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InDesignで文字にルビ(ふりがな)をふる方法

InDesignは主に印刷・出版業界で用いられているソフトウェアなので、文字にふりがなを振る「ルビ機能」があります。今回は、作成したデザインのテキストに含まれている漢字にルビをふる機能を解説します。

カテゴリ: InDesign

本記事ではInDesignで文字にルビ(ふりがな)を振る方法について解説します。

ルビについて

印刷・出版業界では「ふりがな」を「ルビ」と呼ぶことがあります。これは日本の活版印刷において、ふりがなの活字サイズが5.2ptに設定されていたことに関係しています。

英文(欧文)の基本となっているイギリスの活版印刷では、宝石の種類で活字サイズを分類していました。日本のふりがなに使われていた5.2ptに最も近い5.5ptの活字サイズはルビー(ruby)という分類名だったので、ふりがなを「ルビ」と呼ぶようになったのです。

Webデザイン業界では、あまり耳慣れない用語かもしれませんが、エディトリアルデザインやDTPデザイン分野ではよく使われる言葉です。InDesignは主に印刷・出版業界で用いられているソフトウェアなので、文字にふりがなを振る機能も「ルビ」機能となっていますので、覚えておきましょう。

ルビ(ふりがな)をふる方法

以下がInDesignでルビを振る方法の手順です。

1.メニューバーから「書式と表」の「文字」を選択

画面上部にあるメニューバーから「ウィンドウ」をクリックし、表示されたメニュー項目の中から「書式と表」にある「文字」を選択します。

2.オプションメニューの「ルビ」にある任意の項目を選択

「文字」メニューを選択すると、上の画像のように、文字パネルが開きます。

ルビの設定を行う前に、まずルビ(ふりがな)を振りたい単語を文字ツールで選択しておきます。次に、この文字パネルの右上にあるオプション項目を表示するハンバーガーメニューのアイコンをクリックします。

アイコンをクリックして表示されるメニューの中に「ルビ」という項目があるので、これを選択します。ルビを選択すると、さらにルビの設定に関するメニューが表示されますので、この中から任意の項目を選択します。ここでは、「ルビの位置と間隔…」を選んでみましょう。

3.「ルビ」の設定ウィンドウで各項目を設定

ルビの設定に関するメニュー項目のいずれかを選択すると、上の画像のようなルビの設定パネルが開きます。このパネル上部にある「親文字」の欄に、先ほど選択したルビを振りたい単語が設定されているかを確認しましょう。その「親文字」の欄の上に、ルビを入力する欄がありますので、ルビを入力しましょう。

ルビのパネルには、先ほど選択した「ルビの位置と間隔…」の他に、「ルビのフォントとサイズ」「ルビが親文字より長い時の調整」「ルビカラー」という設定項目があります。各項目についても以下に解説します。

ルビの位置と間隔

ルビの位置と間隔は、ふりがなを振りたい親文字に対して、どのようにルビを配置するかを設定する項目です。主に以下の表で説明する3つの要素について設定できます。

名称 説明
種類 ルビの種類です。複数の文字(熟語)に対して、ふりがなを振る「グループルビ」と、一つの文字に対して、ふりがなを振る「モノルビ」があります。
揃え

揃えは、親文字を基点として「肩付き」「中付き」「右/下揃え」「両端揃え」といった文字の揃えを設定する項目です。

縦書きと横書きの両方に対応しているので、揃えの種類が見慣れない言葉になっていますが、「左揃え」と「上揃え」が「肩付き」、「中央揃え」が「中付き」、「右揃え」と「下揃え」が「右/下揃え」という設定項目名になっています。

上記の他にも1-2-1ルールというJIS規格などにも対応し、用途に合った揃えを選択できます。

ここでは、邪知暴虐「ルビの位置と間隔…」の種類を「グループルビ」に設定します。

熟語の場合は、グループルビを使うことが多いです。しかし、教科書などで個々の漢字に対しての読みがなとしてルビを使う場合などはモノルビが役立ちます。

例えば、上の画像のようにモノルビを選択して、漢字1文字に対しての読みごとにスペースを開けて、ルビを振ると上記の画像のように「温(おん)故(こ)知(ち)新(しん)」とそれぞれの漢字に対しての読みがなとしてルビを振れます。

ルビのフォントとサイズ

上の画像は「ルビのフォントとサイズ」の設定画面です。フォントの種類やウエイト(太さ)、サイズの他に、フォントに長体・平体をかける水平比率・垂直比率なども設定可能です。

ルビが親文字より長い時の調整

ルビのテキスト数が多く、親文字のテキスト上にすべてのふりがなを配分できない場合に調整する項目です。主に、ルビのサイズや文字詰めなどで調整する「文字かけ処理」と、親文字の文字詰めで調整する「親文字間の調整」という項目から、調整が可能です。

ルビカラー

ルビの文字色を設定する項目です。

各項目を設定してルビのパネル上部にある「OK」をクリックすると、上の画像のようにルビの設定が完了します。

まとめ

InDesignはテキスト編集に特化したDTPソフトウェアなので、ルビを振る作業についても本文のテキスト編集に合わせて調整しやすい機能が数多く搭載されています。割注設定でルビを振るIllustratorと比べても、後からの修正や変更にも柔軟に対応できるようになっています。

今回は、漢字にルビを振る方法について解説しましたが、同様の方法で英単語にふりがなをつけること可能です。本記事を参考にして、InDesignでルビを振る方法をマスターしておきましょう!

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
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