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記事タイトルIllustratorのエンベロープを使ってテキストやオブジェクトを変形させよう!
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/illustrator_envelope-distort/
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POINTこの記事をざっくり言うと
エンベロープはオブジェクトを変形・リシェイプする機能・効果のこと
ワープ機能を使った方法とメッシュ機能を使った方法などがある
オブジェクトやテキストを再現性のあるスタイルで変形
本記事ではIllustratorの「エンベロープ」という機能を使ってテキストやオブジェクトを変形させる方法を紹介します。
エンベロープの基本知識
エンベロープとは
エンベロープ(envelope)とは英語に直訳すれば「封筒、包むもの、覆い」といった意味ですが、Illustratorではテキストやオブジェクトを変形・リシェイプする機能・効果のことを指します。
エンベロープの種類
Illustratorでテキストやオブジェクトにエンベロープの効果を施すには「ワープ」機能を使った方法、「メッシュ」機能を使った方法、「最前面のオブジェクト」をつかってエンベロープを適用する方法の3つがあります。それぞれ特徴があるので以下にその方法を紹介します。
エンベロープの使い方
最初に「ワープ」機能を使ったエンベロープ作成方法を紹介します。
ワープを使ったエンベロープ
1.「エンベロープ」の「ワープで作成…」を選択
ワープを使ったエンベロープを行うには、2つの操作方法があります。一つは、画面上部にあるコントロールパネルに「エンベロープを作成」というアイコンをクリックする方法です。こちらのアイコンをクリックするとワープでエンベロープを作成する「ワープオプション」のパネルが開きます。
もう一つは、画面上部のメニューバーにあるオブジェクトをクリックし、表示されたメニュー項目にある「エンベロープ」から「ワープで作成…」を選択する方法です。「ワープで作成…」を選択することで「ワープオプション」のパネルが開きます。
2.「ワープオプション」のパネルで各項目を設定
「ワープオプション」のパネルで、ワープオプションの各項目を設定します。ここでは「円弧」というワープの種類を選択します。円弧にはカーブの種類や、パーセンテージを設定する項目があるので、これらを調整してパネル右下の「OK」ボタンをクリックします。
ワープには様々な種類があります。種類名の前にあるアイコンの形のように、エンベロープの効果がかかります。プレビューにチェックを入れておけば、ワープの種類名を選択するだけで、変形後のオブジェクトやテキストを確認することができますので、いろいろ試してみましょう。
他のオブジェクトも、エンベロープをワープで作成してみました。ワープで作成する方法は、あらかじめ用意されたプリセットを選択・調整するだけなので、非常に簡単です。
メッシュを使ったエンベロープ
次に「メッシュ」機能を使ったエンベロープ作成方法を紹介します。
1.「エンベロープ」の「メッシュで作成…」を選択
画面上部のメニューバーにあるオブジェクトをクリックし、表示されたメニュー項目にある「エンベロープ」から「メッシュで作成…」を選択します。
2.「エンベロープメッシュ」でメッシュの行数と列数を設定
「メッシュで作成…」を選択することで「エンベロープメッシュ」という設定パネルが開きます。このパネルでメッシュの行数と列数を設定します。行数と列数を増やすことで、より細かな変形を施すことができます。
メッシュが細かすぎると、大きな変形を施しにくくなるので、オブジェクトの形に合わせて適当な行数と列数を選択するようにしましょう。
3.アンカーポイントを移動する
メッシュで、格子状の枠が設定されます。この枠の四隅にアンカーポイントが作成されますので、任意のアンカーポイントを選択します。
選択したアンカーポイントを移動すると、その移動に伴ってオブジェクトが変形します。この変形は直接オブジェクトのアンカーポイントを選択して変形しているというよりは、エンベロープという袋につつまれたオブジェクトを袋ごと変形させているとイメージすると、通常の変形との違いがイメージやすいでしょう。
他のアンカーポイントも、いくつか移動させてみます。エンベロープをメッシュで作成すれば、上の画像のように自由にオブジェクトを変形することができます。
通常の自由変形と異なるのは、この方法を使えば同じ変形効果を違うオブジェクトに再現しやすい点にあります。オブジェクトのサイズ、メッシュの列数や行数などを揃えれば、複数のオブジェクトに同じような自由変形を施すことも可能になるからです。
他のオブジェクトもエンベロープをメッシュで作成してみました。
メッシュで作成する方法は、ある程度規則性がある中で自由にオブジェクトやテキストを変形できるので大変便利です。
「最前面のオブジェクト」を使ったエンベロープ
最後に「最前面のオブジェクト」を使ったエンベロープ作成方法を紹介します。
1.オブジェクトとテキストを用意し、オブジェクトを前面に配置
最後に、エンベロープを使って、すでにあるオブジェクトの形に他のテキストやオブジェクトを変形させる方法を紹介します。ここでは、テキストを、猫の形をしたオブジェクトの形にはめ込む事例で解説します。
猫の形をしたオブジェクトとテキストを用意し、オブジェクトを前面に配置します。レイヤーパネルを使えば、簡単にオブジェクトを最前面に配置することができます。
2.「エンベロープ」の「最前面のオブジェクトで作成」を選択
画面上部のメニューバーにあるオブジェクトをクリックし、表示されたメニュー項目にある「エンベロープ」から「最前面のオブジェクトで作成」を選択します。
上の画像のように、テキスト全体が猫のオブジェクトの形に変形しました。今回はテキストをオブジェクトの形に変形しましたが、この方法を使えばオブジェクトを、最前面に置いた他のオブジェクトの形にはめ込むような変形も可能です。
まとめ
エンベロープを使うことで、オブジェクトやテキストを再現性のあるスタイルで変形させることができます。また、フォントや既存のアイコンにエンベロープ効果を施すことで、よりオリジナリティのあるロゴやアイコンを作成することも可能になります。本記事を参考にして、エンベロープの機能をマスターしておきましょう!
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