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記事タイトルWordPressおすすめプラグイン37選と完全マニュアル
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/wordpress-plugin/
記事タイトルWordPressおすすめプラグイン37選と完全マニュアル
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/wordpress-plugin/
POINTこの記事をざっくり言うと
プラグインのインストールし導入することができる
実際のWeb制作で使っているプラグインなど状況にふさわしいプラグインを知れる
プラグインとは何かがわかり、人に説明したり提案したりすることができる
みなさんこんにちは!エンジニアの高澤です。
今回はWordPressに欠かせない便利な機能「プラグイン」について解説したいと思います。
「そもそもプラグインって何?」
「プラグインの種類がたくさんあって何を使ったらいいかわからない」
「プラグインを使ったら不具合が起こった」
など、WordPressの初心者の方にとって、初めはわからないことが多くあるかと思います。
簡単にいいますと、プラグインとはさまざまな便利な機能を追加できる機能です。
当記事の内容をざっと眺めていただければわかるかと思いますが、かなり実用的で多くの場面で役に立つプラグインがたくさん存在することがわかると思います。
実際のWordPressでのWebサイト制作では必須の機能といっても過言ではなく、プラグインなしではWordPressは語れません。
今回の内容は絶対におさえたいプラグインの基礎知識と、サイト制作や運用で使われる絶対に知っておきたいプラグインを厳選してご紹介しております。
ぜひ当記事で実用的で実際の開発で使われているプラグイン を知っていただき、制作に活かしていただければと思います。
プラグインとは
用途に合わせてさまざまな機能を加えることができるWordPressの拡張機能をプラグインといいます。
WordPressをインストールした直後の状態(デフォルトの状態)だと、投稿機能やユーザー管理機能など最低限の機能が備わってますが、途中でどうしても物足りなさがでてしまいます。
そこで、「プラグイン」が登場します。
プラグインを追加することによって、欲しかったあの機能をクリック1つで追加することができ、プログラミングの知識なく簡単にメディアサイトやECサイト、予約サイトなどを構築することができます。
プラグイン のメリット
プラグインには下記のメリットがあります。
・基本的に無料。有料もあるが無料プラグインで十分便利な機能を実現可能。
・SNS、EC機能、予約システムなどクリック1つで実現可能
・開発コストを大幅に抑えられる
・プログラミングの知識があれば、ご自身でカスタマイズ可能
それぞれ解説いたします。
基本的に無料。有料もあるが無料プラグインで十分便利な機能を実現可能
プラグインは基本的に無料で利用することができます。
中には有料のプラグインがありますが、パターンとしては「ある程度の機能までは無料だがより高度な機能を利用するとなると有料」が多いです。
ですが、筆者はこれまでWordPressでサイトを立ち上げてきた中で有料のプラグインを利用した覚えは一度もありません。
つまり、実際のサイト制作では無料のプラグインを利用して十分に高機能な実装がされており、語弊を恐れずにいうと有料のプラグインは必要ありません。
SNS、EC機能、予約システムなどの構築をプラグイン1つで実現可能
WordPressの魅力の1つとして、単なるブログサイトにとどまらず、プラグインによってSNSになったりECサイトになったりとサイトを変化自在に姿を変えることができます。
開発コストを大幅に抑えられる
CMSの1つであるWordPressを導入している時点で開発コストは抑えるられていますが、あったら便利な機能を導入するコストもプラグインをインストールするだけで実現できてしまうので、制作工数の大幅なコストダウンになります。
プログラミングの知識があれば、ご自身でカスタマイズ可能
後ほど解説しますが、プラグインの注意点としてそれぞれの機能は各々のプラグインに依存してしまいます。
ですが、プラグインはPHPというプログラミング言語で作られたシステムなので、プログラマーやエンジニアなどプログラミングができる方に依頼すれば機能をカスタマイズすることができます。
プラグインの注意点
プラグインには下記の注意点があります。
- インストールしすぎるとサイトが重くなってしまう
- 機能の内容はプラグインの仕様に依存する
- プラグイン作者による更新・メンテナンスがないと不具合やハッキングのリスクがある
- サイトの仕様や複数のプラグインの競合によって不具合が発生する可能性がある
それぞれについての詳細と解決策を詳しく解説いたします。
インストールしすぎるとサイトが重くなってしまう
プラグインはPHPで作られたプログラムなので、入れすぎるとサイトが重くなってしまいます。
なので、サイトに合わせて必要なものだけインストールするようにしましょう。
プラグイン作者による更新・メンテナンスがないと不具合やハッキングのリスクがある
プラグインは人の手によって作られているものである以上、不具合が起きたり、クラッカーなど悪い人がプログラムの脆弱性を見抜きハッキングされてしまう可能性があります。
その中で更新・メンテナンスがしっかりされているプラグインに関しては不具合など都度修正してくれているので、安心して使うことができます。
機能の内容はプラグインの仕様に依存する
プラグインは欲しかったあの機能をクリック1つで追加してくれる大変便利な拡張機能ですが、機能の内容はそれぞれのプラグインごとに依存します。
同じような機能を提供しているプラグインはいくつかあるので、ご自身でいいと思ったプラグインをインストールして使用するようにしましょう。
筆者の感想ですが、実際のところプラグインを使用していて不便に感じたりすることは今のところなく、問題なく使えているなといった感想です。
サイトの仕様や複数のプラグインの競合によって不具合が発生する可能性がある
プラグインはプログラミング言語で作られたプログラムなので、当然何か不都合なことがあると不具合が発生してしまいます。
よくあるパターンが、プラグインを複数使用している中でプログラムの内容的に競合がおこってしまい画面にエラーがでてしまうなどがあります。
また、インストールして有効化したけど何も起こらない…などもあります。
ですが、こういうことはあまりないので、まずはインストールしてみて様子をみて問題なさそうであれば使用し、問題があれば他のプラグインを選択したりサイト自体の修正をおこなってみるのがいいでしょう。
プラグインを選ぶ基準
安心して使うことができるプラグインを選ぶ基準を参考にされると良いかと思います。
- 更新・メンテナンスが頻繁に行われている
- 利用者数が多い
- 評価が高い
- ネット上に存在する情報の数
それではそれぞれ解説します。
更新・メンテナンスが頻繁に行われている
プラグインは作者によって更新・メンテナンスが行われますが、その目的は不具合の修正であったり脆弱性を突いてくるクラッカー対策などです。
なので、更新頻度が落ちてしまっているとその期間にクラッカーは脆弱性を見つけられてしまうなどのリスクがあるため、頻度は重要な基準となってきます。
利用者数が多い
プラグインに脆弱性が見つかればそのプラグインの作者に連絡することによって修正を行ってくれます。
なので、利用者数の数が多ければ多いほど脆弱性の発見率が上がり、プラグインの安全性が確保されます。
また、利用者数が多いということはそれだけの信頼があるので、機能の質と安全性が担保された良質なプラグインだといえます。
評価が高い
プラグインは利用者によって星の数で評価できるようになっており、ユーザーの生の評価を知ることができます。
利用者の数と同時にユーザーの評価とセットで確認することで、安心できるプラグインの選択基準となるでしょう。
ネット上に存在する情報の数
プラグインはインストールしてから使い方や問題が起こった時の対処法などを調べる場面が結構でてきます。
筆者もサイト制作でプラグインを扱う際に必ず使い方をネット記事や書籍で確認しています。
むしろ、情報を確認しなければ使い方がわからないことが多々あったり、書籍などで解説されているプラグインは数少ないので、ネットの情報はかなり重宝しています。
なので、インターネット上の情報や書籍など多くの情報が出回っているほど、それだけ実用的であり多くの人に使われている実績があるので、選択基準の1つとなるかと思います。
プラグインのインストール方法
さっそくプラグインをインストールしてみましょう。
ここでは例としてお問い合わせフォーム機能を追加することができる「Contact Form 7」というプラグインをインストールしてみたいと思います。
1、WordPressの管理画面左メニューにある「プラグイン 」をクリックします。
2、「新規追加」をクリックします。
3、画面右上にプラグイン名の検索テキストボックスがあるので、「Contact Form 7」と入力します。(※英数字の大文字小文字を間違えると検索に引っかからない場合があるのでご注意ください)
4、プラグインの検索結果が一覧が表示されるので、表示されたContact Form 7の「今すぐインストール」をクリックします。
5、ボタンが「有効化」に変わるので、クリックします。
6、「インストール済みプラグイン」をクリックし、インストールされているプラグインの一覧の中にContact Form 7が追加されているのがわかります。
7、管理画面左メニューを確認すると「お問い合わせ」が追加されているのが確認できたので、これでプラグインのインストールが完了です。
絶対に知っておきたいプラグイン37選
ここからは運用面と開発面の両方において絶対に知っておきたいおすすめのプラグインを厳選してご紹介します。
筆者はエンジニアとして開発とライティングの両方に携わっておりますが、WordPressを使用している以上プラグインを導入することは必須だといえます。
サイトの状況によって使うべきプラグインは変わってくるかと思いますが、知っておくだけで後々かなり役に立ちます。
お問い合わせ系プラグイン
お問い合わせフォームを作成するなら「Contact Form 7」
WordPressにお問い合わせのページを簡単に作成できるプラグインです。
WordPressのお問い合わせ系プラグインの中では一番有名な日本製のプラグインなので、信頼性も高いです。
充実した機能が備わっており、設定できる情報の入力項目の種類が豊富で、また自動返信メールの設定など細かく柔軟に設定することができます。
このプラグインのおすすめポイント
・設定画面や使い方がシンプルでわかりやすいため、簡単にお問い合わせページが作れる。
・対応している拡張プラグインが豊富なため、機能のカスタマイズができる。
・お問い合わせ系のプラグインで最も使われているプラグインなため、安心して使える。
➡︎開発・運営での使いどころ
・コーポレートサイトなどで必要なお問い合わせページを実装する時
お問い合わせ情報のDBを作成し保存するなら「Contact Form Database Addon-CFDB7」
Contact Form 7で作成したお問い合わせページから送られてきた情報をデータベースに自動保存してくれるプラグインです。
保存された情報は、専用の管理画面から一覧で確認することができ、その情報をCSV形式でエクスポートすることもできます。
事前にインストールされたContact Form 7と組み合わせて使います。
このプラグインのおすすめポイント
・先にContact Form 7を設定しておけば、インストールして有効化するだけで使えるようになる
・保存した情報一覧を検索して閲覧できたり、CSV形式でエクスポートができたりと高機能
・画像ファイルなどのデータも保存され、閲覧できる
➡︎開発・運営での使いどころ
・お問い合わせフォームから送られてきたお客様情報を保管しておきたいとき
お問い合わせメッセージを保存するなら「Flamingo」
Contact Form 7で送られた入力データをデータベースに自動保存してくれるプラグインです。
情報は「アドレス帳」と「受信メッセージ」という非常にシンプルな2つのカテゴリに分けて保存され、メールアドレスや名前、またIPアドレスやどのページから送られてきたかなどの詳細なメタ情報を自動で保存してくれます。
事前にインストールされたContact Form 7と組み合わせて使います。
このプラグインのおすすめポイント
・ユーザーから送られてきた情報の詳細度が高く、簡易なCRMに最適
・ユーザー情報一覧をCSVファイルとしてエクスポートができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・Contact Form 7で送られてきたメッセージ情報を保存したい。
・簡易なCRM機能を導入したいとき
Contact Form 7に確認画面を追加したいなら「Contact Form 7 add confirm」
Contact Form 7のデフォルトの状態のままでは使用できない入力情報の確認画面ページを実装することができるプラグインです。
一般的にお問い合わせフォームにユーザーが情報を入力して送信する前に、その内容を確認するために入力情報の確認ページが表示されるという流れのシステムが多いです。
この送信前に確認するというステップがないと、ユーザーは誤りなく自分の情報を入力することができたのか不安を感じてしまい、また、誤った情報のまま受付されてしまいメールが届かなかったり商品が送れなかったりとサイトによって様々な問題が発生してしまうリスクが高くなってしまいます。
それを不正でくれる手段の1つがこの「確認画面」を追加してくれる「Contact Form 7 add confirm」プラグインです。
事前にインストールされたContact Form 7と組み合わせて使います。
このプラグインのおすすめポイント
・Contact Form 7に確認画面ページの機能を追加して、簡単に設定できる
・管理画面から簡単に設定することができ、確認画面を追加するだけで誤送信のリスクを減らせる
➡︎開発・運営での使いどころ
・お問い合わせページでユーザーに誤った入力内容を送信させてしまうリスクを減らしたいとき
・誤送信のリスクを減らし、運用を効率的にしたいとき
運用・メンテナンス系プラグイン
サーバーのお引っ越し、バックアップなら「All in One WP Migration」
サーバーの引っ越しやバックアップをする時に全データをエクスポートし、簡単にインポートすることができるプラグインです。
エクスポートしたいデータは任意で選択することもでき、柔軟に扱うことができます。
また、自動でバックアップもとってくれるため、うっかりミスして前のデータが必要になった場合はその時点のデータに戻すことができます。
とても便利で高機能なのに使い方はとてもシンプルで簡単です。
筆者は開発の際に必ずインストールしており大変重宝しております。
このプラグインのおすすめポイント
・全て(投稿データや設定したカスタムフィールド、プラグインなど)のデータ移行が可能。
・インターフェースがシンプルでわかりやすいので、操作がかなり簡単。
・移行もしくはバックアップしたいデータだけを任意で選択できるなど柔軟に扱うことができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・サーバーを変えたことによってサイトデータの移行が必要になったとき
・定期的なバックアップをとりたいとき
ページのリンクを別のリンクにリダイレクトしたいなら「Redirection」
サイト内のURLを管理画面から簡単にリダイレクト設定ができるプラグインです。
基本的にリンク切れやサーバー移転などリンクが変更せざるをえない場合に404エラーの対策として.htaccessファイルにリダイレクトさせるプログラムを書いて対応しなければなりませんが、Redirectionプラグインを使えば管理画面から設定するだけでリダイレクト設定が簡単にできます。
このプラグインのおすすめポイント
・管理画面の操作がシンプルで使いやすいため、簡単にリダイレクト設定ができる
・サーバーにある.htaccessファイルを書き換える必要がないため不具合やエラーのリスクがない
➡︎開発・運営での使いどころ
・サイトやサーバーの移行でドメイン変更で404エラーが発生して対応しなければいけないとき
・ドメイン変更による対策として移転元のリンクのSEOを移転先に引き継ぎたいとき
SEO・高速化に便利なプラグイン
ページごとにSEO対策の詳細な設定をしたいなら「All in One SEO Pack」
各ページごとに詳細にSEO対策のための設定をすることができるプラグインです。
代表的な設定として、サイト全ページのタイトルやディスクリプションなどmetaタグをそれぞれのページごとに編集できたり、SNS対応するためのmetaタグの編集、Googleアナリティクスのコードの設置など、SEO関係の多くを細かく設定できます。
このプラグインのおすすめポイント
・SEOの設定をするための機能はこのプラグイン1つで十分
・全ページの詳細なSEO設定ができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・全ページのSEO対策をしたいとき
・SEOの改善が必要になったとき
画像を自動圧縮させるなら「EWWW Image Optimizer」
WordPressに設定した画像のデータ容量を自動で圧縮してくれるプラグインです。
画像のデータ容量が大きいとサイトの表示速度にかなり影響がでてしまいます。
表示速度が遅くなるとSEO的にもユーザー的にも問題になってしまいサイトが見られなくなってしまうリスクがあります。
そこでサイト上にある画像全てを自動圧縮し、インストール移行記事編集者などが画像をアップした時に自動圧縮してくれるようになります。
このプラグインのおすすめポイント
・すでにアップ済みの全ての画像を圧縮してくれるのと、インストール後の画像も自動圧縮してくれる
・サイトの表示スピードを上げてくれる
➡︎開発・運営での使いどころ
・メディアサイトやブログなど何人かで運用する場合に画像の容量の対策をしたいとき
画像のサイズを自動でリサイズするなら「Imsanity」
既存の画像やアップロードした画像のサイズを自動でリサイズすることができるプラグインです。
実はサイトの高速化でけっこう効果的なのが画像のサイズを小さくすることです。
画像のデータ容量は結構重いので、ページの表示スピードにかなり影響してきます。
当記事で解説した「EWWW Image Optimizer」など画像圧縮系プラグインは圧縮といってもメタデータを圧縮するなどあまり効果がない場合があります。
そんな時に根本的に画像のサイズを小さくして物理的に容量を小さくするのが一番効果があります。
このプラグインのおすすめポイント
・画像の横幅、縦幅とサイズを物理的にサイズを小さくしてくれるのでページ高速化にかなり効果的
・アップロードした画像や既存の画像を一括で自動でリサイズしてくれる
➡︎開発・運営での使いどころ
・既存の特大の画像を一括で手軽にリサイズしたいとき
・運用の中で誰かが特大の画像をアップロードしたとしても自動でリサイズする仕組みにしたいとき
データベースを最適化して高速化するなら「WP-Optimize」
データベースにある不要になったデータを削除しデータベースの容量を軽くすることでサイトの処理の高速化を図るためのプラグインです。
WordPressのデータベースには他にもプラグインをインストールしては削除したりなどして不要なデータが残ってしまいそれが処理の重さを引き起こしてしまう可能性があります。
また、特にWordPressの機能である自動で生成されるログファイルなどは大量にデータベースに残ってしまうことがよくあるため、これら不要になったデータやログファイルなどを削除しデータベースを最適化することによって、処理の高速化を実現するというわけです。
このプラグインのおすすめポイント
・データベースの最適化やログファイルを削除することができる
・すでに使っていないプラグインの残骸データを削除することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・プラグインを頻繁にインストールしたり削除したりしているため不要なデータをなんとかしたいとき
・投稿作業が頻繁に発生するため、自動生成されたリビジョンを削除したいとき
HTMLやCSSを圧縮してサイトスピードをあげるなら「Autoptimize」
HTML・CSS・JavaScriptの改行や余分なスペースを削除しプログラムをつめて圧縮してくれるプラグインです。
画像を圧縮したりする以外に高速化に効果的な手法の一つがHTMLやCSSなどのプログラムの圧縮です。
圧縮できるのはHTML、CSS、JavaScriptの3つのプログラムと画像となっており、それぞれ必要であれば圧縮し最適化することができます。
このプラグインのおすすめポイント
・設定次第でわりと柔軟にHTML・CSS・JavaScriptを圧縮できる
・戻したければプラグインの有効化を解除すれば戻るのでいつでももとに戻せる
➡︎開発・運営での使いどころ
・コード中にコメントアウトの量が多くて処理に影響がでてしまっている可能性があるとき
・画像の圧縮、データベースの最適化以外にも高速化の対策をしたいとき
画像を遅延読み込みさせるなら「Lazy Load」
サイトのページを高速化させるために画像の遅延読み込みさせるためのプラグインです。
画像の読み込みを遅延させることによってHTMLとCSSを先にレンダリングさせて、まずはページの表示を最優先にしてページの表示を高速化します。
このプラグインのおすすめポイント
・画像の読み込みよりページの表示が最優先されるため効果があり高速化が実感しやすい
➡︎開発・運営での使いどころ
・画像の圧縮、リサイズに加えて徹底的に画像によるページ高速化をしたいとき
記事ページ下に「気に入ったらいいね!」ボタンを設置するなら「VA Social Buzz」
記事ページの下によくある「気に入ったらいいね!」ボタンとtwitter、facebookのフォローボタンを設置してくれるプラグインです。
いいね!の数を増やすことによって評価されている記事であることをアピールしたり、SNSを利用してフォローを促すボタンを設置できたりと大変便利な機能です。
このプラグインのおすすめポイント
・ブログやメディアサイトでよくある「気に入ったらいいね!」ボタンを簡単に自動で記事ページ下に設置できる
・専用の管理画面から表示させるテキストや背景色、どの投稿タイプに表示させるかなど詳細な設定が可能
➡︎開発・運営での使いどころ
・記事ページ下に「気に入ったらいいね!」ボタンを設定していいね!やシェアの数を獲得したいとき
記事にSNSシェアボタンを設置するなら「WP Social Bookmarking Light」
記事ページにfacebookやtwitter、はてなブックマーク、Poket、LINEなどのいいねボタンやシェアボタンを設置することができるプラグインです。
ブログやメディアサイトには必ずといっても過言ではないぐらいシェアボタンやいいねボタンは設置すべきなので、このプラグインは使用すべきでしょう。
このプラグインのおすすめポイント
・管理画面で設置させたいSNSのボタンを任意で指定して設置することができる
・記事の上下に設置するのか、上だけか下だけかなどを柔軟に設定することができる
・管理画面からCSSを記述できるなどカスタマイズ性にも優れている
➡︎開発・運営での使いどころ
・手間をかけずに記事ページにシェアボタン、いいねボタンを設置したいとき
キャッシュを利用してページを高速化するなら「WP Super Cache」
ページを開くたびに動的なHTMLを読み込むのではなく、WordPressから静的なHTMLファイルを生成してそのHTMLをユーザーに返すことによってサイト表示の高速化をしてくれるプラグインです。
開発元がJetpackプラグインで有名なAutomattic社が運営しているためメンテナンスなど更新頻度も多く、またインストール数も100万以上もあるため信頼ができるプラグインといって良いかと思います。
筆者もWordPressで制作したサイトには必ず使用しております。
高速化する手段の1つとしてインストールされることをおすすめします。
このプラグインのおすすめポイント
・簡単な設定からいろいろと細かい設定まで柔軟にキャッシュの設定ができる
・ページキャッシュのみを提供しているため、設定画面がシンプルで使いやすい
・開発元がWeb開発会社であるAutomattic社が提供しておりメンテナンスの頻度が多いため信頼性がある
➡︎開発・運営での使いどころ
・高速化の手段の一つとしてキャッシュを利用したいとき
ユーザー向けのHTMLサイトマップを自動生成させたいなら「PS Auto Sitemap」
ユーザーが目的の記事を見つけやすくするためにサイト内の全ページを把握できるサイトマップページを自動で作成できるのがこのプラグインです。
メディアサイトやブログなどページ数が多かったりカテゴリ階層が複雑なサイトだと、新しい記事を投稿する度にサイトマップをいちいち編集するのは大変面倒な作業になってしまいます。
その編集を自動でおこない、かつ固定ページなどでサイトマップページを作成することができるのがこの「PS Auto Sitemap」です。
デザインも豊富に用意されているため、サイトに合わせて作成しましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・サイトマップが自動で生成され、更新も自動でおこなってくれる
・専用のショートコードを固定ページにコピペするだけで簡単にサイトマップページを作成できる
・デザインが豊富に用意されている
➡︎開発・運営での使いどころ
・HTMLサイトマップの生成と更新を自動化させて運用を効率的にしたいとき
・手間と時間をかけず簡単にデザインされたサイトマップページを作成したいとき
XMLサイトマップを自動生成させたいときは「Google XML Sitemaps」
XMLサイトマップを自動で生成させてGoogleクローラーにインデックスを促してくれるのがこのプラグインです。
記事の公開や更新に合わせてXMLサイトマップを自動で生成してくれて、検索エンジンに自動で通知してくれます。
また、検索エンジンに認識して欲しいページを優先順位をつけて設定できたり、また除外したいカテゴリーなど細かく指定できるので柔軟に設定可能です。
自動化せず公開の投稿や更新に合わせてその都度XMLサイトマップを編集するのは管理がとても大変です。
SEO対策の1つとして使用されることをおすすめします。
このプラグインのおすすめポイント
・公開や更新に合わせてXMLサイトマップを自動で生成してくれる
・更新の度にクローラーに自動で通知してくれるため、サイトの構造を早く認識してもらえる
➡︎開発・運営での使いどころ
・XMLサイトマップを自動で更新させることによって運用管理を効率化させたいとき
・更新の度にXMLサイトマップをクローラーに自動で通知させて手間を削減したいとき
サイトモジュール(部品)を作るプラグイン
簡単にページネーションを設置するなら「WP-PageNavi」
記事の一覧ページのページ送りであるページネーションを簡単に実装してくれるプラグインです。
ページネーションとはページ送りのことであり、例えば記事の一覧が全部で100件だとすれば、1ページに100件全てを表示するのではなく10件と区切りのいい数を表示させ、残りの90件を1ページ10件ごとに分割してそれぞれのページにリンクされたボタンの機能を設置することができます。
記事数の多いブログやメディアサイトではよく使われています。
一覧の数が多いことによってページを冗長にしたくない場合は使用しましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・管理画面からページネーションの部品のテキストや表示数など細かく設定できる
・設定したいページに専用の関数をコピペするだけで実装できるためとても簡易的でエラーのリスクが少ない
➡︎開発・運営での使いどころ
・ページネーションの実装に工数をかけたくないとき
・一覧ページで無駄に縦に長いページ
パンくずリストを設置するなら「Breadcrumb NavXT」
サイトのトップページから現在閲覧しているページまでたどってきた道筋であるパンくずリストを表示してくれるプラグインです。
ユーザーの使いやすさやGoogleクローラー対策などに貢献します。
パンくずリストを導入することによってユーザーにとってもSEOにとってもメリットがあるため、パンくずリストを表示すべきでない理由がない限り、パンくずリストを表示させましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・開発においてパンくずリストの実装工数をかけたくないとき
・管理画面から矢印のアイコンや装飾文字を簡易的にカスタマイズすることができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・SEOの強化や対策をしたいとき
・ユーザーの使いやすさを考慮して開発したいとき
サイトに記事のランキングを表示させたいなら「WordPress Popular Posts」
サイト内に記事のランキングを週・月・年など期間別に表示してくれるプラグインです。
ブログやメディアサイトなど記事をコンテンツの中心においているサイトでは、ランキング一覧をサイト内に設けることによって回遊率やユーザーの求める記事にたどりやすくなります。
このプラグインのおすすめポイント
・表示の設定方法として「ウィジェットを使う方法」と「プログラムを書いて実装する方法」の2つの方法があり、扱う人によって設定方法を選べる
・とても高機能であり、デザイン、機能ともにカスタマイズ性が高い
・専用の管理画面からページビューの数値などを確認することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・ブログやメディアサイトなどのサイドバーなどにランキング一覧を設置させてユーザーの回遊率をあげたいとき
カスタムフィールドを運用・開発で飛躍的に便利にする「Advanced Custom Fields」
WordPressに標準装備されているカスタムフィールドの機能を拡張させてかつ専用の管理画面によって使いやすくしてくれるプラグインです。
カスタムフィールドはデフォルトの状態のままでも使用することができますが、機能的に不十分なところがあり開発の面でも運用の面でも使いづらいです。
その使いづらさを解決してくれる優秀なプラグインがこのプラグインになります。
カスタムフィールドを扱う中で不都合を感じていれば迷わずインストールしましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・カスタムフィールド専用の管理画面が生成され、とても使いやすいインターフェースになっている
・標準の機能の幅をより広げて拡張してくれる
➡︎開発・運営での使いどころ
・カスタムフィールドを扱った運用を必要とするサイトの開発をするとき
クイック編集でカスタムフィールドを扱えるようにしたいなら「ACF QuickEdit Fields」
Advanced Custom Fieldsで設定したカスタムフィールドを「クイック編集」から簡単に編集できるようにするプラグインです。
例えばECサイトであれば商品の「値段」や「サイズ」など、商品ごとの細かいデータなどをカスタムフィールドとしてデータを設定できるようにするかと思いますが、わざわざ1つひとつ投稿編集を開いて設定するのはとても気が遠くなるほど手間と時間がかかります。
この地味ではありますが割と大きな問題を解決してくれるプラグインがこの「ACF QuickEdit Fields」です。
Advanced Custom Fieldsと組み合わせて使用しましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・ただでさえAdvanced Custom Fieldsで使いやすくなったカスタムフィールドの機能を拡張して「クイック編集」から扱えるようになる
・運用の効率化につながる
➡︎開発・運営での使いどころ
・ECサイトなど運用上でカスタムフィールドを多く使用するサイトの運用面を改善するとき
記事に自動で生成される目次機能を導入したいなら「Table of Contents Plus」
記事ページ中にある見出しのhタグを自動で目次として生成し表示してくれるプラグインです。
ブログやメディアサイトなどでは記事コンテンツを中心に運営されているため記事のページ数が多いですが、それぞれ目次をHTMLのベタ書きで作るとなると膨大な時間がかかってしまいます。
それは運用面でも開発面でも両方ともいえることなので、地味で労力のかかるこの問題を解決してくれるプラグインがこの「Table of Contents Plus」です。
目次が必要であればこの便利すぎるプラグインを使用しましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・インストールして有効化し、簡単な設定を済ませれば自動的に全記事ページに目次が表示される
・高機能なうえにデザインのカスタマイズ性が高く自由度が高い
➡︎開発・運営での使いどころ
・目次を実装する面倒な手間や工数を大幅に削減したいとき
・CSSで自由にデザインをカスタマイズしたいとき
広告バナー画像やHTMLなどを何回も使いまわしたいときは「Post Snippets」
広告バナー画像やサイトの部品としてのHTMLなどをショートコードとして設定しておき、記事の編集画面で何回も生成したショートコードを使いまわせるようにしてくれるプラグインです。
運用する中で何回も使い回すであろうコードをHTMLで何回も書いて実装するのはとても面倒で、かつ修正作業が発生した場合は全てのコードを修正しなければならなくなります。
そのような問題をショートコードを作成することで解決してくれる便利なPost Snippetsです。
このプラグインのおすすめポイント
・専用の管理画面から設定するだけで簡単にショートコードを作成することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・ブロガーの方など広告バナーの画像を使いまわしたいとき
閲覧履歴の一覧を表示させるなら「WordPress Posted Display」
Cookieなどを利用してユーザーごとに過去に閲覧した記事の一覧を表示してくれるのがこのプラグインです。
サイトによりますが、閲覧履歴があると何かと便利な場面があるかと思います。
例えば、教育系の動画配信サイトであれば過去に見た動画を繰り返し見たいといったことが多々あるかと思います。
サイドバーなど隅に設置されているだけで、ユーザーにとって使いやすくなります。
このプラグインのおすすめポイント
・専用の管理画面から閲覧履歴の一覧として表示させたいHTML要素を柔軟に設定できる
・表示させたいHTML要素を設定してショートコードを作成すればすぐに表示させることができる
・デザインや機能のカスタマイズ性が高い
➡︎開発・運営での使いどころ
・ユーザーごとの閲覧履歴の一覧を簡単に実装するとき
・動画配信サイトなどのサイドバーなどに過去の閲覧履歴の枠を設置したいとき
運用・編集作業で便利なプラグイン
記事の編集エディタを拡張したいときは「TinyMCE Advanced」
ビジュアルエディタや編集機能をより拡張し使いやすく便利にしてくれるプラグインが
「TinyMCE Advanced」です。
WordPressのデフォルトのエディタのままでは何かと不便なことがあります。
例えば、意図せずpタグやbrタグが消去されてしまったりして崩れてしまったり、またビジュアルエディタで使える機能が不十分だったりという、人によってはとても使い勝手が悪い状態であるといえます。
そういった執筆・編集する上で発生する問題を解決してくれるのがこのプラグインです。
特別な理由がない限りインストールすることをおすすめします。
このプラグインのおすすめポイント
・WordPressで初期状態で発生する編集機能の不都合な対応を管理画面で設定するだけで解消できるところ
➡︎開発・運営での使いどころ
・ブログやメディアサイトなどで記事ページのデザインに力を入れている場合は、テキストエディタで文字や画像にHTMLタグを当てはめている場合があるので、当てはめているpタグやbrタグなどを消去させない対応をするとき
サイト内の文字や数値、URLなどを別のものに置換したいときは「Search Regex」
サイト内にある文字や数値、URLなどを別の文字などに置換してくるプラグインです。
記事中のタイトルや本文の一部の文字や、URL、コメント内容など幅広い範囲で別のものに置換することができます。
例えば、サイトの引越しやサイトの名前や扱っている商品の名前、値段が変わったなど切り替えなどの急な対応に迫られたりするときがあるかと思います。
そんな時にいちいち各ページの編集画面を開いてテキストを書き換えるなどすると手間になってしまい時間もかかります。
そんな時に、このプラグインを使用すれば時間短縮にもなりまた漏れがなく確実に置換することができるので、必要な場面になったら使用しましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・テキストなどの置換作業を自動化してすぐに完了するので、時間短縮にも工数削減にもつながる
・記事ページやコメントなどの文字などを置換できるため柔軟に対応することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・リニューアルにおいてのサイト名の変更対応や、商品名・値段の変更対応などに迫られたとき
・手間や時間がかかってしまう置換作業を時間かけずに確実に置換したいとき
初期の編集エディタであるGutenberg を1つ前のエディタに戻したいなら「Classic Editor」
WordPressの初期の編集エディタであるGutenbergを1つ前の旧エディタに切り替えてくれるプラグインがこのプラグインです。
WordPressのバージョンアップにしたがって編集エディタもビジュアルが変わり、旧エディタにはなかった機能が追加されるなどいろいろなど大幅な変更がありましたが、長いこと使い慣れた旧エディタの方が使いやすい場合が現状としてあります。
それを解決してくれるのがこの「Classic Editor」となります。
新エディタが使いづらいなという方は迷わずインストールしましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・インストールして有効かするだけで旧エディタの仕様に切り替えられる
➡︎開発・運営での使いどころ
・ワードのような使用感のある旧エディタを採用したいとき
別枠で新たに投稿機能を追加したいときは「Custom Post Type UI」
WordPressに標準で搭載されている「投稿」機能と「固定ページ」機能以外にさらに記事ページや個別のページを投稿できる機能を追加してくれるのがこのプラグインです。
使用例としては、コーポレートサイトであれば企業のお知らせ情報(ニュース)などを掲載するかと思いますが、その更新作業の枠を設けるために必要になります。
サイトの運用効率を上げるための開発をするときに重宝されるプラグインなので、使い方を覚えておいて損はありません。
このプラグインのおすすめポイント
・投稿機能(投稿タイプ)を専用の管理画面から新たに追加することができる
・投稿タイプの設定を細かく柔軟に設定することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・コーポレートサイトやメディアサイトなど多くの投稿機能を必要とするサイトの運用効率を上げたいとき
記事中にソースコードを見やすく表示させたいときは「Crayon Syntax Highlighter」
記事中にソースコードを載せたいときに自動で見やすいデザインで装飾してくれるのがこのプラグインです。
技術系のブログなどではソースコードを掲載することが多く、またソースコードの見栄えがいいとプログラムに大して見やすさが上がり、安心感も生まれるのでユーザーも利用しやすくなると思います。
※PHPのバージョンを7にアップするとエラーがおこってしまう現象が確認されているため、下記に簡単に解決方法を掲載いたします。
Crayon Syntax Highlighterをインストール後、有効化をする前に(エラーが発生してしまうため)、管理画面左メニューの「プラグイン」→「プラグインエディター」→「編集するプラグインを選択:Crayon Syntax Highlighter」→「crayon_langs.class.php」→340行目あたりを確認して下記のようにコードを書き換える
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<?php function clean_id($id) { $id = CrayonUtil::space_to_hyphen( strtolower(trim($id)) ); //return preg_replace('/[^\w-+#]/msi', '', $id); return preg_replace('/[^\w\-+#]/msi', '', $id); } ?> |
「ファイルを更新」→プラグインを有効化すれば使えるようになります。
このプラグインのおすすめポイント
・HTML・CSSの知識がなくても見栄えよくきれいにソースコードを記事に掲載することができる
・ソースコードを掲載するための運用の手順が簡単になる
・PHPやJavaなど言語ごとに色分けの設定ができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・技術系のブログやメディアサイトなどでソースコードを掲載するとき
サイト内にあるリンク切れをチェックして報告してくる「Broken Link Checker」
サイトに設置されているリンクがリンク切れを起こしていないかをチェックしてくれるのがこのプラグインです。
サイトを運用する中でリンクの設定をし忘れたり、途中でURLが変わってしまったりしていつの間にかリンク切れが起こってしまっていたなんてことがあるかと思います。
そういったデリケートなaタグのリンクですが、サイト内にはいくつもリンクが存在する場合が多く、例えリンク切れが起こってしまっていたとしてもそれを見つけ出すには大変労力のかかる作業が発生してしまいます。
また、リンク切れを起こしてしまうと信頼を失ってしまっているため、SEO面で評価が下がってしまう可能性があります。
そんな問題を解決してくれるのがこのリンク切れを検知してくれる「Broken Link Checker」です。
このプラグインのおすすめポイント
・専用の管理画面で柔軟に設定ができる
・自動でリンクを検知してくれるため労力を大幅に削減できる
➡︎開発・運営での使いどころ
・サーバーやサイトの引越しによってURLが変更されてしまう場合に、リンク切れを確認したいとき
・SEO対策で評価にかかわってくる可能性のあるリンク切れの対応をしたいとき
投稿や固定ページ一覧の順番を自由に並べ替えたいときは「Intuitive Custom Post Order」
管理画面で投稿や固定ページなどの一覧ページでそれぞれをドロップ&ドラッグで順番を自由に入れ替えることができるのがこのプラグインです。
WordPressの初期状態のままだと投稿された順で表示されますが、運用しやすいように順番を自由に入れ替えたいと思うことがあるかと思います。
それを可能にしてくれるのがこのプラグインになります。
一見機能は地味ですが、運用面で便利なプラグインだといえます。
必要であれば迷わずインストールしましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・直感で自由にドラッグ&ドロップで投稿などの一覧を並べ替えることができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・
投稿タイプ(投稿の種類)を自由に変更することができる「Post Type Switcher」
投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプそれぞれの記事を自由に他の投稿タイプに変更することができるのがこのプラグインです。
こちらのプラグインも運用面や開発面で大きな威力を発揮するプラグインです。
例えば記事を固定ページで更新していたが、ある時「投稿」から記事を投稿したいという要望が発生したとき、これまで投稿してきた記事データを「投稿」に移行する必要がでてくるかと思います。
そんな時にこのプラグインを使えば簡単な操作で移行することができるようになります。
覚えておくと後々役に立つことがあるでしょう。
このプラグインのおすすめポイント
・簡単な操作をするだけで投稿タイプの移行ができてしまう
・プログラマーなど専門家でもリスクのあるデータベースの移行のための知識が一切不要である
➡︎開発・運営での使いどころ
・ブログやメディアサイトなどの運用途中で「投稿」にある記事を新たに作ったカスタム投稿タイプに移行したいとき
開発作業で便利なプラグイン
開いているページが何のテンプレートファイルに対応しているのかを可視化したいときは「Show Current Template」
現在開いているページが何のテンプレートファイル(WordPress仕様のPHPファイル)なのかをログイン中に表示される画面上のタスクバーで確認できるのがこのプラグインです。
例えばエンジニアなど開発担当者がWordPressでWeb開発する場合によくあるパターンとして、「今開いているページをカスタマイズしたいけどどのテンプレートファイルを使っているのかわからない…」ということがよくあります。
そんな開発者にとって深刻な問題を解決してくれるプラグインが「Show Current Template」です。
このプラグインのおすすめポイント
・ログイン中に表示される画面上のタスクバーに表示してくれるため、確認がしやすい
➡︎開発・運営での使いどころ
・現在開いているページの機能やデザインを変えたいときにカスタマイズすべきテンプレートファイルを効率的に確認したいとき
公開中の画面と管理者の画面で分けてテーマをカスタマイズしたいときは「Theme Test Drive」
WordPressにログインしてからみることのできる管理者のサイト表示画面と、一般のユーザーがみることのできるサイト表示画面を分けてテーマをカスタマイズすることができるのがこのプラグインです。
テーマを開発・カスタマイズするときに公開中のテーマをいじるとなると、万が一ページを崩してしまった時にそれがユーザーにみられてしまうリスクがあります。
また、開発者視点でもう一点あげると、テーマの開発や微修正をするたびにテスト用に用意したWordPressにアクセスするというのは時間も取られてかつ面倒な場合が多いです。
そういった問題解決をしてくれるプラグインがまさに「Theme Test Drive」です。
このプラグインのおすすめポイント
・ユーザーにバレずに安全にテーマのカスタマイズすることが可能
・本番サーバーとテストサーバーを分けて運用、開発しなくても済み時間短縮につながる
➡︎開発・運営での使いどころ
・テーマのちょっとしたソースコードの微修正など
・テーマのカスタマイズ後の状態を公開前に確認したいとき
・ソースコードの修正が完了して確認まで終わったあとクリックのみで簡単に公開したいとき
WordPressの管理画面からサーバーのファイルを操作したいときは「File Manager」
FTPを使用せず管理画面からサーバー内のファイルを操作したいときはこのプラグインが大変便利です。
WordPressの開発をするときに必ず必要になるのがサーバーに接続してファイルを編集・操作することができるFTPを使用するのが一般的かと思います。
ですがFTPでサーバーに接続するにはホスト名・ユーザー名・パスワードの3つが必要になります。
これら3つのうち1つでも忘れた場合サーバーに接続することができません。
サーバーに入らなければ操作できない場合に致命的な問題なので、それを解決してくれるプラグインがこの「File Manager」です。
筆者的には基本的にFTPツールからサーバー管理する運用をおすすめしますが、どうしても緊急でサーバーファイルを操作したい場合はこのプラグインを使うというやり方がいいかと思います。
このプラグインのおすすめポイント
・インストールして有効化したらすぐに専用の管理画面からサーバーのファイルを操作することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・IDとパスワードが手元にないためFTPでサーバーに入れないがファイルを操作したいとき
・サーバーに入らないと編集できないファイル(例えば、WordPressのwp-config.php、.htaccessなど)を操作したいとき
セキュリティで便利なプラグイン
万全なセキュリティ対策を施したいときは「Site Guard WP Plugin」
簡単な設定でWordPressのセキュリティ対策の機能を組み込んでくれるのがこのプラグインです。
どのWebシステムにも共通してすべきなのが、セキュリティ対策です。
特に、WordPressは世界中でもっとも使用されているCMSです。なのでその分ハッキングの攻撃対象になってしまうのも避けられません。
そこでWordPressではセキュリティ対策が可能なプラグインが提供されており、その1つが「Site Guard WP Plugin」です。
柔軟に複数のセキュリティ対策の設定が可能で、とても使いやすくておすすめです。
特に理由がなければ必ずインストールして対策しておきましょう。
このプラグインのおすすめポイント
・このプラグイン1つである程度安全性をカバーできる
・高機能でかつ使いやすく、日本製なので情報が豊富に存在する
・複数のセキュリティ対策を細かく設定することができる
➡︎開発・運営での使いどころ
・インターネット上で公開している限り必ずインストールしましょう
プラグインは自作することができる
何度も申しておりますが結局プラグインはPHP言語で作られたシステムなので、作ろうと思えばプログラミングしてプラグインは作れてしまいます。
ただ難易度が高くWordPressに即した機能であるため、WordPressを熟知し、PHPでシステム構築が難なくできるプログラマーの方でないとハードルが高いと思います。
もしご自身のオリジナルのプラグインを作りたいという情熱のある方は、PHPプログラミングとWordPressのテンプレートタグ、WordPressのコア機能などの裏側の部分を学習されることをおすすめします。
まとめ
当記事はプラグインについて取り扱いの詳細な説明と、実際の開発現場で使われているプラグインに厳選して37選ご紹介いたしました。
プラグインあってのWordPressといっても過言ではありません。
WordPressをさまざまな機能拡張を手軽に実現してくれるプラグインはエンジニアやデザイナーのみならずブロガーの方、会社のWeb担当者の方までWordPressを利用するユーザーのすべての方が知っておくべきことだと筆者は思っております。
なぜならプラグインをインストールするだけで便利な機能を追加するにとどまらず、WordPressでECサイトや予約サイト、またSNSなどシステム構築が必要になるサービスを作れてしまうという優れたものだからです。
今回ご紹介させていただいたプラグインを知っていればWordPressで一通りのことの対応することができてしまうかと思いますが、探せば底がなくまだまだ便利なプラグインは存在しておりますので、ぜひ「こういう機能があったら便利だな」と思うプラグインを調べてみてください。
他の記事も合わせてチェックしていただけると、WordPressのテーマを完成させるスキルが十分に習得できる構成になっております。
よろしければそちらも合わせてご活用ください。
当記事が皆様のお役に立てることを切に願っております。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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記事タイトルWordPressおすすめプラグイン37選と完全マニュアル
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/wordpress-plugin/
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