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記事タイトル超簡単!Instagramをビジネスアカウントにするメリットと導入方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/instagram-business-account/
記事タイトル超簡単!Instagramをビジネスアカウントにするメリットと導入方法
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POINTこの記事をざっくり言うと
Instagramビジネスアカウントでできることがわかる
Instagramビジネスアカウントの変更方法がわかる
効率的な運用方法の紹介
Instagramビジネスアカウントとは
Instagramには、大きく分けて「個人用アカウント」と「プロアカウント」の2つが存在し、「プロアカウント」の中でも「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2つが存在します。
Instagramのアカウントをビジネスアカウントにすることで、個人アカウントにはなかった広告の出稿機能やデータ分析などの機能が使用可能になります。
読んで字のごとく企業が自社アカウントのフォロワーや潜在顧客の調査、広告出稿時のデータ解析などをする際の機能が使用可能になり、Instagramを用いたマーケティングの施策を明確な数値によって実行することができます。
クリエイターアカウントとの違い
同じプロアカウントとしてクリエイターアカウントという種類も存在しています。
クリエイターアカウントは、様々なカテゴリから自分にあった物を選択できるだけでなく、そのカテゴリを非表示にできる機能が備わっています。
表向きは個人アカウントと同じにすることが可能です。
また、ダイレクトメールを「メイン」と「一般」の2種類を使い分けることができます。
インフルエンサーや個人で活動しているファンを持つクリエイター向けのアカウントです。
トップに表示されるボタンは「電話」と「メール」のみしか選択できないので、実店舗への集客や席を予約したりなどのボタンを使用したい方、ブランディングを行いたい企業はビジネスアカウントがおすすめです。
Instagramビジネスアカウントのメリット
Instagramのアカウントをビジネスアカウントに切り替えることによって使える機能は様々です。
自社のサービスを宣伝したい場合やInstagramのCVに直結するボタンの配置、ブランディングなど、企業の目的によって様々な使い方が可能です。
無料で変更できる
第1のメリットは、料金がかからないことです。
審査も必要なく簡単にプロアカウントに切り替えることができるので、紹介する機能を誰でも簡単に使用することができます。
広告が出稿できる
自社の商品やサービスの広告を出稿することができます。
Instagramでは様々な種類の広告が出稿可能で、ターゲティングなど細かく設定できるため、用途によって様々なパターンの広告を組み合わせて最適な広告を出稿しCVの増加に貢献することが可能です。
通常、Facebookの広告管理ツールからの出稿が一般的ですが、Instagramから直接広告を出稿することが可能になります。
問い合わせ先などが表記できる
Instagramのビジネスアカウントでは、電話番号、メールアドレス、住所を登録することによって、Instagramビジネスアカウントのプロフィールページに問い合わせボタンなどのアクションボタンを設置することができ、アカウントに訪れたユーザーが問い合わせをすることが可能になります。
問い合わせボタンはその他にも「予約する」「席を予約する」「注文する」「チケットを購入」を自由に設定することかでき、飲食店などのプロモーションに非常に便利です。
また、「ぐるなび」などの外部サイトとの連携も可能となっており、登録している事業者は連携しておくことをおすすめします。
Uber Eats、ヒトサラ、出前館、Picks、Table Checkなどに加入している店舗は、Instagramビジネスアカウントと連動させることにより、決済までWeb上で行うことも可能なので、飲食店や小売店のビジネスアカウントの使い方の基本になるはずです。
投稿の予約ができる
Instagramをマーケティングに有効活用する方法の1つとして、投稿頻度を安定させ定期的に投稿することが挙げられます。
決まった時間に定期的に投稿を行うことは簡単なようで難しく、結果的に続かなくなってしまっているケースが散見されます。
Instagramの投稿を予約することで、記事をまとめて作成して投稿予約をしておけば、決まった時間に自動的に投稿されるため、非常に便利です。
Facebookページとの連携が必要
投稿予約を行うには自身のFacebookページと紐付ける必要があります。
Instagramアカウントをビジネスアカウントに変更する際に設定できるので、やり方は後述します。
クリエイタースタジオを使用する
クリエイターズスタジオを使用すると、InstagramとFacebookの予約投稿やデータ分析が一括で管理できる公式機能です。
2019年に実装された比較的新しい機能で、それまでは外部ツールなどを使った予約投稿が一般的でした。
InstagramとFacebook両方の「いいね」やコメント数がチェックできるのでクリエイターズスタジオを使用してみましょう。
アカウントのデータ分析ができる
自分のアカウントの流入者数や投稿別のデータ分析が可能です。
効果的な広告を出稿するために、このデータ解析をしっかりと行うことは非常に重要です。
データは主に3つのコンテンツに分けられ、知りたい情報を以下のデータを確認することができます。
アクティビティ
自分のアカウント全体のデータを確認できます。
主に確認できるのは以下の通りです。
リーチ : 投稿を見たユニークアカウントの数
インプレッション : ユーザーが投稿を閲覧した回数
インタラクション : ユーザーがアカウントで行なったアクション数
プロフィールへのアクセス数 : プロフィールにアクセスしたユーザー数
ウェブサイトクリック : 登録したWebサイトをクリックしたユーザー数
コンテンツ
各投稿についてのデータが閲覧できます。
それぞれの項目で、選択した期間にどれだけユーザーが反応したのかを確認することができます。
概要 : 今週の投稿とストーリーズの回数
投稿 : 選択した期間の投稿の詳細
ストーリーズ : 選択した期間のストーリーズの詳細
広告 : 出稿した広告のインサイトを表示
オーディエンス
自身のアカウントをフォローしているユーザーのデータを確認することができます。
企業の場合は潜在顧客の把握やターゲティングの効率化、ブランディングまで視野に入れた施策を検討する材料になります。
フォロワー数 : 自分のアカウントをフォローしているユーザー数
メンバーの増加 : 過去1週間のフォロワーの増加
トップの場所 : フォロワーの住んでいる地域
年齢層 : フォロワーの年齢
性別 : フォロワーの男女比
フォロワー : フォロワーのアクティビティ
好きなタイミングで個人アカウントに戻せる
自分の好きなタイミングでアカウントを個人アカウントに戻すことが可能です。
「設定」の「アカウント」をタップし、「個人用アカウントに切り替える」を選択することで、簡単に設定できます。
またプロアカウントにしたい場合も同じ場所で設定可能です。
Instagramビジネスアカウントのデメリット
個人用アカウントとビジネスアカウントの違いがデメリットとなってしまうケースもありますが、集客を行う目的のビジネスアカウントであればさほど気にすることはありません。
アカウントの非公開ができない
自身が許可したユーザーのみに投稿を表示させる、いわゆる鍵アカウントにはできません。
広報用のビジネスアカウントなので、鍵アカウントにするユーザーはあまりいないとは思いますので、ほとんどの方は気にならないでしょう。
設定したFacebookページ以外のページのシェアはできない
紐付けたFacebookページでしかInstagramの投稿をシェアできなくなります。
別アカウントを制作しておくことで対応可能なので、こちらもそこまで大きなデメリットではありません。
Instagramビジネスアカウントにする方法
Instagramビジネスアカウントのメリットなどを把握したところで、ビジネスアカウントにする方法を解説します。
Instagramビジネスアカウントを効果的に利用するためにはInstagramのアカウントの他に自身のFacebookページも必要です。
特に、広告出稿やFacebookとの同時投稿などを行う場合は必須となるので、準備しておきましょう。
Instagramのアカウントが必要
Instagramのアカウントを持っていない場合はアカウントの作成から始める必要があります。
下記のサイトに移動後、「登録」を選択しましょう。
https://www.instagram.com/?hl=ja
またはアプリをダウンロードして同じくユーザー情報を登録します。
電話番号かメールアドレスを登録
電話番号かメールアドレスを登録します。
Facebookで登録することも可能ですが、ビジネスアカウントを作成する場合はいずれにせよ電話番号などの情報を登録することになるので、この時点で登録します。
Facebookでログインした場合、その紐付けがビジネスアカウントで連携させたいFacebookのアカウントであれば問題ありませんが、違う場合に紐付けを解除しなければならないため、ここではやらないことをおすすめします。
名前とパスワードを設定する
連絡先の登録が済んだら、名前とパスワードを設定します。
ビジネスの名前やサービス名などのわかりやすい名前を設定します。
ユーザーネームを決める
アルファベットと記号を使用してユーザーネームを決めましょう。
こちらも閲覧することができるので、わかりやすい名前やサービス、商品の名前にすることをおすすめします。
ここでもFacebookとの連携や電話帳の連携を促されますが、例えば自身のスマートフォンで操作している場合、連絡先と連動させてしまうとプライベートの連絡先もビジネスアカウントに連携されてしまうので、スキップすることをおすすめします。
プロアカウントに切り替える
アカウントを作成した後にビジネスアカウントの変更設定を行います。
①まずはプロフィールの右上の3本ラインをタップしメニューを表示させます。

②1番上に表示されている「設定」をクリックし、「アカウント」を選択します。

③「プロアカウントに切り替える」を選択します。
「ビジネス」を選択
④「プロアカウントに切り替える」を選択すると、「クリエイター」と「ビジネス」の選択欄が表示されるので、「ビジネス」を選択します。
カテゴリーを選ぶ
⑤7種類のカテゴリから自身のサービスに最も当てはまる物を選びましょう。
カテゴリは、
個人ブログ
ローカルサービス
ショッピング・小売り
スポーツ・娯楽
不動産
法律
レストラン
から選択することができます。
カテゴリを選択すると、連絡先を確認するページが表示されるので確認後次に進みます。
Facebookとのリンクを行う
Facebookとの連携を行います。
Facebookページを作成していない場合、この時に新規作成することができます。
Instagramの広告出稿やFacebookとの連動した投稿、管理が必要ない場合は不要です。
Instagramビジネスアカウントの活用方法
Instagramビジネスアカウントを有効活用することで、潜在顧客にリーチできるだけでなく、CVに直結する広告の出稿や企業のブランディングまで幅広いマーケティングを行うことができます。
しかし、目的やターゲットを決めないなんとなくの運用では効果を出すことが難しく、更新頻度やクリエイティブの質が低下してしまう原因になります。
どのような層に、どのような商品・サービスを、どうやって届けるかを明確にすることはInstagramを使ったマーケティングだけでなくSNSマーケティング全般に言えることです。
事実、成功事例の企業や一般人でもSNS場で多大な影響力を持っているインフルエンサーは結果的に上記の設定を正しく行なっていることがわかります。
まずは自身の商品・サービスの強みを十全に理解・再認識することが当たり前ですが必須条件です。
Instagramの特性を理解する
Instagramは写真や動画などを投稿できるSNSです。
Twitterのようなテキストのみの投稿は行えず、広告も通常の投稿も全て画像か動画によって行われます。
また、Twitterにはツイートを広めるための機能「リツイート」が存在することに対して、Instagramにはそのような機能はありません。
基本的にはフォロワーにしか表示されないため、投稿1回1回のクオリティも大切になってきます。
ハッシュタグを使う
Twitterのリツイートは、リツイートしたユーザーのフォロワーに向けてツイートが拡散される機能です。
Instagramには前述の通り、リツイートと同様の機能はありません。
他のユーザーに向けて自分の写真や動画を発信できる方法の1つに「ハッシュタグ」があります。
ハッシュタグは、単語に「♯」をつけて投稿するだけで使えるので非常に簡単な投稿テクニックでもあります。
投稿にハッシュタグをつけることで、ユーザーが興味のある単語だった場合にその投稿が表示される確率が上がります。
投稿内容と関連する人気のタグをつけて投稿すると、そのタグに興味を持つユーザーが検索した時に表示され、ターゲットに近いフォロワーの獲得確率が上がります。
ハッシュタグを使う際の注意点
ただ流行りのハッシュタグをつけただけの投稿はおすすめしません。
人気のハッシュタグはそれだけ多くのユーザーが同じハッシュタグを使用して投稿しているため、検索したユーザーに表示される前に多くの投稿に埋もれてしまう確率が高くなるためです。
細かくターゲットを決めている場合は、例えば「♯女性におすすめ」ではなく、「♯20代女性におすすめ」など、年齢を限定したり、「♯居酒屋」ではなく「♯新宿居酒屋」や「♯日本酒居酒屋」のように、ある程度ターゲットを絞ることで検索した時に埋もれにくく、ある程度ユーザーの行動範囲や年齢を指定することができます。
CVを決める
自身のアカウントが存在する目的を決めましょう。
潜在顧客を集めるのか、ファンを増やすのか、そのフォロワーが自身のInstagramアカウントを見てどのような行動をとったら良いのかを具体的に設定します。
その行動が、お店の予約なのか、問い合わせの獲得なのかで設置するアクションボタンや広告の出稿目的が決まります。
ターゲットを決める
CVを増加させるために必要なことは明確なターゲティングです。
Instagramのユーザーは50%以上が20代で、男女比は女性の方が多いです。
商品やサービスのターゲティングをしっかりと行い、そのターゲットを潜在顧客や、ファンにする施策を打ちましょう。
ターゲットの年齢が明確になるだけでも、投稿頻度や時間帯の指定が可能です。
ビジネスアカウントのインサイトを確認すれば、その施策がどれだけターゲットに届けられているかが明確な数値に現れるため、PDCAサイクルの高速化にも貢献します。
テーマを決める
投稿する画像や文章、世界観をしっかりと決めましょう。
Instagramは写真や動画、動画の場合はサムネイルがフィードに表示されるため、世界観を統一することで見栄えがよくなります。
Instagramに限っては「インスタ映え」という言葉があるように、「見た目」が非常に重要な要素の1つになっています。v
アカウントの雰囲気や、担当者の口調などもしっかりと統一することでユーザーとの距離を縮めることが重要です。
まとめ
Instagramビジネスアカウントに変更しても、ユーザーとの距離感が変わるわけではありません。
ユーザーとの距離が非常に近いSNSマーケティングは拡散力や商品の話題で一世を風靡することも可能ですが、更新する内容やターゲティングをしっかりと行わないと、自身のブランドを貶めてしまう可能性もあります。
言質的で、シッカリした運用方法と世界観の統一、クリエイティブの目的と質、投稿頻度などをあらかじめ細かく設定して無理のない運用を行うことがまずは必要です。
また、SNSマーケティングはCVの内容にもよりますが、ビジネスの直接的な利益に繋がるまでは時間がかかります。
急がず堅実に、アカウントの世界観にあった質の良いクリエイティブを制作し続けることが重要です。
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