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記事タイトルWordPressのバージョン確認方法と安全にバージョンアップする方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/wordpress-version-upgrade/
記事タイトルWordPressのバージョン確認方法と安全にバージョンアップする方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/wordpress-version-upgrade/
POINTこの記事をざっくり言うと
WordPressのバージョンアップの方法と注意点を紹介。
自分WordPressのバージョンを調べられる。
バージョンアップの際の不具合の解決法を紹介。
WordPressをセキュリティ面からバージョンを確認して、更新していくことがこの記事では自分のWordPressのバージョンを確認する方法や、バージョンアップにおける注意点などを説明します。
WordPressのバージョンの確認方法
バージョンを確認する方法は大きく分けて3つ あります。まずは簡単に確認できる方法から見ていきます。
WordPressのダッシュボード画面から簡単に確認する
現在使用しているWordPressのバージョンは、ダッシュボード画面から簡単に見ることができます。WordPressを開き、左のメニュー画面から「ホーム」を選択します。そしてその中の「概要」という場所に現在のバージョンが表示されています。
「WordPress4.8.8」のようにバージョンが表示されます。
このように概要欄が開かれていない場合は、右の▽マークをクリックすることで開くことができます。
ページ上にバージョンを表示させたい時はPHPコードを記述
テーマの編集から任意の場所に以下のコードを記述すると、サイトのページ上にバージョンが表示されます。
<?php bloginfo(‘version’); ?>
「外観」→「テーマの編集」からPHPコードを記述します。任意の場所に上のコードを記述して「ファイルの更新」をクリックしてください。
下の画像のようにページ上にWordPressのバージョンが表示されるようになります。
これはページに訪れた他の人も見ることができます。他の人に見られたくない場合は、確認後に必ずコードを消しておきましょう。
WordPressにログインせずにHTMLソースから確認する
GoogleChromeのデバックツールなどを使ってページのHTML情報を表示すると、バージョンが記述されています。このやり方は、WordPressにログインせずにバージョンを確認することができます。
GoogleChromeを使ってHTMLソースを見る場合は、調べたいページを開き、コンテキストメエニュー(右クリックで開けるショートカットメニューのこと)から「ページのソースを表示」をクリックし見ることができます。
このようにHTMLソースの中にWordPressのバージョンが記述されています。コアファイルを編集している場合などでは表示されないことがあります。
そもそもバージョンとは?
WordPressのバージョンとは、WordPressが何回バージョンアップされているかを示すものです。WordPressはオープンソースのブログソフトウェアで、現在でも開発が続けられています。バグや脆弱性への対応、新機能の追加などをする際に、バージョンアップという形でWordPressの機能増強が行われます。
現在、自分の使っているWordPressが何回バージョンアップされたかを示すものがバージョンです。
バージョンアップの種類
バージョンアップは大きく2種類に分けられます。
1つ目が新しい大きな機能を追加する「メジャーバージョンアップ」
4.8.8→4.9.1や4.8.8→5.0.1のように左2桁の桁が変わります。
2つ目が小規模な機能の追加やバグの修正をする「マイナーバージョンアップ」
4.9.2→4.9.3のように最後の桁が変わります。
どんな時にバージョンを確認すればいいの?
実際にどんなタイミングでバージョンを確認すればよいのでしょうか。ここでは自分WordPressのバージョンを確認した方が良い場合の一例を紹介します。
プラグインに不具合がある、プラグインをアップグレードしたい時
WordPressのバージョンとプラグインの機能に互換性がある場合があります。プラグインがWordPressの新しいバージョンに対応していないのにアップグレードしてしまった時や、自分のWordPressのバージョンにプラグインが対応しなくなった時などにプラグインに不具合が生じることがあります。
プラグインをアップグレードする際も同様に、不具合が生じる場合があるので注意しておきましょう。
プラグインのバージョンとの互換性を簡単に見る方法は以下の通りです。
まずは「インストール済みプラグイン」から調べたいプラグインの「詳細を表示」をクリックします。
すると、このように必須バージョンと対応するバージョンを見ることができます。
WordPressのバージョンに脆弱性が見つかった時
WordPressを使っていると、あるバージョンで脆弱性が見つかったというニュースを見ることがあるかもしれません。そのようなニュースを見た時は、自社サイトが脆弱性のあるバージョンを使っていないかをすぐに確認する必要があります。
WordPressのバージョンに関する脆弱性のニュースの例
「WordPress」に複数脆弱性、「同5.0.1」がリリース – 旧版向け更新も より
脆弱性が見つかったバージョンを使っていた際は、セキュリティに大きな問題を抱えることになるため、早急なバージョンアップを行いましょう。
バージョンアップする方法
バージョンを確認した結果、バージョンアップする必要があるとなった場合のやり方について説明していきます。
バージョンアップ前の注意点
サーバーが対応しているか確認する
サーバーのPHP・MySQLのバージョンがWordPressの最新バージョンに対応していない場合、そもそも最新のバージョンを利用することができません。利用できるかはじめに確認しましょう。
プラグインが対応しているか確認する
WordPressの最新のバージョンには、プラグインが対応していない可能性があります。
メニューの「インストール済みプラグイン」から調べたいプラグインの「詳細を表示」をクリックして、プラグインが新しいバージョンに対応しているかどうか確認しておくようにしましょう。
バージョンアップ前の準備
必ずバックアップをとる
バージョンアップすると、まれに何かしらの問題が生じ、サイトが真っ白になってしまいWordPressのデータが消失してしまう可能性があります。万が一の事態に備えて、バックアップは必ず取っておくようにしましょう。
プラグインを全て停止する
プラグインを有効にしたままバージョンアップをすると問題が生じる可能性があります。
バージョンアップする際は、必ず全てのプラグインを停止しておきましょう。
メニューの「インストール済みプラグイン」から全選択を行い「停止」を指定して適用すると簡単に行うことができます。
バージョンアップする方法
注意点を把握し、準備を終えたらバージョンアップを行いましょう。
まずはダッシュボードから「更新」「上のマーク」「今すぐ更新してください」のいずれかをクリックします。
WordPressの更新画面に移動するので「今すぐ更新」をクリックします。ワンクリックで更新が始まります。
更新が完了した後は、停止したプラグインを有効にしておきましょう。
まとめ
この記事ではWordPressのバージョンを確認する方法やバージョンアップについて説明してきました。適切なタイミングで自分のWordPressのバージョンを確認し、適切なバージョンアップ方法を知ることで、安心してWordPressを使ってください。
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