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記事タイトルLINE オープンチャットの機能と効果的な活用方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/line-open-chat/
記事タイトルLINE オープンチャットの機能と効果的な活用方法
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POINTこの記事をざっくり言うと
LINEオープンチャットの使用方法
LINEオープンチャットの機能と使い方
LINEオープンチャットの注意点や禁止事項
LINE オープンチャットとは
LINEは基本的に電話番号やIDを知っているユーザー同士でチャット可能なコミュニケーションが可能なアプリです。
複数人でチャット可能なグループ機能やタイムラインなどの機能で日本人口の70%が利用しています。
LINEオープンチャットは不特定多数のユーザーとのコミュニケーションが可能になる機能で、LINEアプリをインストールしているユーザーであれば誰でも使える機能です。
ユーザーはオープンチャットのページから興味があるオープンチャットの部屋にアクセスするだけで、同じく興味があるユーザーとコミュニケーションをとることができます。
自分でオープンチャットの部屋を作成することも可能なので、興味がある部屋がない場合や自社の商品に興味がありそうなユーザーを集める目的で使用するケースなどが考えられます。
LINE オープンチャットの特長
主要機能の既読が確認できるなど、LINEの特徴はそのままなので特に新しい使い方を覚える必要はありませんが、オープンチャットの機能と従来のLINEの特徴は目的から大きく変化しています。
主な特徴を解説します。
不特定多数の人とコミュニケーションが取れる
IDを知らないユーザーとコミュニケーションが可能なため、全く知らない人とチャットすることが可能です。
様々な価値観や発見ができるメリットもありますが、匿名性が強いためトラブルの危険もあります。
その場合、オープンチャットごとに設定される管理者がトラブル解消のために部屋からユーザーを退出させたりするなどの対策が求められます。
ルームごとにプロフィールを変更できる
匿名性を高める要因の1つにルームごとに自分のプロフィールを変更できる機能があります。
不特定多数のユーザーと会話する際に、元の自分のプロフィールを閲覧できなくすることで、素性が明かされてしまうリスクが軽減されます。
しかし、相手も同じくプロフィールを変更しているので注意が必要です。
参加前の過去ログも閲覧可能
通常のグループチャットとは違い、後に参加したユーザーでも過去のやりとりを閲覧することができます。
会話についていけなくなる心配や、チャットに参加している他のユーザーの言動や文面の雰囲気がわかるので、参加してみたら空気感が合わずに嫌な思いをすることも少ないです。
自分が参加した後は過去ログをチェックしてみるのがおすすめです。
1つのルームで最大5000人とトークできる
通常のLINEを使用したグループチャットやビデオ・音声通話の上限は500人ですが、オープンチャットでは最大5000人が参加可能です。
小規模なオープンチャットから大所帯のグループまで様々なコミュニティが存在しています。
ルームごとに公開/非公開の設定が可能
自分でオープンチャットの部屋を作る場合、他のユーザーが部屋を検索表示させるかさせないかを選択することが可能になります。
特定のユーザーのみを招待したい場合は非公開の設定にしておくことで意図しないユーザーの参加を防止できます。
メンバーの強制退会が可能
自分が管理者であるオープンチャットでのトラブルや、他のユーザーを不快にさせる行為など、自分が適切ではないと思った参加者を強制的にチャットルームから退出させることができます。
強制退会を選択する場合
・強制退会&再参加を禁止
・強制退会
の2つの選択肢が存在しています。
強制退会させたユーザーを同じ部屋に参加させたくない場合は「強制退会&再参加の禁止」を選択することで、指定のユーザーは退会した後同じトークルームに参加することができなくなります。
NGワードが設定可能
管理者はチャットで不適切な発言を未然に防止するなどの目的でNGワードを設定することができます。
オープンチャットの設定画面からBotを選択し、スパムフィルターをオンにします。
NGワードの条件を設定できる画面に切り替わるので条件を設定します。
NGワードは複数設定可能ですが、設定しすぎてしまうと本意でない投稿でもNG投稿になってしまう可能性があるので、注意しましょう。
NGワードの変更はいつでも可能です。
LINE オープンチャットの使い方
LINEのオープンチャットの使い方を自分が管理者になる方法と、既存の部屋に参加する方法の2通り紹介します。
ルームを作る
自分でルームを作る場合、LINEにログインした後にホームから「OpenChat」を選択します。
画面下部にある「オープンチャットを作成」ボタンを選択し、利用規約とポリシーに同意します。
ルームを作る
オープンチャット作成画面に切り替わったら必要事項を入力し、検索の許可まで決めた後、画面右上に表示される「次へ」をクリックします。
プロフィール設定
ニックネームを入力し、「完了」ボタンを選択すればルームの作成は完了です。
NGワードなどの詳細設定は作成したルームで行えます。
ルームに参加する
ルームに参加する場合も同様に、LINEにログインした後にホームから「OpenChat」を選択します。
検索窓で興味がある単語やカテゴリを入力したり、おすすめのカテゴリや盛り上がっているオープンチャットが表示されているので、参加したいオープンチャットを選択した後「参加する」を選択して参加できます。
企業での活用方法
LINEのオープンチャット機能を使用すれば、企業でもメリットのある使い方ができます。
社内コミュニケーションや、メルマガの配信、参加しているユーザーへのアンケート調査など、使い方は様々。
ですが、セキュリティはビジネス用のチャットアプリには及ばないため重要な情報を公開したり伝達するのはリスクの高さ故におすすめしません。
連絡ツール
社内の簡単なコミュニケーションはプロフィールをお互いわかりやすくすることで可能になります。
普段のアカウントをビジネスで公開したくないユーザーや線引きしたいユーザーや企業におすすめです。
匿名での意見交換
社内・社外問わず、匿名で運用ができるメリット生かした意見交換も可能です。
これはオープンチャットが気軽に作成できる故の方法で、意見交換が終わったらルームを消すだけで簡単に意見交換が行えます。
しかし、社内で使用する場合は、匿名故に特定のユーザーを中傷したりする可能性も否定はできないため、ネットリテラシーが高い企業か監査役を設定する必要があります。
忖度なしで意見交換ができるのは企業にとって成長するチャンスです。
また、社外アンケートなどを行う場合はある程度自身のオープンチャットに人が集まっている必要があります。
自社のサービスに関係する場所で行う方法もありますが、投票機能は管理者か管理者に投票機能の使用権限を与えられたユーザーのみなので注意が必要です。
メルマガ配信
QRコードや招待によって自身のオープンチャットにファンを呼び込み、メルマガ的な使い方も可能です。
無料で最大5000人に自社の情報をダイレクトに発信できる大きな強みがありますが、オープンチャットは参加しているユーザーの返信も行えるため、投票機能の活用など返信によって情報が流れないようにする工夫が必要です。
ユーザーからの意見が欲しい企業の場合にはこの発信方法がおすすめです。
ユーザーとの距離感が近い運用
ユーザー間との距離が非常に近いため特定の顧客とのやりとりや、企業の宣伝をフランクな形で行うことが可能です。
LINEオープンチャット専用のアイコンやキャラクターをデザインしてユーザーとやりとりをさせるなど、企業のブランディングに利用することも可能です。
LINEオープンチャットをうまく使うコツ
様々な使い方ができるオープンチャットですが、大人数になるほど情報交換が大変になったりトラブルが増えたりなどの問題が出てきます。
LINEのオープンチャットの機能をうまく使いこなしてスムーズにやりとりができるようになることで、余計なトラブルを回避することが可能です。
投票機能やリプライ・メンション機能を活用する
参加人数が多くなるにつれて、チャットのスピードは速くなります。
リプライ機能やメンションを使用して、自分の発言がどのユーザーの投稿なのかをわかりやすく表示することによって誤解などのトラブル防止に役立ちます。
また、投票機能を使用しグループ内での決め事や簡単なアンケートを行い、匿名性ゆえに素直な回答を得られることも可能です。
通知のオン・オフを使い分ける
参加人数が多いチャットに参加して、さらに参加しているチャットの種類が増えてくると24時間ひっきりなしに通知が来ることもあります。
あまり利用しないチャットの通知は切っておくことで、ストレスなくオープンチャットを使うことができます。
ノートにルールやメモを記載しておく
自分が管理者の場合、強制退会の条件やNGワードなどチャットのルールをノートに記載することでチャットに流されることなく共有が可能です。
様々なユーザーが集まるオープンチャットでは、自分と全く違う価値観を持ったユーザーもかず多く存在します。
あらかじめルールを決めておくことで、余計なトラブルやユーザー同士のいざこざをある程度コントロールしましょう。
アナウンス機能の活用
管理者や指定された共同管理者はアナウンス機能を使用することができます。
この機能を使うと、チャットに参加しているユーザーの画面上部に特定のメッセージを表示させることができます。
このオープンチャットのルールなどを登録することによって新規のユーザーにアナウンスする手間が削減できます。
LINEオープンチャットを使うときの注意点
便利な機能が多く、様々なユーザーとコミュニケーションが取れるオープンチャットですが、マナーが悪いユーザーや営利目的の勧誘や違法サイトに誘導しようとするユーザーも存在しています。
出会い目的やSNSのアカウントを交換してしまうと、オープンチャットの禁止事項に定植し、アカウントが凍結されてしまうこともあります。
使用者がマナーをしっかりと守ることは大事ですが、知らないユーザーが共有したファイルやWebサイトへのリンク、オフ会の誘いなどにはくれぐれも注意しましょう。
この問題は運営でも対策している状況ですが、いたちごっこになってしまっている印象です。
画面の向こうには全く知らない悪意を持ったユーザーが存在している可能性を常に考え、マナーを守って使用しましょう。
オープンチャットの禁止事項
・LINE IDや他のSNSにおける個人の連絡先(QRコード等も含む) / 電話番号 / 住所 などの個人情報の掲載
・1:1の出会いを継続的に勧誘または要求する行為
・一緒に宿泊や居住する相手を探そうとする行為
・未成年者に対する酒席の勧誘または不法な出会いを求める行為
・その他社会的に容認されないと判断される出会い行為
・特定の個人に対する誹謗中傷
・ヘイトスピーチやいじめ / ネットワークビジネスへの勧誘
・アフィリエイトや商業サイトへの誘導
・わいせつな内容を含む投稿や表現
・暴力的な内容を含む投稿や表現
・著作権や肖像権を侵害する行為
・宗教その他の団体への宣伝 / 勧誘
・トークルームのトピックと無関係な雑談
・むやみなスタンプの連続投稿
・他の無関係なルームの招待URLなどを投稿してメンバーを勧誘する行為
・その他のスパムとみなされる行為
・管理人が定める運営方針に反する行為
引用:LINE OpenChat公式ブログ
まとめ
不特定多数が参加するLINEのオープンチャット機能はメリットもデメリットも存在します。
様々な意見交換や価値観を共有出来ることから常に一定の需要があり、うまく運用すれば企業のブランディングや調査などにも利用できるため、注意点をしっかりと把握し運用することが重要です。
個人で使用する場合でも無用なトラブルや問題に巻き込まれないように注意しながら使うことで、さらに楽しく便利にオープンチャットを使うことが可能です。
2019にリリースされたサービスなので、今後もアップデートなどでさらに使いやすく安全になっていくことが予想できるので、多くの人がより安心して使用することができる機能になっていくでしょう。
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