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【2021年版】FacebookとInstagramを連携させる方法とメリット

SNSを複数運用している企業は多いですが、独立して継続的に運用するのは少し大変にです。 FacebookとInstagramはそれぞれ独立したSNSですが、運営母体は同じためスムーズな連携機能が存在しています。 このFacebookとInstagramを連携させることで、効率的な運用が可能になり更新担当者の負担を軽減するだけでなく、広告出稿後の管理やデータ集計も同時に行えるためマーケターの負担軽減にもつながります。 連携自体は簡単なので、今回は連携の方法からメリット・デメリットを解説します。

カテゴリ: Facebook

FacebookとInstagramの連携でできること

FacebookとInstagramを連携させることで、様々な機能が使用可能になります。 連携させることで、InstagramとFacebookを1つしかやっていないユーザーに対してもリーチすることができるので、単純に投稿の露出機会増加が見込めます。

そのほかにも、FacebookとInstagramを連携することで可能になる機能を紹介します。

1つの投稿を同時にシェアできる

FacebookとInstagramの投稿を設定によって自動的、同時に投稿することができます。 この機能によって、投稿をする担当者の負担が2種類のアカウントを別々に操作するのに比べて格段に少なくなります。

また、Instagramは写真や動画をメインに投稿するSNSなので、連携を行うことで必然的にFacebookの投稿も画像や動画の影響でビジュアル面のクオリティも向上し、結果的に多くのユーザーへ投稿を届ける確率が上がります。

Instagramの予約投稿ができる

Instagramにはもともと予約投稿の機能はありません。 Facebookと連携させることによって、Facebookのアプリを使用した予約投稿機能を使用することができるようになります。

定期的に、できれば毎日しっかりとしたクリエイティブの投稿を続けるのには思った以上の労力がかかります。 この機能を使えば、投稿を複数作成し予約することで投稿者の負担の軽減が可能です。

ただし、FacebookとInstagramのユーザーの質は異なるので、両方のユーザーのことを考えた投稿を意識することや、アップデートなどの不測の事態の時に度は手動で更新できるくらいの時間や人員の確保は行っておきましょう。

Instagramで広告を出稿・管理することができる

Facebookビジネスマネージャや2019年に新しくリリースされたクリエイターズスタジオなどを使用して、FacebookとInstagramの広告を出稿、管理することができます。 広告の出稿はInstagramのみ、Facebookのみと選択することができるため上記管理機能を活用することで広告管理の効率化が期待できます。

Instagramのショッピング機能が使用できるようになる

Instagramのショッピング機能は、各投稿から少ないステップでユーザーに商品を届けられる機能です。 Facebookカタログなどから商品登録を行い、その商品の投稿を行い、その投稿に興味を持ったユーザーが商品をタップすることでスムーズに購入画面に進むことができます。 インターネットショップをInstagram上で開設できるイメージです。

写真や動画などがメインコンテンツのInstagramにはうってつけの機能で、洋服屋化粧品などだけではなく、料理を注文できる機能が2020年の4月に追加され話題になりました。

Facebookの友達がInstagramで簡単に見つけられるようになる

FacebookとInstagramを連携させることで、Facebookの友達を見つけられるようになります。 これはInstagramの個人アカウントでも使用可能な機能で、知らない間に連携している場合は覚えがあるかもしれません。 連絡先情報を共有することによってFacebookのユーザーにスムーズにInstagramのアカウントを知らせることが可能です。

FacebookとInstagramの連携するデメリット

FacebookとInstagramの連携は大きなメリットがある以上、デメリットも存在します。 特に、マーケティングの戦略が各SNSで違う場合は連携に注意が必要です。

また、誤った投稿をしてしまった場合リーチ数は連携前より増えてしまいますが、これは対処のしようがなく、気をつけることしかできません。

連携できるアカウントは1つ

連携できるのは、Instagramのアカウントにつき1つのFacebookページのみです。 複数のページに同時に投稿することはできないので注意しましょう。

連携させる3つの方法

FacebookとInstagramを連携させる方法はいくつか種類が存在します。 どのSNS・アカウントから連携を行うかだけの違いで、それぞれステップは簡単です。 いずれの場合もFacebookページとInstagramアカウントが必須なので用意しておきましょう。

Facebookから連携を行う場合

Facebookから連携を行う方法は、Facebookページでの操作のみで完結します。 しかし、スマートフォンからではできないのでブラウザで行いましょう。

①Facebookページのページを管理から下部にある「ページ設定」を選択します。 ②Instagramを選択します。 ③「アカウントをリンク」または「ログイン」を選択し、連携したいInstagramアカウントにログインすれば連携は完了です。

Instagramから連携を行う場合

Instagramから連携を行う場合、ブラウザからではなくスマートフォンアプリから行いましょう。 個人アカウントでもプロアカウントでも方法は同じです。 また、iPhoneとAndroidでも手順の違いはありません。

①Instagramのアプリを起動し、アカウントの右上にある三本線のメニューバーをタップします。 ②ページ上部にある「設定」をタッブして設定画面を開きます。 ③「リンク済みのアカウント」をタップします。 ④連携できるアプリが表示されるので「Facebook」を選択します。 ⑤「リンクする」を選択した後に連携したいFacebookのアカウントにログインすれば完了です。

Instagramのビジネスアカウントから連携を行うもう1つの方法

Instagramのビジネスアカウントの場合、上記以外にも設定する方法があります。

①Instagramのプロフィール画面にある「プロフィール編集」をタップします。 ②「ビジネス情報」から「ページ」をタップします。 ③ページの一覧が出てくるので、連携したいFacebookページをタップします。 ④「ビジネス情報」に選択したページが表示されれば完了です。

連携した後の設定

連携した後の設定で、Instagram全ての投稿を連携させるか、投稿の都度設定できるかを選択できます。 FacebookとInstagramではユーザー層と違いがあることや、SNSごとにターゲティングか異なる場合、後者を選択することで差別化を測ることができます。

投稿ごとに連携を確認する方法

Instagramの投稿時にタグやキャプションをつける画面に移行したら、ページ下部にあるSNSのアイコンの一覧からFacebookを選択すれば、その投稿のみがFacebookに連携して投稿されます。

全ての投稿を連携させる方法

Instagramの設定画面に移行し、「リンク済みのアカウント」をタップします。 「Facebookで投稿をシェア」のボタンをタップして有効にさせることで全てのInstagramの投稿がFacebookに連携させます。

また、その画面の「Facebookでストーリーズをシェア」を有効にすることでInstagramのストーリーズの投稿もFacebookに連携させることが可能です。

SNSマーケティングにおいて、ターゲティングの違いがない場合はこちらを選択しましょう。

過去のInstagramの投稿をFacebookでシェアしたい場合

Instagramのプロフィールから、Facebookにシェアしたい投稿をタップし「シェア」を選択します。 その後「Facebook」を選択し「シェア」をタップすれば指定された過去の投稿をFacebook上に投稿することが可能です。

連携の解除方法

連携の解除は連携した時と同様の手順で行えます。 Instagramのプロフィールのメニューから「設定」→「リンク済みアカウント」→「Facebook」→「アカウントのリンクを解除」の順番で連携を解除することが可能です。

うまく連携できない場合の対処法

Facebook、Instagramのどちらかに不具合が生じている以外でうまく連携ができない場合は以下の点を確認してください。 また、投稿にはタイムラグがある場合もあるのでそれを念頭に置いて確認しましょう。

設定を確認する

連携時に投稿先の指定が誤っている可能性があります。 Facebookページの指定がない場合は個人のタイムラインに投稿されてしまいます。 「設定」→「リンク済みアカウント」→「Facebook」→「シェア」で確認できます。

アプリをアップデートする

Instagram、Facebookのバージョンが古いと、うまく連携されない場合があります。 現在のバージョンを確認し、最新版にアップデートしましょう。

アプリを再インストールする

アプリそのものの不具合の場合、再インストールすることで解決する可能性があります。

まとめ

FacebookとInstagramの連携は広告出稿や管理の他にも様々な使い方があり非常に便利です。 全てのInstagramの投稿を連携させることが可能ですが、SNSはそれぞれユーザー層が違います。 ただ投稿するのではなく、InstagramとFacebookの特徴やユーザー層に向けた投稿を意識することが重要です。

例えば、Instagramは写真や動画コンテンツなので長文は読まれにくい傾向がありますが、FacebookはInstagramより文字を読むユーザーが集まっています。 この特徴だけでも投稿の差別化が行えるため、さらに細かくターケットを絞り最適な投稿を心がけましょう。

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