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Googleスライド保存法まとめ!保存先や各ファイル形式の特徴も

作成したGoogleスライドは自動でGoogleドライブに保存されます。本記事では保存先を変更する方法や、Googleスライドを端末やUSBに複数のファイル形式でダウンロードする方法、オフライン編集を有効にする方法を画像付きで解説します。

カテゴリ: Googleスライド

プレゼンテーションなどで出番の多いGoogleスライドには、変更内容がリアルタイムで自動保存されるという便利な機能が備わっています。

そこで今回は、自動で保存されたGoogleスライドは一体どこに保存されているのかを解説するとともに、保存先を変更する方法についても画像付きで解説します。

また、作成したスライドをパソコン端末やUSBメモリにダウンロードする方法やオフライン編集を有効にする手順についてもご紹介します。

Googleスライドから変換可能なPowerPointなど各種ファイルの特徴も解説しているので、用途に合わせてお好みの形式を選ぶのにぜひお役立てください。

Googleスライドの編集内容はすべて自動保存される

Googleスライドでは、編集した内容をすべて自動保存するという機能が備わっています。
つまり、MicrosoftOfficeとは違って「上書き保存」や「名前をつけて保存」をクリックしなくても、常に最新の変更が保存されます。

「作業中にうっかりChromeを閉じてしまった」「パソコンの電源が急に落ちてしまった」というようなトラブルが起きても、作成した資料は保存されているので安心してください。

データが自動で保存されている場所

Googleスライドのデータは自動的に、同じGoogleアカウントでログインしているGoogleドライブに保存されます。

そのため、パソコン端末自体にデータが保存されているわけではありません。
つまり作成したGoogleスライド分の容量はパソコン端末の保存容量を消費していません。 端末の容量を節約したい方にとっては便利なポイントともいえるでしょう。

Googleドライブとは

ちなみにGoogleドライブとは、​​様々な種類のデータをオンライン上で保存・管理ができるサービスです。

1つのGoogleアカウントにつき無料で15GBまで保存することができるため、作成したスライドをしっかり保存することが可能です。

Googleドライブには高度なAI技術も搭載されており、データの利用傾向に応じて自動で関連データを上位表示するなど、作業効率を高める便利な機能が多数搭載されています。

Googleドライブについてより詳しく知りたい、という方はぜひこちらの記事も合わせてご参照ください。
▶︎Googleドライブとは|基本機能&抑えておきたい便利機能4選を徹底解説

Googleドライブ内の指定された場所にファイルを保存する方法

Googleスライドで作成したデータは、デフォルトの状態だとGoogleドライブ上のホームにあたるマイドライブ内に保存されますが、設定を変更することで指定の場所にスライドを移動することが可能です。

膨大なデータを整頓し作業効率を高めるためにもおすすめな、保存先の変更方法を画像付きで解説します。

ファイルの保存先を確認する

まずはじめに、現在スライドがどこに保存されているかを確かめる方法をご紹介します。

1.上部のリボン内の[ファイル]をクリックする

2.[ドキュメントの詳細]をクリックする

以上の操作をおこなうと、下の画像のように、現在の保存場所が確認できます。
このスライドの場合はデフォルトの保存先であるGoogleドライブ内の「マイドライブ」の中に保存されていることがわかります。

ファイルの保存先を変更する

スライドの保存先をマイドライブ以外の場所に変更する方法をご紹介します。

1.上部のリボン内にある[ファイル]をクリックします

タブの中から[移動]をクリックします

Googleドライブ内にあるフォルダから、お好みの移動先を選択します

Googleドライブに新規フォルダを作成する方法

Googleドライブではフォルダを作成することで膨大なデータを分類し整理することが可能です。

以下の画像で示したGoogleドライブの左上の[+新規]というところをクリックすることで新規フォルダを作成することができます。

詳しい手順については以下の記事で画像付きで解説しているので、適宜ご参照ください。
▶︎Googleドライブとは|基本機能&抑えておきたい便利機能4選を徹底解説

GoogleスライドをPowerPoint形式で保存する方法

Googleスライドでは、作成したスライドをパワーポイント形式に変換することが可能です。

1.上部のリボン内にある[ファイル]をクリックします

2.タブの中から[ダウンロード]をクリックします

3.[Microsoft PowerPoint(.pptx)]をクリックするとダウンロードが完了します

PowerPoint以外の保存方法

スライドを保存する際に選択可能なファイル形式にはPowerPoint以外にも以下のようなものがあります。

それぞれの形式の特徴をご紹介します。

ファイル形式: ファイルの概要や特徴
Microsoft PowerPoint(.pptx) PowerPointと互換性のあるファイル形式
ODPドキュメント(.odp) 「Apache OpenOffice(旧OpenOffice.org)」や「LibreOffice」と互換性のあるファイル形式
PDFドキュメント(.pdf) 他の端末で開いた時にレイアウトが崩れるのを防ぐことができる。また保存容量が比較的小さい。
書式なしテキスト(.txt) テキスト形式のファイルで一般的に用いられる形式
JPEG画像
(.jpg、現在のスライド)
ウェブページに使用する画像に一般的に用いられる形式。
背景の透過処理ができない。
PNG画像
(.png、現在のスライド)
ウェブページに使用する画像に一般的に用いられる形式。
背景の透過処理が可能
Scalable Vector Graphics(.svg、現在のスライド) 拡大や縮小をしても画質が低下しない画像ファイル形式。

GoogleスライドをUSBに保存する方法

Googleスライドで作成したデータをUSBに保存するためには、一度パソコン内に保存したあとUSBに移すという手順で進める必要が有ります。

Googleスライドから直接USBを保存先に選ぶことはできないので注意してください。

上述した手順でお好みのファイル形式で端末にスライドを保存し、USBを端末に挿入したらドラッグ&ドロップでデータを移動します。

USBへの移動は端末やUSBの種類によって異なるので、手順に疑問がある場合はインターネットなどで調べてみてください。

Googleスライドをオフライン用に保存する

Googleスライドには「オフライン編集」と呼ばれる、インターネット接続がない状態でGoogleスライドを編集できるようにする機能があります。

このオフライン編集を有効にするためには、事前にインターネットに接続した状態で操作を済ませておく必要があります。

移動中などでオフライン編集を利用したいとお考えの方は、事前に以下の手順を済ませておくようにしましょう。

パソコンでGoogleスライドをオフライン編集可能にする方法

パソコン上でGoogleスライドをオフライン編集できるようにする手順を解説します。

1.上部のリボン内の[ファイル]をクリックします

2.タブの中の[オフラインで使用可能にする]をクリックすると、オフラインで編集可能になります

スマートフォン・タブレットでGoogleスライドをオフライン編集可能にする方法

スマートフォンやタブレット向けにリリースされているGoogleスライドアプリを使ってオフライン編集をできるようにする手順を解説します。

1.オフライン編集をおこないたいスライドの名称の横に表示されている、点が3つ並んだマークをタップします(画像参照)

2.[オフラインで使用可能にする]という部分をタップすると、オフラインで編集できるようになります

複数のスライドを一括でオフライン編集可能にする方法

選択したいスライドを長押しすると、複数選択できます。

オフライン編集したいファイルをすべて選択し終えたら、右上に表示されている点が3つ並んだマークをタップし、[オフラインで使用可能にする]という部分をタップすると変更が適応されます。
(なおiPhone/iPad用のGoogleスライドアプリでは複数選択機能が使用できません)

オフライン編集をおこなう際の注意点

オフライン編集をおこなう際の注意点は「一部の機能が制限されてしまう」ということです。

具体的には以下の機能がオフライン編集では使用できません。

・スライドの保存
・変更履歴の閲覧や復元
・動画、グラフ、ワードアートの挿入や編集
・スライドテーマの変更
・スクリプトエディタの使用

スライドのテキストや図形の編集や追加といった基本的な機能はオフラインでも問題なく使用できますが、以上のような応用的な機能は利用できない点には注意が必要です。

Googleスライドの基本操作を抑えて授業や仕事に有効活用しよう

自動で変更が保存されるGoogleスライドは、機械のトラブルや操作ミスが起きてもデータを守ることができます。

端末の容量を気にせずにスライドを作成できるのも嬉しいポイントのひとつです。

パワーポイントやPDFなどファイル形式が指定されている場合でも簡単に変更できるので、Googleスライドを活用することであらゆるケースに対応できるといえるでしょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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