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Instagram広告を活用して ビジネスに役立てるための 徹底マニュアル

写真投稿に特化したSNS・Instagramでも他のSNSと同様に広告を出稿することができます。Facebook傘下のSNSなので、Facebookと同様精度の高いターゲティングができるので、より高い効果を期待できます。

カテゴリ: Instagram

Instagram広告に興味を持っている方の中には 「Instagram広告ってどんな広告なのか」 「他のSNS広告とは何が違うの?」 と思っている方もいるでしょう。

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nstagram広告とは、一般ユーザーのタイムラインあるいはストーリーズに表示される写真・動画形式の広告です。写真や動画がメインの広告なので、文章に比べてより視覚的に商品・サービスをアピールできる魅力があります。

また、Instagramでは「ユーザーの属性(年齢・性別・エリア)」「ユーザーの興味(関心・行動)」「顧客データ」「顧客に似たユーザーのデータ」を活用したターゲティングが可能です。Twitter広告やfacebook広告に比べ、細かくターゲティングができるため、より高い宣伝効果が期待できます。

今回はビジネスに有効なInstagram広告の特徴や魅力を詳しくご紹介していきます。

また、「実際にInstagram広告を活用したい!」と考えている方もいらっしゃるかと思いますので、Instagram広告の種類や費用体系や始め方なども解説いたします。

ユーザーのタイムラインやストーリーズに表示できる「Instagramの広告」

Instagramでは、写真や動画形式の広告を出稿し、一般ユーザーのタイムラインやストーリーズに表示させることができます。 Instagram自体が写真や動画メインのSNSなので、広告の形式も文章ではなく、動画や画像がメインとなっています。

他のSNS広告にはないInstagram広告のメリット

●精度の高いターゲッティングができる Instagram広告では以下のデータを使用して、広告を表示させるユーザーをターゲティングします。 ・ユーザーの属性データ(年齢・性別・エリアなど) ・ユーザーの興味(関心・行動) ・自社の顧客データ ・顧客に似たユーザーのデータ

特に、自社の顧客データや顧客に似たユーザーのデータを使用することで、商品購入やサービス利用に繋がりやすいユーザーにアプローチすることができます。

●若年層の女性にアピールしやすい Instagramのユーザー3300万人の中で特に多いのが20代です。 男性ユーザーのうち57%、女性ユーザーのうち63%は20代とされています。

若年層の女性の利用率が最も高いため、アパレルブランドやコスメブランドなど女性をターゲットとする企業がインスタグラム広告を積極的に採用し、若年層向けのアピールを行っています。

●「フォトジェニック」な広告が求められている Instagramといえば、「インスタ映え」や「フォトジェニック」がお馴染みですが、広告でもそれは変わりません。 タイムラインやストーリーズなどに表示されたとき、見栄えが悪いと注目してもらえません。Instagramでは、他の投稿に劣らないような「フォトジェニックな広告」が求められます。

他のSNS広告と併用するのがおすすめ

Instagram広告は、細かなターゲティングができる、若年層の女性にアピールしやすいというメリットがありますが、facebook広告に比べれば比較的男性への訴求力が弱いですし、拡散力という面ではTwitter広告に劣ります。また、Instagramを使用していないユーザーにはアピールできないので、多くの人に訴求したい場合はユーザー数も多いLINE広告が適しています。

そのため、他のSNS広告と組み合わせて活用していくのが良いでしょう。

Instagram広告は6種類

Instagram広告といっても、ストーリーズ広告・写真広告・動画広告・カルーセル広告など、全部で6種類あります。

ストーリーズ広告

スマートフォンの画面いっぱいのフルスクリーンで表示されるタイプの広告で、Instagramの利用率が高いユーザーにリーチできます。 一枚の写真または最大15秒の動画として出稿可能です。

写真広告

最も一般的な広告です。他の投稿と一緒にタイムラインに表示されるため、広告っぽさがありません。 画像の形は選んだ形によって正方形または長方形で表示されます。画像下にはユーザーのアクションを促すボタンがあります。 画像一枚のシンプルな広告になるため、どれだけインパクトがあり、優れたデザインであるかが重要になります。

動画広告

最大30秒までの動画を広告として配信することができます。動画の形は写真と同様に、選んだ形によって正方形または長方形で表示されます。自社のブランドの魅力や特徴が30秒以内で伝えられるかどうか重要です。

カルーセル広告

ルーセル広告は、1つの投稿に2~10件の画像や動画を表示できる広告です。ユーザーがスワイプすることによって次の写真や動画を表示できるため、ブランドストーリーを深く伝えることができます。

コレクション広告

動画と写真を表示させてユーザーにタップさせるタイプの広告です。商品やブランドを魅力的に見せることができるため、商品詳細の閲覧・購入などを促すことができます。 また、動画と写真を活用し、ブランドストーリーを深く伝えることも可能です。

発見タブ広告

Instagramにはハッシュタグ検索ができる「発見」タブがあります。 ハッシュタグで検索しヒットした投稿を確認しているユーザーの画面に表示される広告です。

Instagram広告の課金方式

Instagramの課金方法は「CPM課金」「CPC課金」「CPI課金」「CPV課金」の4種類です。

①CPM課金(CostPerMileの略)

1000回表示された時点で課金されるタイプで、認知拡大やリーチを目的とする広告に最適な課金形式です。CPM課金は、クリック数に関わらず費用が一定ですが、逆にいえばクリックされなくても表示されるだけで費用が発生します。

②CPC課金(CostPerClickの略)

広告がクリックされることによって課金されるタイプの課金方式です。Instagram広告では様々なブランドやショップがこの課金形態を選択しています。

③CPI課金(CostPerInstallの略)

広告を経由してアプリをインストールすると課金されますアプリユーザーを増やしたい企業向けの課金方式です。

④CPV課金(Cost Per Viewの略)

動画が10秒以上再生されると費用が発生するタイプです。動画広告を出稿している企業が選択することができます。

Instagramで広告を出稿する方法

Instagramで広告を出稿するには、企業のFacebookページとInstagramのビジネスアカウントを紐づける必要がありますので、まずは企業のFacebookページとInstagramのビジネスアカウントを作成してください。

【ゼロからやさしく解説】Instagramのアカウント登録方法・初期設定・使い方

Twitterのビジネスアカウントは必要?注意点と活用法を紹介

企業のFacebookページとInstagramのビジネスアカウントを紐づけられたら、facebook広告マネージャーを使用してInstagram広告を作成します。 「Facebook for Business」を開き、「Instagram広告を作成」をクリック。

①キャンペーンの目的設定

まずは、キャンペーンの目的を選択します。Instagram広告の目的は以下の事項から選ぶことができます。 ・ブランドの認知度アップ ・リーチ ・トラフィック(ウェブサイトへのクリック数またはアプリストアへのクリック数) ・アプリのインストール ・エンゲージメント(投稿のエンゲージメントのみ) ・動画の再生 ・コンバージョン(ウェブサイトでのコンバージョンまたはアプリ内コンバージョン)

目的が設定できたら、アカウントの設定をおこないます。国や地域を設定し終了です。

②広告セットの作成

広告セットでは ・ターゲット ・配置 ・予算と掲載期間 を設定します。。

ターゲット

ターゲットは、「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」から設定できます。

●コアオーディエンス 住んでいる地域や年齢、性別、興味・関心などの基本的なターゲッティング

●カスタムオーディエンス すでに自社と接点があったり顧客になったりしているユーザーに対してのターゲッティング

●類似オーディエンス 既存の顧客に類似したユーザーに対してのターゲッティング

配置

facebookでは、自動配置を推奨しています。自動配置はInstagramだけでなくFacebook等にも同時に配信されるようになります。Instagramのみに配信したいという場合は、「配置を編集」からInstagramのみを指定する作業が必要になります。

予算と掲載期間

広告を配信するときの予算と掲載期間について設定します。

③広告の作成

広告の作成では、 ・アイデンティティ ・形式 ・テキスト を設定することができます。

アイデンティティ

Instagramアカウントを選択。

形式

カルーセル、シングル動画、1件の動画、スライドショーなどから広告の形式を選択します。

テキスト

実際に広告として表示したい詳細部分を設定します。テキスト文、表示する画像、見出し、宣伝する製品の簡単な詳細、リンク先のURL、CTAボタン文言などを設定します。

④公開する

①から③までの全ての項目を決定したら、「公開する」をクリック。 広告が出稿されます。

出稿前に広告ポリシーをチェックする

Instagramで広告を出稿する場合、Facebookの広告ポリシーにて審査が行われます。禁止されているコンテンツや動画広告についてなど様々な項目がありますので、広告を出稿する前にご確認ください。

まとめ

Instagram広告とは、一般ユーザーのタイムラインあるいはストーリーズに表示される写真・動画形式の広告です。ターゲティングの精度が高いのでより高い広告効果を期待できるという特徴があります。

広告の種類は、トーリーズ広告・写真広告・動画広告・カルーセル広告・コレクション広告・発見タブ広告の6種類があり、好きな形式を選ぶことができます。

ぜひInstagramを活用して自社のサービス・商品の認知向上に役立ててください。

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