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記事タイトル0からわかるインスタグラムマーケティング手法・事例・成功ポイント
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/instagram-marketing/
記事タイトル0からわかるインスタグラムマーケティング手法・事例・成功ポイント
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POINTこの記事をざっくり言うと
インスタグラムマーケティングはインスタを使って効果的にプロモーションをすること
インスタグラムマーケティングの手法は5つ
目的とKPIを定めて取り組むことが成功の鍵
SNSの中でも急成長を遂げている「Instagram」。
国内の月間アクティブユーザーは3300万人を突破し、その影響力の大きさからインスタグラムでのプロモーションを行なっている企業は増えています。
しかし、企業によってインスタグラムの使い方は色々ですし、使い慣れていない人にとっては何から手をつければいいか分からないもの。
インスタグラムを自社のマーケティングに取り入れようと考えている担当者の中には
「インスタグラムをどうやってマーケティングに取り入れたらいいか分からない」
「ちゃんとした効果が得られるのか不安」
と感じている方も少なくないかと思います。
そこで、インスタグラムマーケティングの基本的な知識から、インスタグラムマーケティングを成功させるためのポイントまで幅広く解説します。
インスタグラムを使った「インスタグラムマーケティング」に興味がある方は必見です。
インスタグラムを活用した「インスタグラムマーケティング」とは?
インスタグラムマーケティングとは、インスタグラムを効果的に使ってユーザーの集客や商品購入を成功させるマーケティング手法を指します。
もともとインスタグラムは、写真を通じてコミュニケーションを取るだけのSNSでしたが、今ではインスタグラムを見て店を決めたり商品を購入したりすることも多く、ユーザーの集客や購買に大きく関わるSNSとなりつつあります。
そういった背景から、インスタグラムをマーケティングの一環として活用する企業が増え、インスタグラムマーケティングが注目されるようになりました。
インスタグタラムマーケティングのメリット
視覚で購買欲を掻き立てることができる
写真をメインとしたインスタグラムでは、視覚的に商品やサービスを認知させることができます。
そのため一目で印象が伝わりやすのでユーザーに興味を持ってもらいやすいです。
充実した写真加工機能があるので機材がなくてもおしゃれな写真でPRできる
インスタグラムは写真に特化したSNSなので、写真の加工機能が充実しています。
綺麗な写真を撮るには、本来カメラやライトが必要ですが、インスタグラムの加工機能を使えば機材がなくても綺麗な写真を投稿することができます。
お金をかけなくてもある程度プロモーションが可能
インスタグラムには、ハッシュタグ機能があります。
商品やサービスの画像と一緒にハッシュタグをつけるだけで、ハッシュタグで検索しているユーザーに認知させることができます。
また、ハッシュタグによってターゲットを変えることが可能なので、日本のユーザーだけでなく、海外のユーザーにもアプローチすることができます。
ショッピング機能で自社のサイトに誘導できる
インスタグラムには、
ショッピング機能という、その場で自社サイトの商品ページに誘導できる機能があります。
ユーザーは気になった商品をタップするだけで、気になる商品の詳細ページに移動できるので、商品の購入までつなげることができます。
インスタグタラムマーケティングのデメリット
拡散力が低い
例えば、Twitterには「リツイート機能」があり、フォロワーでない人にも認知させることができますが、インスタグラムにはリツート機能のようなものがないので、拡散力には劣ってしまいます。
また、ユーザーの年代が偏っているので、リーチできるユーザーにも限りがあります。
リソースが必要
写真を編集・投稿するには、ある程度リソースが必要です。
自社のアカウントに毎日投稿するだけでも週1時間ほどは必要になるでしょう。
インスタグラムマーケティングの代表的な手法
インスタグラムマーケティングの手法は5つ。
多くの企業は、目標に応じて複数の手法を組み合わせ、インスタグラムを使ったマーケティングをおこなっています。
インスタグラムに広告を出稿する
インスタグラムでは、タイムラインに表示される「写真広告」や、ストーリーに表示される「ストーリーズ広告」など以下6種類の広告を出稿することができます。
【インスタグラム広告の種類】
●写真広告・・・写真のみの最も一般的な広告。
●ストーリーズ広告・・・ストーリーズに表示される広告
●動画広告・・・動画形式の広告
●カルーセル広告・・・2〜10枚の画像や動画を表示できる広告
●コレクション広告・・・写真と動画の両方を表示させる広告。
●発見タブ広告・・・ハッシュタグ検索などができる「発見タブ」に表示させる広告
広告を出稿するとなると、重要なのが課金形式ですが、インスタグラムでは4つの課金形式を選ぶことができます。
【インスタグラム広告の課金形式】
●CPM・・・広告によって行われたインプレッションの数に応じて費用を払う仕組み。
●CPC・・・広告に対してクリックされた数に対して料金を払う仕組み。
●CPI・・・広告で表示されたアプリケーシションがインストールされた数に対して広告費を払う仕組み。
●CPV・・・表示された動画の数に対して料金を払う仕組み。
ハッシュタグの活用
インスタグラムでは、写真にハッシュタグをつけて投稿したり、逆にハッシュタグを検索したりフォローしたりすることもできます。
インスタグラムのビジネスアカウントを使用して商品の写真を投稿する際、ブランド名のハッシュタグを付けて投稿するだけでなく、話題となっているハッシュタグやターゲットとなるユーザーが検索しそうなハッシュタグをつけることでPRに繋げることも可能です。
ストーリーズのアンケート機能を活用
インスタグラムのストーリーズでは、撮影した画像や動画に文字や位置情報などのスタンプを貼り付けることができますが、その他にも2択の「アンケート」を設置できます。
アンケートを活用して、ユーザーが求めている新しいサービスや商品を作り出すこともできますし、顧客調査にも役立てることができます。
ユーザーが参加できるキャンペーンを実施する
「商品の写真とハッシュタグを付けた投稿で〇〇プレゼント!」といったキャンペーンで多くのユーザーに投稿してもらい、販売促進や認知度向上を狙った手法です。
スターバックスや大塚製薬をはじめ、色々な企業が取り組んでいます。
インスタグラマーを起用
インスタグラマーに依頼をし、商品やサービスをインスタグラム内でPRしてもらうのもインスタグラムマーケティングの一環です。
インスタグラマーとは、インスタグラムのユーザーの中でも多くのフォロワーを抱えている影響力の高いユーザーを指し、芸能人だけでなく一般人もいるのが特徴です。
広告を出稿するよりも費用を抑えて、ターゲットユーザーにリーチできることから、インスタグラマーを起用したマーケティングをおこなっている企業は多数存在します。
インスタグラムマーケティングの事例
これまでインスタグラムマーケティングでどんなことが行われてきたのか、その一部を紹介します。
広告を出稿した事例
YouTubeが出稿しているインスタグラムの動画広告です。
実際のYouTube画面をそのまま広告として活用しています。
広告をクリックすると、YouTube Japanのアカウントページに遷移できます。
インスタグラムでキャンペーンを行なった事例
こちらのキャンペーンはフォトコンテスト形式になっており、寄せられた写真を公式アカウントが紹介しています。
投稿される写真はどれも美しく多くのいいねが集まっています。
写真だけでは無く撮影地の情報についても記述されているので同じ場所で写真を撮ってみたいと思うような投稿になっています。
●ハッシュタグを確認することでキャンペーンの人気度が分かる
インスタグラムで行われるキャンペーンは主にハッシュタグを使用して行われます。キャンペーン専用で作成されたハッシュタグのついた投稿数をインスタグラムで簡単に確認することができます。
キャンペーンに参加したユーザーの名前の意見を確認する機会でもあるので、キャンペーンを行なったらユーザーの投稿にも注目しましょう。
インスタグラマー起用した事例
インスタグラマーの古川貴絵さんがDiorの発売前の香水を紹介している投稿です。
彼女の投稿にのコメント欄で商品に対する質問が多数寄せられており商品の認知拡大に貢献しています。
インスタグラムマーケティングと各業界の相性
相性の良い業界:「アパレル」「美容」「食品」
写真で商品の魅力を伝えやすい「アパレル」「美容」「食品」関係の商品やサービスは、インスタグラムマーケティングと相性がよいといえます。
2017年に「インスタ映え」が流行語大賞を受賞した通り、見た人の視覚に訴えかけるような女性向けのおしゃれでかわいいものや見た目にインパクトのあるものが話題になっているので、アパレル通販サイトやネイルアートや美容院といった美容関連、カフェやレストランなどの飲食店などはインスタグラムマーケティングにうってつけです。
相性の悪い業界:「金融系」「IT」など
インスタグラムは写真がメインのSNSですので、写真で魅力を伝えることが難しい「金融系」「IT」関係の商品やサービスはインスタグラムマーケティングとは相性が悪いといえるでしょう。
インスタグラムマーケティングを成功させるために
インスタグラムマーケティング成功の鍵は「目的」と「KPI」
インスタグラムマーケティングを始めようと思った時、まず設定すべきなのが「目的」と「KPI」です。
目的とは、インスタグラムマーケティングを始める目的のこと。
「口コミを増やしたい」「ユーザーの興味を引きたい」「お店に来る人を増やしたい」など色々な目的があると思うので、自社のサービスにあった目的を設定することが大切です。
一方、KPIとは重要業績評価指標ともいい、目的を達成するための過程がそれぞれ適切に実施されているかを評価するための指標。
例えば、インスタグラムマーケティングで「商品の認知度をアップ察せたい」という目的を設定した場合、認知度が上がったかどうかは「1投稿あたりのリーチ数」で測定することになります。
この時、「1投稿あたりのリーチ数」がKPIとなります。
インスグラムで意識すべきKPI
インスタグラムマーケティングでは、主に以下の指標をKPIとして設定します。
目的に合わせて適したKPIを設定しましょう。
「フォロワー数
「フォロワー数」とはインスタグラムマーケティングで基本的な指標です。
フォロワー数が多ければ多いほどそのアカウントに対してファンが多いことがわかります。
インスタグラムのフォロワー数が増えるほど発信した際の影響力が強くなり情報が広がりやすくなります。
「いいね数
「いいね」とは投稿に対する評価を示す指標です。いいねの数が多いほど投稿が評価されていることがわかり、ユーザーが投稿に対して好印象を持っていることが分かります。
ただし、インスタグラムのいいねはFacebookやTwitterとは違い拡散力はありません。
コメント
「コメント」確認する事で商材やサービスに対するユーザの感想を把握することが可能です。
レビューの代わりになるのでポジティブなコメントが多く寄せられた場合はユーザの購買意欲を上げることが期待できます。
自社関連ハッシュタグ
「自社関連ハッシュタグ」もインスタグラムでは注目すべき指標です。
インスタグラムで他者に発信する一番の手法はハッシュタグを使用して投稿することです。他者に対する拡散方法が無いインスタグラムでは情報を探す側もハッシュタグを使用して情報を調べています。
そのため自社関連ハッシュタグを確認して自社の商材やサービスの拡散度を把握する必要があります。
目的・KPIが設定できたらアカウント運用方針と施策を決定
目的やKPIが設定できたら、具体的なアカウントの運用方針と施策を決定していきます。
インスタグラムマーケティングには5つの手法があり、どの手法を使ってプロモーションを行うのか費用対効果を見ながら決定していきます。
また、定期的にアカウントで投稿していくのであればアカウントの運用方針も決める必要があります。
投稿時間はいつにするのか、何位を投稿するのか、ハッシュタグはどういったものを付けるのか、社内で共有しましょう。
ちなみに、投稿時間に関しては、電車の通勤時間の7〜9時や帰宅後の20〜22時が効果が高いとされています。
まとめ
インスタグラムが私たちの生活に根付いた今、インスタグラムマーケティングは非常に重要なものとなっています。
インスタグラムは写真や動画で商品をPRできるので、文章よりも視覚的に魅力を伝えるのに長けており、美容やアパレル、飲食店などはインスタグラムマーケティングの効果が高いとされています。
インスタグラムマーケティングには、広告やキャンペーンなど5つの手法があるので、自社サービスにあったものを選んで取り組んで見てください。
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