっており、新規で導入する企業が増えている模様。
本記事ではチャットbot市場の2018年度の売上金額がどのくらいであったかに加え、2022年までにどのくらいの市場に成長するか予想しています。
チャットbotに興味がある担当者や今後のチャットbot市場に関心がある方にとって有益な情報が多いでしょう。
ABテスト用のWordPressのプラグインを比較 – ferret
画像引用:https://ferret-plus.com/13255
WebマーケティングにおけるCROの1つ「ABテスト」。複数のテストページを作成・運用し、最も成果のあったパターンを見つけ採用することを指します。
この記事では、世界的に使用されているCMS・WordPressのABテストができるプラグインを7つ紹介しています。
それぞれのプラグインごとに特徴やできること、便利な点を紹介しています。ABテストができる複数のプラグインを比較して最も自社サイトにあったものが選べるようになっています。使いやすいABテストができるプラグインを探しているという方にはおすすめです。
今後必要となるツーステップマーケティングについて分析 – ECのミカタ
画像引用:https://ecnomikata.com/column/24217/
2017年12月1日に特定商取引法が改正になったのに伴い、近年ネット広告表現に対しての規制は強化されました。しかし、消費者とのトラブルは増加している一方。消費者の広告に対する不信感も増えていることから今後需要が増えるであろう「ツーステップマーケティング」について本記事では取り上げています。
ツーステップマーケティングとは、見込み客を集めて顧客へと成長させていくマーケティング手法。ツーステップマーケティングにはどんな特徴があるのか、どのような業界で活用されるのかなどを紹介しているので、新たなマーケティング戦略を考えるときのヒントになるかもしれません。
GoogleのBERTアップデートが及ぼす影響を考察 – SEO Japan
画像引用:https://www.seojapan.com/blog/how-googles-bert-update-will-affect-content-marketing
ユーザーにとって有益な情報を提供するため日々アップデートをおこなっているGoogle。本記事では、2019年10月末にアナウンスされた新しいアップデート「BERT」について取り上げています。
「BERT」とは、「Bidirectional Encoder Representations from Transformers」の略称。しかし、実際どういった内容のアップデートなのかコンテンツマーケティングにどのような影響を及ぼすのかあまりよくわかっていない担当者も多いはず。本記事では、BERTとは何か、BERTを踏まえてWeb担当者はどのようにSEO戦略を変更すべきなのかが解説されています。
まとめ
ツーステップマーケティングやインフルエンサーマーケティングの記事など今週はマーケティングやマーケターが参考にできる記事を多く紹介しました。
個人的に面白いなと感じたのが、ウェブ電通報の「シリコンバレー式、イノベーションを生み出すアプローチとは?」の記事です。
イノベーションとは、オリジナルのものを生み出すことと考えがちですが、シリコンバレーでは「問題・課題」を見つけだし、それを解決してより良いものを作っていくことがイノベーションの考え方とされています。
今や問題・課題解決能力はビジネスに欠かせないスキルであると痛感しました。私自身、まだまだ足りないスキルなので、レベルアップして身につけていきたいスキルですね。