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記事タイトルGoogle Meetとは?Google Meet初心者向けに徹底解説
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/whatis-google-meet/
記事タイトルGoogle Meetとは?Google Meet初心者向けに徹底解説
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POINTざっくりいうと
Google Meetとは
無料版Google Meetでできること
有料版Google Meetを利用するメリット
オンライン会議ツールはたくさんあって何を使えばよいのか分からないという方はいるのではないでしょうか。
Google MeetはGoogleの提供する他のサービスとの連携がしやすく、無料版でもできる機能がたくさんあります。
今回は、Google Meetでできる機能を画像と共に解説し、無料版と有料版の違いについても説明します。
Google Meetとは
Google Meetとは、教育やビジネス目的にGoogleが発明したオンライン会議ツールのことです。
オンライン会議ツールと聞いてZoomやSkypeと何が違うのだろうと疑問に思う方もいると思いますが、Google Meetは専用のアプリではなくWebブラウザ上で会議をおこなうことができます。
ZoomやSkypeは専用のアプリをダウンロードしなければなりませんが、Google MeetはGoogleアカウントを持っていない方でも利用できるとても便利なオンライン会議ツールです。
2021年にPC用デスクトップアプリが出て、現在ではスマートフォン用アプリも出ているため移動中に会議に参加することも可能になっています。
そしてGoogleが発明したということで、Googleが提供する他のサービスとの連携がしやすくなっています。
またGoogle Meetはセキュリティが優れているため、重要な会議の際でも安心して自宅や出先から参加することもできます。
無料版Google Meetでできること
Google Meetでできることについて解説します。
Google Meetには無料版と有料版がありますが、無料版でもできる機能がたくさんあります。
ここでは、無料版Google Meetでできることについて使い方も含めて解説していきます。
背景設定ができる
無料版Google Meetでは、背景をぼかしたりバーチャル背景に設定することができます。
通話前でも通話中でも背景を変更することができるので、途中で設定したくなった時でも安心です。
【PC版】通話中に背景を設定する方法
実際に通話中に設定するには、画像下部の赤枠部分をクリックします。
そして「ビジュアルエフェクトを適用」をクリックし、ぼかしたりバーチャル背景に設定しましょう。
ぼかしは二段階から選ぶことができ、バーチャル背景は上記右画像から任意の画像をアップロードすることもできます。
通話中に背景を設定すると、自動でカメラがオンになってしまうので注意しましょう。
【PC版】通話前に背景を設定する方法
通話前に背景を設定したい場合は、Google Meetで「会議を開始」をクリックしてセルフビューを表示しましょう。
表示されたら、画像右下にある赤枠部分のエフェクトアイコンをクリックします。
通話中での背景設定の場合と同様にぼかしやバーチャル、任意背景の設定画面が表示されるので、背景を設定することができます。
【スマホ版】通話中に背景を設定する方法
まずスマートフォンで背景を設定するには、
iPhoneの場合だとiOS 12 以降、iPhone 8 以降、第 5 世代以降の iPad、Androidの場合だとAndroidバージョンPを搭載したSamsung Galaxy S9以降、Pixel 3 以降、その他の類似デバイスを使う必要があります。
実際に通話中に背景を設定するには、画像赤枠部分のエフェクトアイコンをタップします。
PC版と同様にぼかしやバーチャル、任意背景の設定画面が表示されるので、背景を設定しましょう。
任意の背景をアップロードするには上記画像赤枠部分をタップするとでき、背景設定が終わったら青枠部分をタップして完了です。
【スマホ版】通話前に背景を設定する方法
通話前に背景を設定するには、Google Meetアプリを開き「会議を開始」をタップします。
そして、参加前にセルフビューに表示されるエフェクトアイコンをタップしてぼかしやバーチャル、任意背景に設定することができます。
画面共有ができる
無料版Google Meetでは画面の共有もできます。
PCでの画面共有には全画面の共有とウィンドウの共有、そしてタブの共有がありますが、スマートフォンでの画面共有は全画面の共有のみです。
全画面の共有は操作方法の伝達に便利で、ウィンドウの共有はChromeなどのブラウザ一つのみを共有するのに便利です。
タブ共有では、音声も共有できるのでYoutubeなどの動画共有に向いています。
実際に共有するには、PCの場合もスマートフォンの場合も画像赤枠部分の画面共有アイコンをクリックします。
PCでの画面共有の場合は以下のようなメニューが表示されるので、場面に応じて使い分けましょう。
スマートフォンの場合は以下のような画面が表示されるので、「ブロードキャストを開始」(iPhoneの場合)または「共有を開始」(Androidの場合)をタップしましょう。
Googleカレンダーと連携してスケジューリングすることも可能
Google MeetはGoogleの他のサービスと連携がしやすいため、Googleカレンダーに会議の予定を入れると参加者に招待メールを送りやすくなったり、会議の時間を忘れずに済むようになります。
またきちんとスケジューリングし、参加者に会議情報を送っておくことで参加者も安心できます。
Googleカレンダーに会議をスケジューリングする方法は、まず
Googleカレンダーにアクセスします。
アクセスしたら会議の日にちをタップし、右下の画像の赤枠部分「ビデオ会議を追加」をタップして完了です。
下記画像の赤枠部分をタップするとラインやメールで会議情報を送ることができます。
招待機能がある
無料版Google Meetでは、ゲストを招待することができます。
しかしここで注意が必要なのが、無料版Google Meetで招待をすることはできてもGoogleアカウントがなければ招待できないということです。
招待をするにはGoogleアカウントを作成しておく必要があります。
実際に招待するにはメールやラインなどで、会議への参加に必要な会議コードやURLといった会議情報を参加者に送ることで完了になります。
Googleアカウントの作り方
Googleアカウントを作るには、
・まずGoogleにアクセスし、「ログイン」をクリックします。
・「アカウントを作成」をクリックし、プライベート用に「自分用」にするか会社用に「ビジネスの管理用」にするか選びます。
・そして全ての欄への入力が完了したら、「同意する」をクリックします。
上で完了になります。
チャット機能がある
Google Meet無料版にはチャット機能もついています。
無料版だと一度送ってしまったものを取り消すことはできないので注意が必要ですが、実際にチャットを送るには、
・会議中に画像赤枠部分をクリックします。
・するとチャット画面が表示されるので、参加者全員にメッセージを送信することができます。
Google Meetのチャット機能ではエンターキーでメッセージが送信されるので、改行したい場合はシフトキー+エンターキーのショートカットキーで入力するようにしましょう。
無料版Google Meetを使うメリット
無料版Google Meetには背景設定や画面共有、招待機能、チャット機能があります。
背景設定には、人混みの多い出先や散らかっている自宅から会議に参加する場合でも背景をぼかしたりバーチャル背景にすることで会議に集中できるようになるというメリットがあります。
画面共有にはPCの場合は全画面共有とウィンドウ共有、タブ共有の3種類がありますが、操作方法を教えたい場合や動画を共有したい場合などそれぞれの場面に応じて使い分けることができるというメリットがあります。
招待機能には、参加してほしい人のみに招待メールを送ることができるため会社の会議や学校の授業などの際に役立つというメリットがあります。
チャット機能では、ファイルなどを送ることもできるため会議の内容を後で振り返る際に便利です。
また、無料版Google Meetはブラウザで利用することもアプリで利用することもできるためPCとスマートフォンのどちらからでも簡単に会議に参加することができます。
Googleが提供しているためセキュリティ面でも安心でき、Googleの他のサービスとの連携もしやすいというメリットもあります。
有料版Google Meetでできること
有料版Google Meetでできる機能について解説します。
有料版では無料版よりも会議に便利な機能が備わっており、会議後に役立つ機能もついています。
会議を録画できる
有料版Google Meetでは、会議を録画することができます。
会議を録画するには、会議中に画面右下にある「︙」をクリックし「ミーティングを録画」というメニューが表示されたら「ミーティングを録画」をクリックして完了です。
再度「︙」をクリックし「録画を停止」をクリックすると、録画を終了することができます。
会議の録画は有料版Google Meetの全てでできるわけではなく、Google Workspace有料プランの1つであるBusiness Starterプランではできません。
有料版Google Meetをご利用の方は、自分がBusiness Starterプランのユーザーではないか確認しましょう。
また、どうしても無料で会議を録画したい場合はデバイスの録画機能で録画することもできます。
無料で会議を録画するには
無料で会議を録画するにはMacの場合は、「shiftキー」+「commandキー」+「5キー」を押してオンスクリーンコントロールを表示し、「開始アイコン」をクリックして完了です。
録画を終了したい場合は、「commandキー」+「controlキー」+「escキー」を押すと会議がきちんと保存されます。
Windowsの場合は、「Windowsキー」+「G」を押して画面上部に「XBox Game bar」のメニューバーが表示されたら、音量アイコンの右にあるカメラアイコンをクリックします。
すると画面左上に画面録画メニューが出てくるので、録画アイコンをクリックして完了です。
録画を終了したい場合は、録画停止アイコンをクリックすれば自動的に会議が保存されます。
iPhoneの場合は、「設定」アプリを開き「コントロールセンター」をタップし、「コントロールをカスタマイズ」をタップして「画面収録」をできるようにしたら画面上部または下部からスワイプし「録画ボタン」をタップすると完了です。
録画を終了したい場合は、再度「録画ボタン」をタップすると会議がカメラロールに保存されます。
どのデバイスからの画面録画の際も録画を終了しなければその後の操作も録画されてしまうので、きちんと録画を終了することを忘れないようにしましょう。
会議中にアンケートを取れる
有料版Google Meetでは、リアルタイムでアンケートをおこなうこともできます。
しかし有料版Google Meetの全てでできるのではなく、
- Essentials
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Starter
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Education Plus
- Teaching and Learning Upgrade
- G Suite Business
- Nonprofits
- Workspace Individual
というGoogle Workspaceエディションのみでできます。
また、主催者のみがアンケートを取れることにも注意しましょう。
実際にアンケートを取るには、
・会議中に右下に表示される「アクティビティ」をクリックします。
・「アクティビティ」の一覧が表示されたら「アンケート」を選択します。
・「アンケートを開始」をクリックして質問を入力し、「公開」をクリックします。
以上で完了ですが、アンケートをすぐに公開せずに保することもできます。
有料版Google Meetを利用するメリット
有料版Google Meetでは会議の録画ができるので、大事なことや聞き逃してしまったことなどを後から確認できるというメリットがあります。
会議に参加できなかった人に録画を送ることもできるというメリットもあります。
そしてアンケート機能があることで、参加者の理解度を測れるといったメリットもあります。
また無料版Google Meetで3人以上で会議をおこなう場合は60分という時間制限がありましたが、有料版では24時間会議をおこなうことができるというメリットがあります。
オンライン会議を日常的におこなう方は、有料版Google Meetを利用することでより快適に会議を進めていくことができるでしょう。
Google Meetでよく起こるトラブルとその解決法
Google Meetでよく起こるトラブルやその解決法について解説します。
原因を理解し、会議を円滑に進めるようにしていきましょう。
カメラがオンにならない
カメラがオンにならないことの原因にはバグや故障の他に、Macの際はカメラへのプライバシー設定が許可されていないことなどがあります。
対策としてはPCやGoogle Chromeを更新して最新のものに保つようにし、他のオンライン会議ツールと同時にGoogle Meetを開くといったことのないようにしましょう。
またカメラへのプライバシー設定については、「Apple」メニューから「システム環境設定」をクリックし、「セキュリティとプライバシー」「プライバシー」の中にある「カメラ」からGoogle Chromeのチェックを有効にしましょう。
何をしてもカメラがオンにならない場合はPCを再起動したり、少し時間を置いてみるとよいでしょう。
画面が共有されない
画面が共有されない原因としては、主催者が画面共有を禁止にしていたり電波環境によって正常に共有されないことなどが挙げられます。
そのため対策としては、一度Googleアカウントからログアウトし再度ログインしたりデバイスの再起動、更新、そして電波環境の確認などをおこなうとよいでしょう。
またサーバーへのアクセスが集中していると不具合が生じたり、タブやアプリケーションをたくさん起動していると動作に時間がかかり共有されなくなってしまいます。
使っていないタブやアプリケーションは閉じ、デバイスへの負担を減らすようにしましょう。
会議に参加するにあたって注意すべきこと
会議に参加する際は背景をきちんと設定したり電波環境の良い場所から参加するなど、他の参加者に迷惑がかからないようマナーを守りましょう。
事前にカメラの映り具合などをチェックすることもおすすめです。
また出先から参加する場合は充電を満タンにしておいたりバッテリーや充電器を持ち歩くなど、途中で退出してしまうことのないようにすることも重要です。
まとめ
Google MeetはGoogleが教育やビジネス目的に発明したオンライン会議ツールのことで、Googleの他のサービスとの連携のしやすさやセキュリティの安全面からもおすすめです。
無料版Google Meetには背景設定や画面共有、招待機能、チャット機能などがあり、無料版でも十分に会議を進めることができます。
画面録画は有料版にしかありませんが、どうしても画面録画をしたい場合はデバイスの画面収録をすれば問題ありません。
無料版でも背景設定や画面共有などができるため、急な会議の際でも役に立つでしょう。
Google Meetの多様な機能を使用して、快適なオンライン通話をお楽しみください。
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