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記事タイトルLightroomで書き出しを行う方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/lightroom_export/
記事タイトルLightroomで書き出しを行う方法
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POINTこの記事をざっくり言うと
Lightroomではメニューから簡単に書き出しができる
Lightroom Classicの書き出し方法も解説
書き出し設定のプリセットを作成することもできる
本記事ではLightroomで書き出しを行う方法について解説します。
Lightroomで書き出しを行う方法
以下がLightroomで書き出しを行う手順です。
1.メニューから「書き出し…」を選択
書き出したい写真を選択した状態で、画面上部にあるメニューバーからファイルをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「書き出し…」を選択します。
ここでは、1枚の写真を選択していますが、同時に複数枚の書き出しを行うことも可能です。複数枚の書き出しを行う場合は、写真を複数枚選択した状態で同様の操作を行います。
2.書き出しの設定を行う
「書き出し…」を選択すると、上の画像のような書き出し設定の画面に切り替わります。この画面上で、書き出しに関する各項目の設定を行います。
設定パネルの右上には、プリセットというボタンがありますが、これは後述するプリセットから書き出し設定を選択できる項目です。プリセットを利用したい場合はこのボタンをクリックします。
書き出し設定の各項目については以下に説明します。
画像タイプ
画像のタイプを選択する項目です。「JPG」「TIF」「DNG」「元画像+設定」という4つの画像タイプから選択できます。
寸法
寸法を選択する項目です。「小」「フルサイズ」「カスタム」という3つの寸法タイプから選択できます。
画質
画質を選択する項目です。「100%」「90%」「80%」「70%」「60%」「50%」「40%」「30%」「20%」「10%」から選択できます。
透かし(ウォーターマーク)の設定
書き出しでは、「透かし」を含めることができます。「透かし」とは、写真に重ねて表示される半透明のテキストやロゴのことを指します。この「透かし」は、主に著作権表示などのために、著作権者の名前や企業ロゴなど表示するウォーターマークに用いられています。
Lightroomの書き出しでは、この透かしを簡単に設定できます。
写真に透かしを含めたい場合は、「透かしを含める」という項目にチェックを入れます。デフォルトの設定ではAdobe CCの契約者名が表示されますが、変更したい場合は「透かしを含める」という項目の右横にある設定(歯車のマーク)のアイコンをクリックします。
設定のアイコンをクリックすると、透かしの設定パネルに切り替わります。このパネルで、透かしに入れるテキストや、透かしの設定が変更できます。
メタデータ
メタデータを設定する項目です。「すべてのメタデータ」「著作権情報のみ」という2つの項目から選択できます。
ファイルの名前
書き出す写真のファイル名を設定する項目です。「元画像」「カスタム名」「撮影日-ファイル名」という3つの項目から選択できます。
ここでは、1枚の写真の書き出し方法で解説していますが、複数の写真を同時に書き出すこともできます。その場合は「カスタム名」か「撮影日-ファイル名」にすると簡単に連番のファイル名が作成できます。
シャープ出力
シャープ出力を設定する項目です。「なし」「スクリーン」「マット紙」「光沢紙」という4つの項目から選択できます。
端末のモニタで見る写真を書き出す場合は「スクリーン」、紙にプリントするためのデータとして出力する場合は紙質に合わせて「マット紙」と「光沢紙」のいずれかから選択すると、各用途に最適な出力設定になります。
カラースペース
カラースペースを設定する項目です。「sRGB」「Disply P3」「Adobe RGB」「ProPhoto RGB」という4つのタイプから選択できます。
カラースペースとは、色を数値に変換するシステムのことを指しています。モニタ表示に関する設定なので、一般的なパソコンモニタを用いている場合はデフォルトの「sRGB」に設定しておけば問題ありません。
「Disply P3」「Adobe RGB」「ProPhoto RGB」といった設定は、高機能なモニタ表示に用いる設定になります。
3.画面右上の「書き出し」をクリック
各項目の設定が完了したら画面右上にある「1枚の写真を書き出し」というボタンをクリックします。ここでは、1枚の写真を書き出すので1枚と表示されていますが、複数枚選択して書き出す場合は、「(選択した数の枚数)の写真を書き出し」というボタンになります。
Lightroom Classicで書き出しを行う方法
Lightroom Classicで書き出しを行う方法についても簡単に説明します。
1.メニューから「書き出し…」を選択
書き出したい写真を選択した状態で、画面上部にあるメニューバーからファイルをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「書き出し…」を選択します。
ここでは、1枚の写真を選択していますが、同時に複数枚の書き出しを行うことも可能です。複数枚の書き出しを行う場合は、写真を複数枚選択した状態で同様の操作を行います。
2.書き出しの設定を行う
「書き出し…」を選択すると、上の画像のような書き出し設定のパネルが開きます。各項目は、Lightroomで説明した内容と一緒です。各項目の設定が完了したら、パネル右下にある「書き出し」をクリックします。
書き出しプリセットの作成方法
Lightroomでは、書き出し設定のプリセットを作成できます。以下に、書き出しプリセットの新規追加とプリセットの適用の手順を説明します。
1.編集のアイコンをクリック
画面右側にあるアイコン一覧から「編集」のアイコンをクリックします。
2.パラメータを調整する
「編集」のアイコンをクリックすると、上の画像のように各パラメータを調整・編集するパネルが表示されます。
各パラメータを調整し設定が完了したら、パネル左上にある「プリセット」のボタンをクリックします。
3.プリセットパネル右上のプラスマークをクリック
「プリセット」のボタンをクリックすると、編集パネルの左側にプリセットの設定パネルが表示されます。このパネル右上にある+マークをクリックすることで、新規のプリセットが作成できます。
4.プリセットを設定する
+マークをクリックすると、上の画像のような新規プリセットを作成するパネルが表示されます。このパネルで、プリセットの名前を入力し、さきほど調整した各パラメータの中から、プリセットに用いたい項目を選択します。設定が完了したらパネル右下にある「保存」をクリックします。
ここではプリセットの名前を「プリセット_1」として保存してみましょう。
4.プリセットを適用する
新規のプリセットを作成すると、プリセットパネルにあるユーザープリセットという項目に新規に追加したプリセット名が表示されます。「プリセット_1」も表示されていますので、プリセットを適用した写真を選択した上で、「プリセット_1」を選択します。
上の画像のようにプリセットが適用されました。
まとめ
仕事で撮影した写真を納品する際など、写真データの受け渡しにおいて、書き出し方法の設定内容をしっかりと理解しておくことが大切です。本記事を参考にして書き出し方法や書き出しプリセットの作成方法をマスターし、的確で効率的な書き出し作業ができるようになっておきましょう。
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