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記事タイトル【初心者必見】Googleスライドの基本的な使い方やパワーポイントの違い
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/googleslide-how-to-use/
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POINTこの記事をざっくり言うと
Googleスライドの使い方を画像付きでわかりやすく解説
PowerPointとの比較とGoogleスライドだけの機能
Googleスライドを使用する際の注意点について
Googleスライドは、ブラウザ上でプレゼンテーション用のスライドを作ることができる便利なツールです。
Googleスライドには「共同作業ができる」「Web上の画像を簡単に挿入できる」などの特徴があり、使いこなすことで業務の効率やプレゼンテーションの質を向上させることができます。
しかし、Googleスライドを使ったことがない方にとっては「使い方がわからない」「PowerPointと何が違うの?」と疑問に思うこともあるかと思います。
そこで今回はGoogleスライドの特徴や基本的な使い方、Googleスライドにしかない機能について詳しく解説していきます。
Googleスライドとは
Googleスライドとは、Googleが無料で提供しているプレゼンテーションソフト(スライドショー形式で情報を表示するためのソフトウェア)です。Googleアカウント(無料)さえあれば誰でも使用することができます。
Googleスライドには様々な機能がありますが、「共有することで、共同編集ができる」という便利な機能があります。
例えば、会議やプレゼンの資料を複数人で作る際、Googleスライドは非常に便利です。
同じプレゼンテーションソフトにPowerPointがありますが、PowerPointでは複数人が同時に編集することはできません。
こういったことから、ビジネスの場においてGoogleスライドは非常に便利です。ただし、GoogleスライドはWebアプリケーションです。そのため、使用する際はインターネット環境が必要です。
Googleスライドの特徴
ここでは、Googleスライドの特徴・魅力をお伝えします。
共同作業ができる
先ほどもお伝えしましたが、GoogleスライドはWebアプリケーションであるため、共同で同時に編集することができます。プレゼンテーションがWeb上に保存されるため、複数の人が別の場所から同時にファイルにアクセスすることができます。
また、同時に編集をしてもきちんと保存される上、リアルタイムで編集内容が反映されます。
複数人で資料を作る、チームで作業するといった時非常に便利です。
豊富なテーマを無料で使用できる
Googleスライドには様々なテーマが用意されています。種類豊富なテーマを全て無料で利用できるのは非常に魅力的です。
Web上のフリー画像の挿入がしやすい
Googleスライドでは、PCに保存してある画像以外にGoogle画像検索で表示される画像をダウンロードすることなく、そのまま使うことができます。ウィンドウを開くことなく、スライドの画面で検索できます。
データが自動で保存される
Googleスライドは、Web上に自動で保存されます。間違えてウィンドウを閉じてしまったりしても最終の変更が保存されるようになっています。
Powerpointとの互換性
Powerpointとの互換性があるので、Googleスライドで作成したプレゼンテーションをPowerPoint形式でPCにダウンロードする、逆にPowerPointをGoogleスライドで開くといったことが可能です。
PowerPointで作成したものをリアルタイムで共同編集したい時や、PowerPointが入っていないパソコンで資料を作りたい場合非常に便利です。
そのままGoogle検索ができる
Googleスライドを使用中にネット検索がしたくなった場合、ウィンドウを開くことなく、以下の画像のようにそのままGoogleスライド上にてGoogle検索できます。検索結果を参照しながらプレゼンテーションを作ることができるため、非常に便利です。
Googleスライドを使用する際の注意点
非常に便利なGoogleスライドですが、いくつか注意点があるのでご紹介します。
・フォントが限定される
フォントの種類が少ないです。特に日本語のフォントは「メイリオ」「MS Pゴシック」「MS P明朝」の三種類のみです。
・アニメーションが少ない
まったくないというわけではありませんが、PowerPointに比べるとアニメーションの種類が限定されてしまいます。
・印刷時のレイアウトの選択肢がほとんどない
印刷する際に選ぶことのできるレイアウトが限られています。
Googleスライドのはじめ方
Googleスライドを使用するにはGoogleアカウントを登録している必要があります。Googleアカウントを持っていない方はまず、アカウントを取得しましょう。
Googleアカウントが作れたらGoogleスライドを開きます。
①「Googleスライドを使う」をクリックします。

②ログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。

③画面左上の「+」をクリックします。

④新しいプレゼンテーションが表示され、作成することができます。

Googleスライドの基本機能
Googleスライドを開くと、多くのアイコンが並んでいます。今回は、それぞれのアイコンの役割と押さえておきたい機能をまとめました。特にPowerPointに慣れている人は、アイコンの意味は分かるものの位置が違っていて戸惑うころがあると思いますので参考にしてみてください。
アイコンの機能一覧
通常
左から順に説明していきます。

1 新しいスライドを1枚追加できます。
2 直前に行った変更を元に戻すことができます。
3 元に戻した変更を変更した状態に戻すことができます(1段階進む)。
4 印刷することができます。
5 コピーした書式を貼り付けることができます。
6 ポインタが虫眼鏡になり、スライドの選択した部分を拡大することができます。
7 虫眼鏡など他の役割を担っていたポインタを通常の状態に戻すことができます。
8 テキストボックスを追加することができます。
9 画像を追加することができます。
10 図形・矢印・吹き出し・計算式を追加することができます。
11 線を追加することができます。
12 コメントを追加することができます。
13 スライドの背景の色や画像を設定することができます。
14 レイアウトを選択することができます。
15 テーマを選択することができます。
16 スライドの切り替えの際のアニメーションを設定することができます。
テキストボックスを選択している場合
上段左から順に説明します。
1 テキストボックスの背景の色を変更できます。
2 テキストボックスの枠の色を変更できます。
3 テキストボックスの枠の太さを変更できます。
4 テキストボックスの枠を実線や点線などデザインを変更できます。
5 フォントを変更できます。
6 文字の大きさを変更できます。
7 太字になります。
8 斜字になります。
9 アンダーラインが引けます。
10 文字の色を変更できます。
11 文字の背景色を変更できます。
12 URLの貼り付けを行うことができます。
13 コメントを付けることができます。
14 行の配置を右・左詰めなど指定することができます。
15 行と行の幅を変更することができます。
16 行の先頭に番号をつけることができます。
17 箇条書きの設定を行うことができます。
18 行の開始位置を左にずらすことができます。
19 行の開始位置を右にずらすことができます。
20 変更した書式をリセットすることができます。
21 入力ツールをキーボードか手書きかを選択することができます。
22 テキストボックスのサイズなど上記以外の細かい書式設定を行うことができます。
押さえておきたい機能の使い方
Googleスライドにはたくさんの機能がありますが、今回はこれだけは押さえておきたいと言うポイントに絞ってお伝えします。
プレゼンテーションの名前の変更
Googleスライドでプレゼンテーションの名前を変更するには、画面左上の「無題のプレゼンテーション」をクリックします。文字が入力できるようになるので変更したい名前に変更します。
入力が終わると名前の変更もそのまま自動保存されます。また、名前を変更しなかった場合は「無題のプレゼンテーション」という名前のまま保存されます。

テーマを選択
テーマを選択する際は、アイコンが並んでいる右側の「テーマ」をクリックすると、画面右側にテーマが一覧で表示されます。

テキストボックスや画像の追加
スライドにテキストボックス(文字入れ)や画像を追加する場合は、上のメニューバーの「挿入」をクリックします。

ここから画像やテキストボックスだけでなく、動画や図形、グラフなども追加できます。
画像や動画を入れる場合は、「画像」や「動画」をクリックし、挿入する画像を選びます。追加方法はパソコンからのアップロードやGoogleドライブやGoogleフォトからもアップロードできます。

「ウェブを検索」を選択すると、Web上のフリー画像を検索でき、PCに保存することなくWeb上のフリー画像をスライドに挿入することができます。

スライドに文章を入れる場合は「テキストボックス」をクリック。
図形や表、グラフや線を挿入する場合はそれぞれクリックし、挿入したいものを選びます。
スライドの追加や配置をするには
画面左側のスライドが一覧になっているところで、クリックをするとスライドの追加や配置をおこなうことができます。
プレゼンテーションを開始
作ったプレゼンテーションをスライド形式で表示し、発表に使う方法をお伝えします。
画面右上の「プレゼンテーションを開始する」をクリックします。

プレゼンテーションが全画面表示になります。
クリックすると次のスライドが表示されます。
マウスを下の方に持っていくと、メニューバーが表示されます。

メニューバー各アイコンの機能は以下の通りです。
左端から説明していきます。
1 スライドショー形式で勝手にスライドが変わっていきます。
2 スライドの移動ができます。
3 マウスがポインタに変わります。
4 全画面表示を終了するもしくは全画面表示になります。
5 設定ボタンで、スピーカーノートを開いたり、印刷できたりします。
6 発表形式の表示を終了します。
ダウンロードする
Googleスライドは形式を選んでダウンロードすることが可能です。
PowerPointの形式で保存することもできます。
ここでは、ダウンロード手順を説明します。
①「ファイル」をクリックして、「形式を指定してダウンロード」を選択します。
②希望する形式を選択すると、PCにダウンロードされます。

PowerPoint形式のデータをGoogleスライドで開く
PowerPointとの互換性があるため、PowerPontのプレゼンテーションをGoogleスライドで開くことが可能です。
すでにPowerPointで作られたプレゼンテーションをGoogleスライドに入れる(アップロード)方法を説明します。
①Googleスライドを開き、ファイルマークをクリックします。

②アップロードを選択し、Googleスライドで開きたいPowerPointのプレゼンテーションをドラッグするか、「パソコンからファイルを選択」をクリックしてアップロードします。
アップロードしたら、ファイルをクリックして開いてみましょう。
共有する
Web上に保存されているので、URLを用いて共有できます。しかし、デフォルト定では作成者のみアクセス権限がある状態になっているので、権限の設定を変更する必要があります。
共有の方法は「任意の人にだけアクセスを許可する方法」と「URLを知っている人全員がアクセスできる方法」の2種類があります。以下のように共有の設定を行います。
①画面右上の「共有」という青のアイコンをクリックします。

②以下のような画面が表示されます。ここから「任意の人にだけアクセスを許可する方法」「URLを知っている人全員がアクセスできる方法」の2つのやり方に分かれます。

③〈任意の人にだけアクセスを許可する方法〉
テキストボックス内にGoogleアカウントの名前、もしくはメールアドレスを入力します。鉛筆マークをクリックするとアクセス許可された人にどのような権限を与えるかを決めることができます。それぞれの権限は以下の通りです。
編集者:閲覧・コメント・スライドの編集ができる。
コメント可:閲覧・コメントができる。フライドの編集はできない。
閲覧者:閲覧のみ可能。コメント・スライドの編集はできない。
名前・メールアドレスの入力、権限の選択が終わったら「完了」を押して共有完了です。

④〈URLを知っている人全員がアクセスできる方法〉
まず、右上の「共有可能なリンクを取得」をクリックします。

「リンクを知っている人が閲覧可」をクリックすると、権限を変更することができます。

リンクを知っている人がどのような操作ができるか指定します。
編集ができるようにするには、「編集可」、コメントのみの場合は「コメント可」、閲覧のみの場合は「閲覧可」にします。
上記の権限を選択し、以下の赤枠のURLを共有することで、URLを知っている人はこのプレゼンテーションにアクセスできます。URLをコピーしましょう。
最後に、「完了」を押して共有の設定は完了です。

メールに添付する
PCに保存することなく、PowerPointやPDF形式にてメールで共有することもできます。その場合、メールはGoogleスライドを使っているGoogleアカウントから送信されます。
①「ファイル」の「メールに添付して送信」を選択します。

②以下のような画面が表示されるので、必要事項を記入して、「完了」をクリックするとメールが送信されます。

Googleスライドを活用して効率的に作業しよう
Web上でプレゼンテーションを作成できるGoogleスライド。
Googleスライド最も大きな特徴は、共有や同時編集に優れていることです。他の人とプレゼンテーションを作る際にはぜひ活用してみましょう。
また、「プレゼンテーションを作らなければならないけど、PowerPointを持っていない」という方にも無料で使えるという点でおすすめです。
Googleスライドを活用して効率よく作業を進められるようにしましょう。
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