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記事タイトル[2021年版]ショッピング広告とは?特徴と出稿の仕方
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/how-to-create-shopping-ads/
記事タイトル[2021年版]ショッピング広告とは?特徴と出稿の仕方
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POINTざっくりいうと
ショッピング広告のメリット
ショッピング広告のデメリット
実際にショッピング広告を作成
コロナの影響によりインターネットを利用したショッピングが増加しています。
無数にある商品の中から自社の商品を見つけ出してもらうにはショッピング広告を利用することが有効的であると言えるでしょう。
今回はショッピング広告のメリットデメリットから出稿の仕方までを紹介していきます。
ショッピング広告とは
ショッピング広告とはリスティング広告と同じ検索連動型広告です。
検索連動型広告とはユーザーがキーワードを検索した際に、キーワードに関連した検索結果を表示する広告形態です。
ユーザーが広告をクリックしなくても、商品の画像や商品名、価格などの情報を表示することができます。
ショッピング広告のメリット
画面占有率が高い
よくできた広告だとしてもユーザーに見てもらえなければ意味がありません。
ショッピング広告は画面占有率が高く、広告の認知度が高くなります。
「ナイキスニーカー」と検索してみましょう。
検索結果はショッピング広告>リスティング広告>自然検索の順番に上から表示されます。
更にスマホで検索した場合は画面占有率が顕著にでます。
「白いパーカー」と検索してみましょう。
スマホの画面で見てみるとショッピング広告しか写っていません。
画面占有率が高いおかげでユーザーの広告認識率が高まり、しっかり情報を見てもらえる可能性が高くなります。
情報の明示性
ショッピング広告は広告をクリックせずともユーザーが欲しい情報を確認することができます。
画像や商品名、ブランドなどを先に開示しておくことでユーザーの認識と商品情報の認識のズレを少なくすることができ、無駄なクリックを防いだり、コンバージョン率の上昇が見込めます。
クリック単価が安い
ショッピング広告は通常の広告と比べ、出稿の仕方に違いがあります。
通常の広告出稿する際はGoogle広告のアカウントのみで広告を出稿することが可能です。
ショッピング広告は商品情報をGoogleMerchantCenterに登録し、Google広告と連携させ、Google広告で設定を行うことで広告が出稿されます。
広告を自動作成してくれたり、ターゲットを自動で行ってくれるため手間が省けます。
しかし、商品情報を用意し、GoogleMerchantCenterに登録し、その商品情報を最新に保たなくてはならない為、手間や運用に費用がかかってしまうことから配信のハードルが高くなります。
一方で配信のハードルが高くなることで競合が減り、クリック単価が低くなる傾向があります。
ショッピング広告のデメリット
商品情報の更新が手間
メリットでも紹介したようにショッピング広告は運営に手間がかかり配信のハードルが高いです。
商品が少ない分には管理ができていたとしても、商品が100個となってくると運用に必要な時間や人手がコストとしてかかってきます。
商品情報の更新を忘れてしまうことで、在庫がないのに配信してしまったり、新商品が追加されたのに情報を追加し忘れるといった自体がでてきます。
広告の管理ができない
ショッピング広告は情報を入力することで広告を自動で作成し、配信するターゲットを自動で選定してくれます。
更にキーワードごとに入札単価の調整を行えない為、もちろん Google 側で最適化されていく部分ではありますが、予算が少なかったりニーズが限定されている場合にはムダが発生してしまう可能性があります。
商品ごとに画像を用意しなければならない
ショッピング広告を出稿する際は必ず画像を用意しなければいけません。
ショッピング広告は画像が大きく表示される為、画像によって広告の効果が左右されるといっても過言ではありません。
しっかりと広告効果のある画像を用意するのには費用がどうしても加算でしまいます。
ショッピング広告の作成
実際にショッピング広告を作成してみましょう。
ショッピング広告を作成するには3つ用意しておかなければなりません。
商品情報
Google広告アカウント
GoogleMerchantCenterアカウント
これらは事前に準備しているという前提で紹介していきます。
ショッピング広告広告作成の流れは以下のようになります。
GoogleMerchantCenterに商品情報を入力
GoogleMerchantCenterとGoogle広告を連携させる
Google広告で広告を出稿する
まずはGoogleMerchantCenterに商品情報を入力していきましょう。
GoogleMerchantCenterに商品情報を入力
GoogleMerchantCenterのホーム画面のサイドバーから商品>フィードを選択してください。
フィードとは商品情報のことを指します。
新たにフィードを追加する為「+ボタン」を押します。
広告を出稿する先の国の情報と使用する言語を入力します。
フィードの名前とフィードの入力方法を選択してください。
今回はGoogleスプレッドシートを使用し、フィードを入力していきます。
新しくスプレッドシートを作成するか、元々フィードを入力したGoogleスプレッドシートを利用するか選択します。
どのタイミングでフィードを更新するかの設定もここでします。
設定できたら「フィードを作成」を選択します。
「Googleスプレッドシートにアクセス」を選択しましょう。
フィードはGoogleが指定した値に沿って入力しなければなりません。
入力を開始する前にGoogleヘルプの商品フィード仕様を確認しましょう。
入力し終えたら先ほどの画面の「今すぐ取得」を選択してください。
アカウントのリンク
フィードを入力し終えたらGoogleMerchantCenterアカウントとGoogle広告アカウントを連携させましょう。
GoogleMerchantCenterの設定>リンクアカウントを選択してください。
その他のGoogle広告アカウントから「アカウントをリンク」を選択しショッピング広告を作成したいGoogle広告アカウントのIDを入力し「リンクリクエストを送信」を入力してください。
リクエストを送信したGoogle広告アカウントに移動し、設定と請求>アカウント>リンクアカウントを選択してください。
リンクできる様々なサービスの中から「GoogleMerchantCenter」を選択してください。
リンクさせたいGoogleMerchantCenterのアカウントを探し、「詳細を表示」を選択してください。
「Approve」を選択しリクエストを承認します。
ショッピング広告の配信
フィードを入力し、アカウントをリンクさせることができたらGoogle広告アカウントでショッピング広告を配信しましょう。
ショッピング広告に限らず目的とターゲットを決めてから広告を作成しましょう。
広告を作成する前に広告アカウントの構成を理解する必要があります。
(キャンペーンや広告グループって何?Google広告のアカウント構成を徹底解説)に広告アカウント構成について書いてありますので、アカウント構成の理解が浅い方は是非読んでみてください。
今回はGoogle広告アカウントで「新しいキャンペーンを作成する」を選択してください。
キャンペーンの目標
キャンペーンで達成したい目標を選択します。
今回は「販売促進」を選択します。
キャンペーンのタイプ
キャンペーンのタイプを選択します。
今回は「ショッピング」を選択してください。
アカウントと販売する国の選択
リンクされているGoogleMerchantCenterのアカウントを選択してください。
販売する国を選択してください。
キャンペーンのサブタイプ
キャンペーンをどのように配信していくかを設定します。
2種類あるのでそれぞれの特徴を紹介していきます。
スマートショッピングキャンペーン
あらゆる設定をGoogleが自動的に設定をしてくれます。
スマートショッピングキャンペーンは膨大なデータから自動で配信するユーザーを導き、入札単価も自動で最適化してくれる為、運用に時間を多く割かなくてよくなります。
通常のショッピングキャンペーン
通常のショッピングキャンペーンはスマートショッピングキャンペーンと比べ管理性に長けています。
通常のショッピングキャンペーンは入札やターゲティング、オーディエンスの設定を行え、検索語句のレポートを確認することができます。
スマートショッピングキャンペーンはあらゆる設定を自動で行ってくれるが、配信の結果が良好でない場合改善できる点が少ないです。
通常のショッピングキャンペーンはあらゆる設定が可能なので、改善の余地があります。
将来はスマートショッピングキャンペーンに任せることになるかもしれませんが、今回は勉強も兼ねて通常のショッピングキャンペーンを選択します。
キャンペーン名
キャンペーンの名前は分かりやすいものに設定しましょう。
商品フィルタ
商品フィルタを利用することで広告を配信する商品を絞り込むことができます。
商品フィルタを使用する際は「ラベル」と「値」を入力することでその条件に一致する商品のみを配信することができます。
ローカル商品
ローカル在庫広告機能を使うと、店舗の周辺で Google 検索を行った買い物客に対して商品と店舗の情報を表示できます。
買い物客がローカル商品を掲載した広告や無料リスティングをクリックすると、Google がホストする店舗詳細ページが表示されます。
買い物客は店舗詳細ページで、在庫情報や営業時間、店舗までの道順などを確認できます。
キャンペーンURLのオプション
キャンペーンURLのオプションはGoogleアナリティクスなどの計測ツールを使用する際に、どのキャンペーンのどの広告から流入したのかを判別するためにURLの後ろに値を追加するオプションです。
設定をしなければ広告からの流入であっても、自然検索からの流入とされ、効果測定がしっかりと行えません。
Google広告で広告を出稿し、Googleアナリティクスで計測をする際は連携をしておくことで設定しなくても分類され計測されます。
よって、今回は設定を行わなくて大丈夫です。
入札単価
入札単価の設定は自動入札の「目標広告費用対効果」「クリック数の最大化」と手動入札の「個別クリック単価制」に分かれています。
目標広告費用対効果
目標広告費用対効果とは広告を配信することで得た利益を広告費で割ることで値がでます。
目標広告費用対効果が100%を切ってしまうと広告の効果は低いという認識になります。
設定された目標広告費用対効果を維持しながらコンバージョン数を最大化できるよう入札単価が調節されます。
クリック数の最大化
予算内でクリック数の最大化を目指す入札戦略です。
上限クリック単価を設定することもできますが、設定することで広告のクリック数が限定される可能性があります。
個別クリック単価制
広告ごとに上限クリック単価を設定する入札戦略です。
拡張クリック単価を設定しコンバージョン数かコンバージョン値を重視して入札することも可能です。
拡張クリック単価とはコンバージョンの可能性が高いクリックに関しては入札単価を引き上げ、コンバージョンの可能性が低いクリックに関しては入札単価を下げる入札方法です。
これにより予算を最大限生かすことが可能です。
予算
ここで入札する金額は1日の予算です。
Google広告の予算算出方法は(予算から決めるのは間違い?Google広告の料金算出方法を徹底解説)に詳しく載っているので是非ご覧ください。
キャンペーンの優先順位
キャンペーンの優先順位を設定すると、同じ国で同じ商品を宣伝するキャンペーンが複数ある場合に、優先的にオークションにかけるキャンペーンを指定できます。
商品を1つのキャンペーンでのみ配信している場合、優先度はデフォルトの低をGoogleはおすすめしています。
ネットワーク
広告をどの場所に配信するかを選択します。
検索ネットワーク
フィードに登録されている語句に関する検索が行われた際にGoogleの検索結果に表示されます。
YouTube、Gmail、Discover
関連性の高いユーザーがYouTube、Gmail、Discoverで検索やブラウジングを行うと広告が表示されます。
地域
広告を配信するターゲットを選択できます。
選択肢は3つです。
すべての国と地域
日本
別の地域を選択する
上記の2つは表記通りの為、「別の地域を選択する」の設定を紹介します。
「検索オプション」を選択してください。
「地域」と「範囲」が選択できます。
「地域」を選択した場合「目標」と「除外」の設定が可能です。
浦和区を「目標」と「除外」してみましょう。
検索オプションを選択します。
「地域」を選択し、入力欄に「浦和」と入力します。
候補の一覧が表示されるので「浦和区, 埼玉県, 日本周辺地域」を探し「目標」を選択します。
ここで「除外」を選択する事で浦和区は地域から除外されます。
「範囲」を選択した場合、指定した地点から設定した半径分の地域が設定できます。
浦和駅から半径30kmに範囲を設定します。
半径の設定を先に行います。
デフォルトでは「20マイル」と設定されていますが「30km」と数字と単位を設定しましょう。
入力欄に「浦和駅」と入力し、候補の一覧から「埼玉県さいたま市浦和区高砂1丁目16 浦和駅」を探し「目標」を選択してください。
地域の設定を開くと「目標」と「除外」をどのように定義するか設定できます。
設定によりターゲットの幅が変化するので慎重に設定しましょう。
開始日と終了日
広告を出稿する開始日と終了日を選択できます。
バレンタインや正月など期間が決まっている際の広告を出稿する際に役立ちます。
今回はこれからの集客を担っていく広告を出稿しようと考えているため、開始日だけを設定し、終了日を設定しません。
終了日を設定しないことで広告は継続的に配信されます。
入力が完了したらキャンペーンを作成を選択してください。
ショッピング広告の出稿方法は以上です。
まとめ
Googleショッピング広告のメリットデメリットから出稿までを紹介してきました。
ショッピング広告はネットショッピングを行う上で運用のハードルは高いですが、非常に有効な広告形態です。
ネットショッピングを行っているがまだ導入していない方、ネットショッピングをこれから行おうとしている方はぜひ運用してみてください。
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