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InDesignでノンブルに「スタイル」と「セクション(章番号)」を設定する方法

InDesignでは親ページ(マスターページ)の機能を使うことによって、ページに自動的にノンブルを入れることが可能です。今回は、InDesignでノンブルを設定する方法を解説します。

カテゴリ: InDesign

本記事では、ノンブル(ページ番号)のスタイルの変更方法とセクション(章番号)の設定方法を中心に説明します。

ノンブルとは

出版・印刷業界では本や冊子のページ端に配置されているページ番号を表す数字のことをノンブル(nombre)呼ぶことが多いです。InDesignでは親ページ(マスターページ)の機能を使うことによって、ページに自動的にノンブルを入れることが可能です。

ノンブルの設定方法の基本は以下の記事に解説していますので、こちらも参照してみてください。

▷InDesignでページにページ番号(ノンブル)を付ける方法

今回は、ノンブルの付け方の応用編としてページ番号のスタイルの変更方法とセクション(章番号)の設定方法を中心に説明します。

ページ番号(ノンブル)の作成方法のおさらい

ページ番号(ノンブル)の作成方法についておさらいしておきましょう。

1.ページパネルで親ページ(マスターページ)のアイコンをクリックして親ページ編集画面を開く

画面上部にあるメニューバーからウィンドウをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「ページ」を選択します。

「ページ」を選択すると、上の画像のようにページを設定するパネルが表示されます。このパネル上部にある親ページ(マスターページ)のアイコンをダブルクリックします。

2.ページ番号(ノンブル)を配置したい位置にテキストフレームを作成

親ページのアイコンをダブルクリックすると、上の画像のように親ページの編集画面に遷移します。

親ページの編集画面で、文字ツールを選択してページの端にページ番号を配置するテキストフレームを作成します。作成したテキストフレーム内を文字ツールでクリックし、テキスト入力のカーソルを表示させます。

3.書式メニューから「特殊文字を挿入」にある「マーカー」の「現在のページ番号」を選択

画面上部にあるメニューバーから書式をクリックし、表示されたメニュー項目の中から「特殊文字を挿入」にある「マーカー」の中から「現在のページ番号」を選択します。

テキストフレーム内に、ページ番号を表す特殊文字「A」が挿入されました。この「A」が実際ページに適用されるとページ番号になります。

4.見開きで対となるページににもノンブルを配置する

見開きで左側ページの端にノンブルを配置したので、対となる右側ページの端にもノンブルを配置します。左側ページのノンブルの位置と左右対称になるように移動したテキストフレームにある特殊文字「A」を右揃えにします。

右ページへテキストフレームを移動させる方法を上の動画でも確認しておきましょう。選択ツールを選択し、OptionキーとShiftキーを同時に押した状態でテキストフレームをクリックすると、白と黒の三角形が二重になったカーソル変わります。

この状態でテキストフレームを反対側のページ端へドラッグ&ドロップして反対側に配置すると簡単に同じサイズのテキストフレームをコピーできます。

5.実際のページに適用する

親ページのページ番号設定ができたら、実際のページへ適用してみましょう。上の動画のようにノンブルを配置した親ページが適用されたページを追加していくと、自動的にページ数が割り当てられてページ端にページ番号が作成されているのが確認できます。

ノンブル(ページ番号)のスタイルを変更する

1.メニューから「ページ番号とセクションの設定」を選択

画面上部にあるメニューバーからレイアウトをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「ページ番号とセクションの設定」を選択します。

2.ページ番号のスタイルを選択

ページ番号とセクションの設定パネルにある「開始セクション」という項目にある「ページ番号」という項目の中に「スタイル」という項目があります。

このスタイルを選択すると、スタイルの種類がプルダウンメニューで表示されます。

以下の表が、ページ番号のスタイルの種類一覧です。

ページ番号のスタイルの種類

説明
1,2,3,4,
01,02,03
001,002,003
0001,0002,0003
1、2、3、4
一、二、三、四
A,B,C,D
Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ
a,b,c,d
ⅰ,ⅱ,ⅲ,ⅳ

ドキュメントの章番号のスタイルの種類

以下の表は、ページ番号に関連したドキュメントの章番号のスタイルの種類一覧です。

説明
1,2,3,4,
01,02,03
001,002,003
0001,0002,0003
一、二、三、四
(カタカナ)ア,イ,ウ,エ,オ
(カタカナ)イ,ロ,ハ,二
A,B,C,D
丸数字
Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ
a,b,c,d
ⅰ,ⅱ,ⅲ,ⅳ

ここでは「1、2、3、4」というスタイルのページ番号から「001、002、003、004」という0からはじまるスタイルのページ番号へ変更してみます。

上の画像のように、ページ番号スタイルが変更され、008と表記されるようになりました。

セクションの設定

次に、セクションの設定についても解説します。セクションとは、複数のページを章にまとめてカテゴリー化できる機能です。

冊子形式の印刷物では、ページ番号以外に、章題や節の見出しなどを表記する柱というエリアを設ける場合があります。セクションでは、この柱に表記するような、章題や節の見出しを簡単に設定することができます。

以下がその手順です。

1.マスターページにセクションを入力するフレームを作成

パージパネルを開き、マスターページを開きます。マスターページの編集画面になったら、セクション表記を入れる任意の箇所に、テキストを入力するフレームを作成します。

作成したフレーム内を文字ツールでクリックした状態にしておきます。

2.メニューから「セクションマーカー」を選択

画面上部にあるメニューバーから書式をクリックし、表示されたメニュー項目の中から「特殊文字を挿入」の「マーカー」にある「セクションマーカー」を選択します。

マスターページにセクションが追加されました。

3.ページにセクションを設定する

次に、先ほど作成したマスターページを適応させた実際のページを、ページパネル上で選択します。ページを選択した状態で、Control+クリック(もしくは右クリック)すると、メニュー項目が表示されます。

この表示されたメニュー項目の中から、「ページ番号とセクションの設定」を選択します。

4.セクションマーカーを入力

「ページ番号とセクションの設定」が開いたら、ページ番号という項目にある「セクションマーカー」という入力欄に、セクションに表記したいテキストを入力します。

ここでは、「第1章 Web開発」というセクション名を入力してみましょう。

「第1章 Web開発」というセクション名が表示されるようになりました。同一のセクションにあるページは、同じ位置に同様のセクション名が表記されるようになります。

同じようにセクションを追加して「第2章 市場分析」というセクション名を作成してみます。

5.セクションプレフィックスを設定する

ページパネル上で、セクションがわかりやすくなるようにセクションプレフィクスという情報を追加可能です。アルファベットの「A.B.C…」で、セクションページの前に、セクションがわかりやすくなるような記号を付加してみましょう。

「ページ番号とセクションの設定」のパネルを開くと、ページ番号の項目の中に、セクションププレフィクスという入力欄があります。この欄にアルファベットのAと入力します。

ここでは、一例としてアルファベットを入力していますが、「イ、ロ、ハ…」でも「一、二、三…」でも構いません。

セクションププレフィクスを設定できたらパネル右上のOKをクリックします。

上記のように、ページパネルのページ番号に、セクションプレフィクスで追加した章のアルファベットが表記されるようになりました。

まとめ

今回紹介した以外にもノンブルやセクションの設定方法には、便利な機能が数多く搭載されています。本記事で紹介した機能が使いこなせるようになると、詳細なページの分割によって冊子のナビゲージョンをより便利なものへと発展させることができますので、ぜひマスターしておきましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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