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記事タイトルPhotoshopのレイヤーとは?基本的な操作と注意点
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/photoshop-layer/
記事タイトルPhotoshopのレイヤーとは?基本的な操作と注意点
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POINTこの記事をざっくり言うと
レイヤーとは何かが分かる
レイヤーの基本の操作方法が分かる
背景レイヤーの削除方法が分かる
デザイン作成や画像編集などを始めたくてPhotoshopを導入している人の中には、コマンドなどが多すぎて何から始めていいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まずPhotoshopの基本中の基本である「レイヤー」から学んで見ましょう。レイヤーの使い方を覚えることで、作業中のミスを減らすことができ、スムーズに作業できるようになります。
今回は初心者向けにレイヤーとは何か、どう使うのかをご紹介します。
レイヤーとは
レイヤーとは、例えるならば「透明なフィルム」です。
Photoshopでは、レイヤーと呼ばれる透明なフィルム状のものを複数重ねることで1枚の画像を作成します。
レイヤーは透明なフィルムなので、透過されている部分には下のレイヤーの画像が表示されます。逆に、透過されていない部分にレイヤーが重なると一番上のレイヤーの画像が表示されます。
画像では、上から星・四角・丸の順にレイヤーが設定されています。星と四角の重なった部分には、一番上にある星が表示されています。
丸の部分は画像が重なってないので、一番下のレイヤーですが欠けることなく表示されています。
レイヤーとは
レイヤーは一つひとつ加工することができます。よって、レイヤーを分けて作成しておくことでレイヤー別に移動や編集を行うことができます。また、レイヤーを重ねることで、元の画像のデータに手を加えることなく画像を編集することができるので、編集の幅が広がります。
レイヤーを分けた場合・分けなかった場合
レイヤーを分けなかった場合
レイヤーを分けるのと分けないのではどう違うのかを、画像を使って紹介します。
下の画像は1つのレイヤーに丸と四角が含まれています。丸を下に移動したいと思います。
レイヤーとは

丸を移動しようとすると・・・
1つのレイヤーに丸と四角が含まれているので、丸を移動しようとすると四角も移動してしまいます。丸だけを動かしたいと思ったり、別々に編集を加えたい場合にはレイヤーを分ける必要があります。。
レイヤーを分けた場合
次にレイヤーを分けた場合はどうなるのか画像を使って紹介します。
先ほどと同じように丸を下に移動してみようと思います。

丸を移動すると・・・
レイヤーには丸しか含まれていないので、丸だけを移動することができます。
このようにレイヤーを分けておくことで、レイヤー別に編集を行うことができ、余計な手間がかかりません。場所移動だけでなく、色域や光量などもレイヤー別に編集することができるので作業がはかどります。
レイヤーの基本操作
レイヤーの基本操作について紹介していきます。
レイヤーの作成
まずレイヤーを作成してみましょう。レイヤーに関する操作は画面右下から行います。
まずレイヤーを作成してみましょう。レイヤーに関する操作は画面右下から行います。
赤く囲っている場所をクリックするとレイヤーを作成することができます。
クリックするとレイヤーが作られます。レイヤーの最大枚数はパソコンのメモリによって変わります。
レイヤーに名前を付ける
次はレイヤーに名前をつけましょう。一目でレイヤーの区別がつきやすいように名前をつけましょう。
まず名前をダブルクリックします。
自分がわかりやすい名前に変更すると良いです。
今回は赤丸という名前にします。
レイヤーの複製
レイヤーのコピーを行うことで同じレイヤーを複製することができます。同じ素材が複数必要な場合、この方法を使用すると時間短縮ができます。
それでは、実例を出してレイヤーの複製方法を紹介していきます。
お皿にスライスされたりんごが乗っているのですが、これでは少し寂しいのでりんごを増やしたいと思います。
レイヤーを複製するには、増やしたいレイヤーを以下の画像の様にドラッグ&ドロップします。
スライスされたりんごを6個に増やします
動かしたいりんごが入っているレイヤーを選択して移動ツールで動かすと・・・
りんごを増やすことができました。
一つひとつりんごのレイヤーを分けておくことで、りんごの微調整がとても容易になります。レイヤー別にりんごの色域を変更することも可能です。
レイヤーのグループ化
レイヤーをグループ化することでレイヤーパネルを整頓することができます。グループにまとめてある複数のレイヤーを同時に編集することが可能になります。先ほどのりんごの画像を使ってレイヤーのグループ化の方法を紹介します。
レイヤーのロック
レイヤーにロックをかけることができ、「編集」や「移動」から自分が指定したレイヤーを保護することが可能です。Photoshopでは意図していないレイヤーを「編集」や「移動」してしまう事が多いです。編集を行いたくないレイヤーにロックをかけることで、そのレイヤーが編集をされることを防ぐ事ができます。
レイヤーにロックをかけるには、初めにロックをかけたいレイヤーを選択し、ロックの右側にあるアイコンを選択します。
ロックの種類
レイヤーのロックには5種類存在するのでそれぞれの機能を紹介していきます。

レイヤーの透明部分をロック:レイヤーの透明部分に編集が行えなくなります。

レイヤーの画像ピクセルをロック:レイヤーの移動以外の編集を行う事ができなくなります。

レイヤーの位置をロック:レイヤーの移動をロックし、画像編集しか行えなくなります。

アートボード内外への自動ネストを防ぐ:アートボード間でのドラッグ&ドロップを使用した移動を防ぎます。

全てをロック:レイヤーを移動させたり編集を行う事ができなくなります。
編集を行うレイヤー以外にはロックをかけ、編集する時にロックを解除するようにしておけば意図していないレイヤーが編集されてしまう事を防ぐ事ができます。
レイヤーの並び替え
レイヤーの並び順を変える事ができます。レイヤーを重ねる順番を間違えてしまった場合は、レイヤーを並び変えることで解決できます。
移動したいレイヤーを選択し、移動したい場所までドラッグ&ドロップすることで好きな位置にレイヤーを移動する事ができます。
ドラッグした場所にレイヤーの場所が変わります。
レイヤーを結合する
レイヤーを結合することでメモリの負荷量やストレージの量を減らすことができます。しかし、レイヤーを一度統合すると元に戻すことが難しいので慎重に行いましょう。
はじめに、Windowsの場合は「control」、MACの場合は「command」を押しながら統合したいレイヤーを選択します。
統合したいレイヤーの選択が終わったら右クリックを押して「レイヤーの結合」を選択します。
レイヤーの結合が行われ、選択したレイヤーが1つのレイヤーになります。
背景を消す方法
Photoshopではデフォルトで背景が用意されています。背景のロックを解除することで通常のレイヤーになり削除することができます。背景レイヤーが存在しなくても問題なく画像を作成することができるので背景レイヤーが必要ない場合は削除しましょう。
まとめ
Photoshopを使いこなすにはレイヤーについての知識が必要不可欠です。レイヤーの理解を深めておくことで作業を簡略化することが可能なので、基本的なことだけでも覚えておきましょう。
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