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記事タイトルサーチコンソールで流入キーワードを分析!検索順位を調べる方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/search-performance/
記事タイトルサーチコンソールで流入キーワードを分析!検索順位を調べる方法
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POINTざっくりいうと
検索パフォーマンスとは何かわかる
検索パフォーマンスの使いかた
検索パフォーマンスで得られる情報の活用方法
Googleサーチコンソールには「自社サイトがどのようなキーワードで検索されているか」「検索順位の高いキーワードは何か」といったことがわかる「検索パフォーマンス」という機能があります。
検索パフォーマンスをうまく活用すれば「検索順位の向上」や「検索結果上でのクリック数増加」につなげてサイトの効果を大きく上げることができます。
「検索パフォーマンスとは何なのか」「確認できる項目」「活用方法」などを理解して、サイト改善に活かせるようにしていきましょう。
検索パフォーマンス(検索アナリティクス)とは?
検索パフォーマンスとは「ユーザーがGoogle検索でどういったキーワードでサイトにアクセスしているか」などがわかるGoogleサーチコンソールの機能の1つです。
(Googleサーチコンソールのアップデートに伴い「検索アナリティクス」から「検索パフォーマンス」という名称に変更になっています)
検索パフォーマンスでは以下のような情報を確認できます。
●サイトの検索結果画面への表示回数
●サイトのクリック回数
●ユーザーどのようなキーワードでサイトに訪れているか
●キーワードごとに自分のサイトが検索結果画面で何番目に表示されているのか
これらの情報を元にサイトを分析することで、改善につなげることができます。
検索パフォーマンスの使い方
先述の通り検索パフォーマンスはサーチコンソール内の機能です。使用するにあたってサーチコンソールに登録する必要があります。
まだ登録していないという方は、以下を参考にサーチコンソールに登録しておきましょう。
初心者でも失敗しない!Googleサーチコンソールの登録方法
Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスを確認する方法
サーチコンソールにログインして、左側にある「検索パフォーマンス」をクリックします。
このような画面が表示されます。
Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスで確認できる項目
検索パフォーマンスで確認できる項目は、以下の4つです。
●クリック数
自分のサイトがGoogleの検索結果画面にてクリックされた回数
●表示回数
自分のサイトがGoogleの検索画面にて表示された回数
●CTR
自分のサイトがGoogleの検索結果画面に表示されたうちクリックされた割合。Click Through Rateの略。
●掲載順位
自分のサイトがGoogleの検索結果画面にて掲載された順位
検索パフォーマンスの見方
デフォルトは「平均CTR」「平均掲載順位」にチェックが入っていません。必要に応じてチェックを入れましょう。
グラフでは指定した期間の各項目の推移を確認することができます。
下の方にスクロールすると指定期間のキーワードに対する「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」を確認することができます。
各項目をクリックすると昇順降順でソートをかけることができます。
下記の画像の場合「キーワードA」というキーワードが
直近3ヶ月間にのデータが
・クリック回数:431回
・表示回数62,126回
・CTR:0.7%
・掲載順位:8.9位
ということがわかります。
フィルタで絞ってデータを確認
項目をフィルタで絞ってデータを見ることができます。方法は以下の通りです。
①画面上部の「新規」をクリックします。
②項目が表示されるので、絞りたい内容を選択しキーワードやURLを入れるなどでフィルタをかけることができます。
それぞれの内容は下記の通りです。
●検索キーワード
キーワードを入力し、そのキーワードのデータを見ることができます。
●ページ
任意のページを指定でき、ページごとのデータを見ることができます。
●国
ユーザーがどの国で検索しているのか、国別のデータを確認することができます。
●デバイス
ユーザーが使用しているデバイスを「PC」「モバイル」「タブレット」の3つで絞ることができます。
●検索での見え方
「Web Light」というものを選択してフィルタをかけることができます。
「Web Light」とは低速回線を利用しているモバイルユーザー向けに、軽量化したページを表示する機能です。海外の2Gなどで通信している低速回線向けの機能なため、使う場面が限られるフィルタですね。
先ほどクリックした「+新規」の横にある「検索タイプ:ウェブ」「日付:過去3ヶ月間」をクリックするとそれぞれを変更することができます。
●検索タイプ
Googleの検索において、「ウェブ」「画像」「動画」のいずれで検索されたのかを指定することができます。「ウェブ」は通常のGoogleの検索画面での検索で検索結果では「全て」に該当します。
「画像」「動画」は検索結果画面にて以下をクリックしそれぞれを指定した場合です。(デフォルトでウェブが選択されています)
●日付
期間を指定することができ、該当の期間及び日付のみの結果が表示されます。データを見ることのできる期間は、過去16ヶ月分です。(デフォルトで3ヶ月間が選択されています)
また、表の下にある項目をクリックすることで、選択した内容ごとでデータを確認することができます。
検索パフォーマンスを活用!注目すべきポイント
検索パフォーマンスではサイトの改善につながるキーワードを見つけることができます。以下の作業でサイトの状況や注目したほうが良いキーワードを把握しましょう。
活用方法①どのようなキーワードから流入が多いか確認
「クリック数」をクリックしてソートかけることで、計測期間のなかでクリック数が多い順にキーワードを確認することができます。
どのようなキーワードから流入が多いかを確認することで、サイトの方向性の確認や今後の運用について考えるができます。
活用方法②狙ったキーワードで検索結果画面に表示されているか
自分が狙ったキーワードで検索された際に検索結果画面に表示されているかチェックしましょう。
手順
①上部の「+新規」の「検索キーワード」をクリックします
②テキストボックスに検索したいキーワードを入力、「適用」をクリックするとそのキーワードでのデータのみが表示されます。
活用方法③狙っていないキーワードを見つけて記事に盛り込む
グラフの下の表の一覧に「タイトルに入れていないキーワード」が表示されている場合、そのキーワードは競合が少ない可能性があります。
そのキーワードは対策次第でアクセス数が伸びる可能性があります。
<対策方法>
①そのキーワードで検索し、サイトのどのページが表示されているか確認します。
②そのキーワードを①のページのタイトルに組み込みましょう。
③そのキーワードで検索したユーザーが探していた内容が書かれているか確認し、足りなければ書き直しましょう。
活用方法④掲載順位が高いのにも関わらず、CTRが低いキーワードはないか
検索結果画面では上位に表示されて居るのにも関わらず、CTRが低いキーワードは要チェックです。ユーザーがタイトルやディスクリプションにて自分には必要ない情報が載っているサイトだと判断し、訪れていない可能性があります。
CTRを上げられるように以下のような対策をとってみてください。
<対策方法>
①そのキーワードで検索し、サイトのどのページが表示されているか確認します。
②そのキーワードで検索した際に表示される他のサイトを参考にしながら、どのようなタイトル、ディスクリプション、コンテンツが良いかを考え、書き換えます。
活用方法⑤表示回数が少ないが、掲載順位が高いキーワードはないか
掲載順位が高いのにも関わらず、表示回数が少ないということは、そのキーワードで検索される回数が少ないということを指します。そのキーワードがサイトの目的に関係ない場合、以下のような対策をすることができます。
<対策方法>
①そのキーワードで検索し、サイトのどのページが表示されているか確認します。
②ページの内容に合う別のキーワードを候補を考えた上で、キーワードプランナーなどを利用し、月間検索のボリュームが多いキーワードをタイトルに入れます。
③ページの内容もキーワードに合わせて修正します。
活用方法⑥表示回数は多いが、掲載順位が低いキーワードはないか
掲載順位が低いのにも関わらず表示回数が多いということは、その検索順位まで検索結果ページを開いているということです。
これは、ユーザーが検索順位上位のサイトで満足した情報が得られていない可能性があります。以下の対策により掲載順位の上昇の可能性があります。
<対策方法>
①そのキーワードで検索し、サイトのどのページが表示されているか確認します
②そのキーワードで検索し検索順位上位のサイトを見て、このキーワードで検索するユーザーが情報を考えながら不足している情報を考える。
③②で考えた情報を踏まえて修正する。
サーチコンソールの検索パフォーマンスを活用してサイト改善に生かそう
サーチコンソールの検索パフォーマンスは、サイトがユーザーにどのようなキーワードで検索・アクセスされているのかが分かる機能です。
キーワードやページごとに絞ってデータを表示させることも出来るためサイト分析に活かせる情報をたくさん得ることができます。
得られる情報から必要なものを選択して分析することができれば、効率よくサイト改善につなげることができるでしょう。今回お伝えした検索パフォーマンス活用方法を参考に、サイト運営に生かしていきましょう。
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