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記事タイトルHTMLで複数Classの指定の仕方+複数Classで作業効率改善(初心者向け)
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/html-multipleclass/
記事タイトルHTMLで複数Classの指定の仕方+複数Classで作業効率改善(初心者向け)
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/html-multipleclass/
POINTこの記事をざっくり言うと
HTMLで複数Classを指定する方法がわかり、人に説明できるようになる。
HTMLで複数Classを指定し実践的に使用できるようになる。
CSSで複数のセレクタ指定・絞り込みができ作業効率の改善ができる。
こんにちは!
最近、WEB制作をはじめたけど「Classって2つ指定できるの・・?」
「Classを複数指定する方法を教えて・・!」「CSSで複数セレクタをまとめて指定して作業効率を改善したい・・!
その様に考えている、初心者WEB制作者の方も多いのではないでしょうか?
私も最初の頃は、「Classを2つも作成できるの・・? 方法は・・?」などわからない時期が続きました。
「Classを複数指定」「CSSで複数セレクタをまとめて指定」する事で、作業効率の改善をする事ができます。
今回は、「Classを複数指定する方法」「CSSで複数セレクタをまとめて指定する方法」「CSSでセレクタを絞り込む方法」を中心に、初心者の方むけに解説していきます。
HTMLで複数Classを指定
HTMLで一つの要素にClass属性を複数指定する事ができます。
一つの要素にクラスを複数指定することで、CSSセレクタに対して適用範囲をコントロールできます。
例えば、ボタン要素が複数あったとして、全てのボタンのデザインを1のクラス名にまとめていたとします。
しかしボタンの一つだけをクリックできない様にするなど、機能を1つのボタンだけに追加したい場合などに、Classを追加しCSSで機能を指定する事ができます。
今は少しわかりづらいかもしれませんが、今回の解説を最後までみていただければ、より深く理解できると思います。
HTMLで複数Classを指定する方法
HTMLで複数のクラスを指定するには、半角スペースを開けます。
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<div class="class-one class-two class-three"> </div> |
※解説
上記のように、class-oneの右隣に半角スペース、class-twoの右隣に半角スペースと指定することで、「class-one」「class-two」「class-three」の3点、クラスを作成する事ができます。
また、必要に応じて必要な数のクラス名を記入する事ができます。
ポイントとしては、コロンやカンマではなく「半角スペース」を入れることです。
複数のclass名を入れ子構造に記入する方法
入れ子構造においてもクラスの指定は変わらず、「半角スペース」使用します。
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<div class="class-one class-two class-three"> <p class="class-a class-b">入れ子AB</p> <p class="class-c class-d">入れ子CD</p> </div> |
※解説
class-aの右隣に半角スペース1つ分入れることで、「class-a」「class-b」と2つのクラスを作成する事ができます。
複数クラス指定のクラスの分け方
複数クラスを指定する場合に大切なことは、「CSSの役割を分ける」ことです。
主に「見た目」「サイズ」「機能」などで分け、そのクラスが何を指定しているのかをわかりやすくします。
例えば、class-oneは「文字色・背景色」の[見た目]、class-twoは「マージンやパディング」の[サイズ]、class-threeは「アクティブ要素」などの[機能]をクラスに指定するということです。
サンプルコードで詳しく解説します。
HTMLサンプルコード
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<div class="class-one class-two class-three"> </div> |
CSSサンプルコード
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.class-one { color: black; background-color: red; } .class-two { width: 100px; margin: 10px; padding: 10px; } .class-three:active { color: blue; background-color: yellow; } |
※解説
・class-oneには、色の指定
・class-twoには、幅、余白のサイズの指定
・class-threeには、アクティブ機能の指定
classを複数指定する時は、各クラスにわかりやすい役割を持てせることで、CSSをより見やすく、わかりやすくする事ができます。
CSSで複数のセレクタを指定する・絞り込む方法
1つのCSSで複数のセレクタを対象にする方法
1つのCSSで複数のセレクタを選びます。
HTMLサンプルコード
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<div class="class-one"> <p class="class-p1">ABCDEF</p> <p class="class-p2">GHIJKL</p> <p class="class-p3">MNOPQR</p> </div> |
CSSサンプルコード
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.class-p1,.class-p3 { color: red; } |
※解説
1つのCSSで複数セレクタを選択するには「カンマ」で区切ります。
表示結果の1行目、3行目の色がredで表示されました、これはCSSサンプルコードで「.class-p1, .class-p3」にcolor: red;を指定しているからです。
このように1つのCSSで複数セレクタを指定する場合は、「カンマ」で区切り複数指定します。
複数セレクタで対象を絞り込む方法
複数のセレクタで対象を絞り込みます。
HTMLサンプルコード
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<div class="class-one"> <p class="class-p1">ABCDEF</p> <p class="class-p2">GHIJKL</p> <p class="class-p3">MNOPQR</p> </div> |
CSSサンプルコード
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.class-one .class-p1 { color: red; } |
※解説
複数のセレクタで対象サンプルを絞り込みむには、半角スペースで区切ります。
表示結果1行目の「ABCDEF」がcolor=redで表示されているのは、CSSサンプルコードで「div class=”class-one”」の「p class=”class-p1”」が指定されていることで、セレクタが絞り込まれCSSが適用されている為です。これを子孫セレクタと言います。
複数の属性セレクタで対象を絞り込む方法
複数の属性セレクタを指定して対象を絞り込みます。
HTMLサンプルコード
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<p><a href="#" >ABCDE</a></p> <p><a href="#" title="sample1">FGHIJK</a></p> |
CSSサンプルコード
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a[href][title]{ background-color: red; } |
※解説
複数の属性セレクタを指定し絞り込んでいます、[]を並べて記述します。
表示結果、2行目の「FGHIJK」にbackground-color: red;が指定され表示されています、これはCSSサンプルコードで属性セレクタ「href」と「title」を指定し絞り込んだ為です、1行目は、[title]がないのでcolor: red;が指定されません。
擬似クラス・属性セレクタで絞り込む方法
擬似クラスと属性セレクタで絞り込みます。
HTMLサンプルコード
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<p><a href="#">ABCDE</a></p> <p><a class="one" href="#">FGHIJK</a></p> |
CSSサンプルコード
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a:link[class="one"]{ background-color: red; } |
※解説
擬似クラスを記述し属性セレクタを[]で囲みます。
表示結果、2行目のFGHIJKにbackground-color:red;が指定されて表示されています、これはCSSサンプルコードで、擬似クラス「a:link」属性セレクタ「class-one」を指定し絞り込んだ為です。
表示結果1行目は、属性セレクタ「class=”one”」がないのでbackground-color:red;が指定されていないということになります。
擬似クラスと擬似要素を指定する方法
擬似クラスと擬似要素でセレクタを絞り込みます。
HTMLサンプルコード
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<p>ABCDE</p> <p><a href="#">FGHIJK</a></p> |
CSSサンプルコード
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a:link::before { content:"あいうえお"; background-color: red; } |
※解説
CSSサンプルコードで「擬似クラスa:link」と「擬似要素の::before」を指定し対象要素を絞り込んでいます。
表示結果、2行目::before要素で「あいうえお」が表示されています。これはCSSサンプルコードで擬似クラス「a:link」擬似クラス「::before」が指定されている為です。
表示結果1行目は、HTMLタグがpだけなので表示されません。
属性セレクタと擬似要素を指定する方法
属性セレクタと擬似要素を指定します。
HTMLサンプルコード
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<p class="one">ABCDE</p> <p class="two">FGHIGK</p> |
CSSサンプルコード
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p[class="two"]::before { content:"あいうえお"; background-color: red; } |
※解説
CSSサンプルコードで、属性セレクタ[class=two]、擬似要素::beroreを指定し対象要素を絞り込んでいます。
表示結果2行目::before要素で「あいうえお」が表示されています。
これは、HTMLサンプルコード2行目に[class=”two”]セレクタが指定されている為です。1行目の属性セレクタは[class=”one”]の為表示されません。
まとめ
今回は「HTMLで複数クラス指定する方法」「CSSで複数セレクタを指定・絞り込む方法」をメインに解説してきました。
ポイントをまとめます!
ポイント
1.HTMLでクラスを複数指定するには、「半角スペース」をあけて指定する。
2.1つのCSSで複数のセレクタを選択するには、 セレクタを「コンマ」で区切る。
3.複数セレクタで対象を絞り込むには、「半角スペース」で区切る。
4.複数の属性セレクタで対象を絞り込むには、[]を並べて記述する。
5.擬似クラス・属性セレクタで絞り込むには、「擬似クラス」を記述し、属性セレクタを[]で囲む。
6.擬似クラスと擬似要素で絞り込むには、擬似クラスと、擬似要素を記述し絞り込む。
7.属性セレクタと擬似要素で絞り込むには、属性セレクタを[]で囲み、擬似要素を記述し絞り込む。
いかがだったでしょうか?
「HTMLで複数クラス指定する」「CSSで複数セレクタを指定・絞り込む」ことで作業効率の改善にも繋がります!ぜひ参考にしてみてください!
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