タイトル・URLをコピー
記事タイトルGoogleスライドをPDFにエクスポート・インポートする方法と注意点
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-slides-pdf/
記事タイトルGoogleスライドをPDFにエクスポート・インポートする方法と注意点
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-slides-pdf/
POINTざっくりいうと
GoogleスライドをPDF形式で保存する方法
よくある苦戦ポイントと対処法も解説
保存以外の様々な便利な使い方も解説
Googleスライドで作成したプレゼンテーションは、リンクを共有することによって他のユーザーとリアルタイムで並行作業を行なったり、コメントを送り合うことができるという魅力があります。
しかし、作成済みのGoogleスライドを他者から編集不可能な状態で保存・共有したいという場合は保存形式を工夫する必要があります。
GoogleスライドのファイルをPDF形式に変換し共有することで、スライドの内容を保護することができます。
本記事では、GoogleスライドをPDF形式に変換する方法から、変換時の注意点と表示崩れへの対処法、またPDFファイルをGoogleスライドに読み込む方法まで詳しく解説します。
GoogleスライドをPDF形式に変換する方法
GoogleスライドをPDFに変換する方法として、スライド全体をPDFにするパターンと特定のスライドのみをPDFにするパターンが考えられます。
全てのスライド内容を網羅した資料を作るのか、重要なスライドのみを抽出して扱いたいのか、目的に合わせて形式を変換することが可能です。
Googleスライド全体をPDFにする方法
まずはブラウザを立ち上げ、PDFに変換したいプレゼンテーションスライドを表示しましょう。
画面の左上、タイトルバーの下に「ファイル」というタブがあります。ここをクリックすると下にメニュー表のような一覧が出てきます。
真ん中より少し上あたりにある「ダウンロード」の場所にカーソルを合わせると、右側にいくつかの変換形式が表示されます。今回は「PDFドキュメント(.pdf)」をクリックしてください。
<
以上の操作でGoogleスライド全体をpdf形式に保存できました。
PDFに変換したファイルを開いて、内容が正常に保存されているか確認してみてください。
Googleスライドの一部のみをPDFにする方法
Googleスライドでは一部のスライドのみを選択してPDFに変換することもできます。
先ほどクリックした『ファイル』タブの右斜め下にある『印刷』アイコンをクリックしてください。
「プレビューを作成しています」という表示の後に、画像のような印刷ダイアログが表示されるはずです。
印刷設定の画面から
① 『PDFに保存』を選択
②『カスタム』を選択
③ pdfにしたいページ番号 (ex. “3”)、またはページの範囲を入力 (ex. 5-7)
し、設定が正しければ『保存』を選択します。お使いのPC内の保存先ファイルを選択して操作を完了してください。
以上の操作でスライドの一部のみをPDF形式で保存することができました。
表示崩れを起こした場合の対処法
Googleスライド上では綺麗に表示されていたのに、PDF化をするとスライドの文書内に変な改行が起こったり、文字がぶれていたりすることがあります。
ファイル形式の変更によって、何らかの要因でこのような「表示崩れ」を起こす可能があるので、変換後は必ずPDFファイルをチェックしましょう。
また、以下ではPDF化に伴う表示崩れの対処法についてご説明します。
ボールド(太字)を解除
ボールド(太字)を使うことで文字の線同士の幅が小さくなり、PDF化した際に読みにくくなってしまうケースがあります。
ボールドフォントを使用しているテキストボックスを全て選択し、「B」と書かれたアイコンをクリックしてボールドを解除してみてください。
行間を調整
別の方法としては、スライド内の文字の行間を調整することによってこの問題が解決される場合があります。
この場合は、まず表示崩れを起こしたテキストを選択し、『行間隔』アイコンをクリックしてください。行間隔をPDF形式で表示した際に適切な表示になるよう調節してください。
また、『カスタムの間隔』からより細かく行間を設定することもできます。
PDF化したGoogleスライドを相手へメールで共有する
スライドが正しくPDFで保存されていることを確認したら、PDFファイルを相手にメールで共有しましょう。
画面上部のタイトルバーから『ファイル』をクリックし、『メール』にカーソルを合わせます。
表示されたメニューから『メール』にカーソルを合わせると、『このファイルをメールで送信』という項目が表示されるので、クリックしてください。
画像のようなメールの送信画面に切り替わります。
①宛先となるアドレスの入力
②件名・本文の記入
③ファイル形式が『PDF』に設定
がされていることを確認し、送信をクリックします。
GoogleスライドのPDFデータをメールで共有する方法は以上です。
PDF化する際の注意点
スマホやタブレット(アプリ版)には対応していない
スマホやタブレット内のGoogleスライドのアプリ版では、GoogleスライドをPDFファイルに変換することはできません。
現段階(2021年7月時点)で、アプリ版でも変換に対応しているものは『PowerPoint(.ppt)』形式のみとなっています。
スライドをPDF形式で保存したい場合は、PCからの操作をおすすめします。
アニメーションは反映されない
PDFに変換した場合、スライドはアニメーション効果が全て反映された後の状態で保存されます。
たとえば、吹き出しが後から追加されるようにアニメーションを設定しても、画像のように最初から吹き出しが表示されたの状態で保存されるということです。
そのため、グラフの数字に吹き出しが被って見えなくなってしまいました。
PDFに変換する際は、あらかじめアニメーションを外しておくなどの対策をとりましょう。
GoogleスライドにPDFをインポートする方法
現時点(2021年7月)では、PDFをGoogleスライドに直接添付する(インポート)することはできません。
そのため、以下のような代替案を使って対処する必要があります。
PDFを画像に変換してスライドに貼り付ける
GoogleスライドにインポートしたいPDFファイルを画像形式で保存することで、容易にスライドに貼り付けることができます。
お手持ちのソフトやオンラインツール、またはスクリーンショット機能を用いて、PDFファイルのうちの使用したい情報部分のみを画像ファイルにします。
複数枚のPDFを貼り付けたたい場合は、少し手間ですが一枚一枚画像化して挿入することができます。
GoogleスライドとPDFを駆使してさまざまな資料作ろう
今回は、GoogleスライドをPDFにエクスポート・インポートする方法や、PDF化する際の注意点について解説しました。
Googleスライドをpdf化することによって、スライドの内容が第三者から書き換えられることを防ぎ、安全に他者と共有できるようになります。
また、インターネット接続がなくGoogleスライドが表示できない状況でも、共有が可能であることもPDFファイルのメリットの一つです。
Googleスライドの機能を最大限に活用して、さまざまな資料作りにチャレンジしてみてください。
【初心者必見】Googleスライドの基本的な使い方やパワーポイントの違い
Googleスライドの基本的な使い方を徹底解説。
初心者向け!Googleスライドの共有方法と注意点を解説
Googleスライドの共有方法と注意点を解説
Googleスライドとパワーポイントの違いを徹底解説
同じなようで同じじゃないGoogleスライドとパワーポイントの違い、両ツールの互換性を解説
最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。
この記事がお役に立ちましたら、"いいね!"をお願いします
minwebの最新情報をお届けします
minweb編集部(株)セルリア
”共に考え、共に創るWebの成功戦略”というスローガンのもと、お客様と一からWeb戦略を考え、
企画し実装まで支援する伴走型Webコンサルティング会社です。
タイトル・URLをコピー
記事タイトルGoogleスライドをPDFにエクスポート・インポートする方法と注意点
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-slides-pdf/
記事タイトルGoogleスライドをPDFにエクスポート・インポートする方法と注意点
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-slides-pdf/
こちらの記事をお読みのかたにおすすめ!完全無料のダウンロード資料
Googleサーチコンソール使い倒し活用術 <AOHON>
Googleの検索エンジンに関する情報を幅広く確認できるツール「Googleサーチコンソール」の活用方法をまとめました。新サーチコンソールの機能を網羅的に紹介するだけでなく、Webサイトを最適化できる実践的な方法までわかりやすく解説します。
サーチコンソール初心者の方が知りたい導入方法から、上級者向けのコンテンツ改善の方法まで、押さえておきたい要素を1つに集めた、SEOに力を入れたいすべてのWeb担当者におすすめの一冊です。