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記事タイトルWordで文字と文字の間隔を調節する方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/word-character-spacing/
記事タイトルWordで文字と文字の間隔を調節する方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/word-character-spacing/
POINTこの記事をざっくり言うと
Wordでは文字と文字の間隔を調整できる
英数字等の不自然な隙間はなくせる
行間を調整することも可能
Wordを使って資料やレポートを作成している際、
「行間をもう少し広げて読みやすくしたい」
「文字と文字の間隔を詰めて1行あたりの文字数を増やしたい」
といったことはありませんか?
Wordでは文字と文字の間隔は0.1pt、行と行の間隔は1ptで設定されていますが、広くしたり狭くしたりすることが可能です。
また、1行あたりの文字数から文字の間隔を設定したり、英語と日本語の間隔の違いを解消したりすることもできます。
今回はWordで文字と文字の間隔を調節する方法をいくつか解説します。
文字と文字の間隔を調節する方法
文字と文字の間隔を調節する方法は、使用しているOSがWindowsかMacOSによって設定方法が異なります。
ここでは、WindowsとMacOSに分けて解説します。
Windowsの場合
文字とと文字の間隔を広くしたり狭くしたりするには、文字の間隔を変更したい部分を範囲選択して、「フォント」のダイアログボックスを起動して設定します。
「詳細設定」のタブをクリックして、「文字間隔」のプルダウンボタンをクリック。
デフォルトの場合は標準になっているので、「広く」あるいは「狭く」をクリックして、最後に「OK」をクリックします。
数値で設定したい場合は、プルダウンボタンの隣にある「間隔」の「▲」あるいは「▼」をクリックすると、数値が設定できるようになります。
数値を設定したら、最後に「OK」をクリックしましょう。
これで文字と文字の間隔を設定することができました。
MacOSの場合
MacOSでWordを立ち上げると、「フォント」のダイアログボックスがありません。
MacOSの場合は、上部のメニューから設定します。
まず、変更したい部分を範囲選択して、「フォーマット」→「フォント」をクリック。
メニューが表示されるので、「詳細設定」をクリック。
単に文字間隔を広くしたい場合は「間隔:」のプルボタンをクリック。
数値を設定したい場合は、その横のボタンで数値を設定します。
最後に「OK」をクリックすれば完了です。
全角文字と半角文字の隙間をなくすには
Wordではデフォルト設定の場合、全角の日本語と半角の英数字の間隔を自動で調整する設定が適用されています。
よって、以下のように不自然な隙間が空いてしまっています。
これは、自動で調整する設定をなくすことで、解消できます。
こちらもWindowsかMacOSによって設定方法が異なるため、それぞれ解説します。
Windowsの場合
まず、「段落」のダイアログボックスを起動します。
「体裁」をクリックすると、「文字幅と間隔」という部分があります。
英数字を入力した際に生じる不自然な隙間を解消したい場合は、チェックマークを外して「OK」をクリックすれば完了です。
MacOSの場合
MacOSの場合は上部の「フォーマット」→「段落」をクリック。
「体裁」をクリックすると、チェックマークを外して「OK」をクリックすれば完了です。
カーニングで不自然な隙間をなくす
不自然な隙間をなくす方法は他にもあります。
Wordにはカーニングという機能があり、半角の英字や仕切り文字(「」など)を入力した際に、隙間作ることができるようになっています。よって、半角の英字や仕切り文字を入力した際の隙間はカーニング機能をオフにすることでなくすことができます。
ここでは、カーニング機能をオフにする方法をWindowsとMacOSに分けて解説します。
Windowsの場合
まず、ホームタブを開き「フォント」のダイアログボックスを起動します。
「詳細設定」タブを開くと、「カーニングを行う」という部分があるので、チェックを外します。
最後に「OK」をクリックして完了です。
MacOSの場合
まず、「フォーマット」→「フォント」をクリック。
「詳細設定」タブを開いて「カーニングを行う」という部分のチェックを外します。
「OK」をクリックして完了です。
1行あたりの文字数から文字間隔を決める
レポートを作成するときなどに多いですが、1行あたりの文字数を決めて文章を書く場合もありますよね。
文字の間隔は文字数にもよってかなり変わります。
1行あたりの文字数から文字間隔を決めたい場合は、ページ設定から行います。
この方法もWindowsとMacOSで異なるため、それぞれ解説します。
Windowsの場合
まず、「レイアウト」タブをクリックして「ページ設定」のダイアログボックスを開きます。
「文字数と行数」のタブを開くと、1行あたりの文字数を入力できる部分がありますが、デフォルト設定の場合、指定することができません。よって、「文字数と行数を指定する」という部分があるので、まずはここにチェックを入れます。
すると、1行あたりの文字数を入力できるようになります。
ただし、Wordでは1行あたりの文字数を調整できるものの、その範囲は1文字〜44文字となるため、この範囲内で変更するようにしましょう。
ちなみに、文字数の下にある「字送り」とは、字の左端からその隣の字の左端までの幅です。文字数を多くすると、字送りの数値は小さくなります。
文字数を設定したら「OK」をクリックして完了です。
MacOSの場合
MacOSの場合は、「フォーマット」→「文書のレイアウト」をクリック。
「文字数と行数」のタブを開いて、「文字数と行数を指定する」にチェックを入れます。
文字数の部分で1行あたりの文字数を調節することができます。
行と行の間隔を変更する方法
Wordで変更できるのは、文字と文字の感覚だけではありません。
行と行の間隔、いわゆる行間も独自に設定することができます。
行間の設定はWindowsでもMacOSでも変わらないので、ここではまとめて解説します。
まず、行間の設定は「ホーム」の行間を変更するボタンから設定します。
ここをクリックすると、行間の幅が変更できます。
より細かく設定したい場合は、「行間のオプション…」をクリック。
「間隔」の部分の行間に数値を入れると設定できます。
まとめ
ワードで文章を作成した際、文字と文字の隙間が詰まってしまっていると読みにくくなってしまうことがあります。
特にプレゼンテーションの資料などは見やすさが重要ですので、今回紹介した方法で行間を調整して見てください。
また、レポートなどを作成していると、英数字や括弧を入力すると不自然な隙間ができてしまうことがあります。
これらは設定方法を変更するだけで、なくすことができるので気になる方は設定を変えてみると良いでしょう。
Wordの文字間隔を上手に設定できれば、より見やすく資料を作成できます。
ぜひチャレンジして見てください。
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