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Googleドライブのセキュリティ対策の内容と更に万全にする方法

クラウドサービスが一般化したものの安全性に不安を感じてる方もいるかもしれません。この記事では、クラウドならではの懸念点と多くの人に愛用されているGoogleドライブに搭載されているセキュリティ対策、安全性を高めるおすすめの方法についてご紹介します。

カテゴリ: Googleドライブ

インターネットの普及に伴い、データをオンライン上に保存する「クラウドストレージ」や「オンラインストレージ」と呼ばれるサービスも一般的になってきました。

しかしながら、「オンライン上でのデータ管理は危険なのではないか」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

従来のUSBメモリや外付けのハードディスクでの保存と比較すると、それぞれ一長一短あり、一概にどちらが悪いとは言い切れません。

そこで今回は、「オンラインストレージの特徴」と考えられる危険性を解説します。

また、Google社が提供するストレージサービス「Googleドライブ」のセキュリティや、さらに安全に利用するポイントを詳しくご紹介したいと思います。

クラウドサービスの特徴と懸念点

クラウドサービスとは、インターネットを利用して外部のデータベースにデータを保存することのできるサービスです。

インターネットに接続さえできればどの端末からでも同じようにデータにアクセスすることができるため、時間や場所、使用端末を選ばずに作業を進められるという利点があります。

また、他のユーザーとのデータの共有が非常に簡単な点も、クラウドサービスならではの利点です。

同じデータベースを複数人で共有することができるため、学校や企業などの団体が所属するメンバーで共同利用するためにクラウドサービスを導入するケースも少なくありません。

従来のUSBメモリや外付けのハードディスクのように物理的に故障したり紛失したりする危険性がない点も大きなメリットのひとつです。

以上のような利点のあるクラウドサービスですが、どんな端末からでもアクセスが可能なことから生じるセキュリティ上の懸念点も存在します。

クラウドサービスならでは危険性について解説したいと思います。

ウイルスなどへの感染

これはクラウドサービスに限った問題ではありませんが、不審なメールやアプリを介してウイルスなどに侵入される危険性があります。

複数人で共有しているファイルやクラウドの場合、侵入経路が多いため、一度侵入されてしまうとより多くの端末や個人情報に危害が加わってしまう可能性も高いです。

ハッキング・サイバーテロへの危険性

個人ではなく企業や学校で共有しているクラウドではより多くの情報が保存されているため、ハッキングやサイバーテロなどの対象になりやすいです。

USBメモリや外付けハードディスクの場合は接続を切って取り外すことができますが、クラウドサービスの場合そのようにはいきません。

使用中に限らず、24時間常にセキュリティ対策を取る必要があります。

人為的ミスによる情報の漏洩

インターネットにおける情報漏洩の1番の原因は人為的ミスです。

端末自体の紛失はもちろん、共有相手や公開範囲を誤って選択してしまうことで外部に情報が漏れてしまうケースは少なくありません。

共有やあらゆる端末からのアクセスが容易だからこそ、うっかり生じたミスが大きなセキュリティ問題に進展してしまうといえます。

アクセス可能な人物による情報漏洩

複数人でクラウドやデータを共有している分、誰かが情報を持ち出したり改竄したりする可能性がないとは言い切れません。

あってはならないことですが、共有機能を利用する上ではこのような危険性もあることは心に留めておく必要があるでしょう。

Googleドライブのセキュリティ

クラウドサービスは多くの企業が提供していますが、中でもGoogle社が提供する「Google ドライブ」は非常に多くの人に愛用されているもののひとつです。

ここではそんなGoogleドライブに搭載されているセキュリティ対策について、詳しくご紹介します。

共有範囲やアクセス権などを設定できる

Googleドライブでは、アイテムを共有する範囲や共有相手が加えることのできる操作を設定することができます。

特定のユーザーを選択することはもちろん、アイテムのダウンロードや内容の編集を許可するかどうかなど非常に細かく設定することができるため、安心して共有することができます。

2段階認証を設定できる

Googleドライブに登録しているGoogleアカウントの2段階認証を設定することで、セキュリティを強化することができます。

Googleアカウントにログインする際に、パスワードに加えて携帯端末に送られるセキュリティコードの入力が必要になるため、不正なアクセスを阻むことが可能です。

アクセスをブロックすることができる

万が一Googleアカウントにログインした状態のパソコンやスマートフォンを紛失してしまった場合は、Googleアカウントのセキュリティ機能を利用して該当の端末を強制的にログアウトさせることができます。

再度Googleアカウントを使ってサービスを利用した場所と時間も合わせて調べることができるため、 紛失した端末を探す手がかりにもなるといえます。

データの暗号化サービスがある

有料の機能ではありますが、Googleドライブではデータを暗号化するサービスがあります。

暗号化されたデータは復号キーがなければ内容を読み取ることができないため、外部からハッキングをされた場合でも情報を守ることができます。

Googleドライブセキュリティをもっと高める方法

GoogleドライブはGoogle社によって多くのセキュリティ対策が搭載されていますが、ユーザー側の工夫でさらに安全性を高めることができます。

ここではGoogleドライブのセキュリティをより高める方法を具体的にご紹介します。

共有設定・アクセス権を管理する

Googleドライブではアイテムを共有する際に、公開範囲や共有相手が加えることのできる操作を細かく設定することができます。

インターネット上など不特定多数の人に向けて公開する場合は、データのダウンロードや変更を禁止する、プロジェクトのメンバーに一括で共有し、共同編集機能を活用してリアルタイムで作業を進めるなど活用方法はさまざまです。

共有設定・アクセス権を使いこなすことでGoogleドライブでもっと作業効率を高めることができるので、セキュリティ対策以外にもメリットは大きいといえます。

これらの設定方法や詳しい内容については、こちらの記事で解説しているのでぜひチェックしてみてください。
▶Googleドライブのアクセス権の仕組みとは?種類や制限の範囲と各種設定方法

2段階認証を設定する

Googleアカウントの2段階認証を設定することで、外部からの不正なアクセスを阻むことができます。

2段階認証において用いることのできるオプションには次のようなものがあります。

①テキストメッセージまたは音声通話
電話番号を登録することで、SMS経由でコードを受信する、もしくは音声通話でコードを受け取ることができます。

ちなみにSMSとは、メールアドレスを利用するメールとは異なり、電話番号を宛先としてメッセージをやりとりできるサービスの名称です。

② Googleアプリ
スマートフォンに「Googleアプリ」がインストールされておりGoogleアカウントにログインしている場合は、アプリ上で認証を実行することができます。

③セキュリティキー
Google社が販売している「Titan セキュリティキー」というものを購入する、もしくはFIDO(顔や指紋などを用いた生体認証)対応のセキュリティキーを用いることで、2段階認証を実行することができます。

Titan セキュリティキーを設定しておくことで、Googleアカウントに限らずあらゆるサービスへのログイン時に、パスワードに加えてセキュリティキーを接続する物理的な2段階認証を適用することができます。

こちらはUSB型のものとBluetooth型のものが販売されており、端末全体のセキュリティを高めることができるツールです。

2段階認証を設定する手順は以下の通りです。
なおここでは最も簡単なGoogleアプリを用いた方法をご紹介します。

1.スマートフォンにGoogleアプリが入っていない場合は、まず初めにApp StoreやGooglePlayStoreからインストールしてください。

なお、Googleアプリは下の画像のものです。
アプリをインストールした後は、画面の指示に従って登録しているメールアドレスとパスワードを入力しログインしてください。

2.パソコンでGoogleChromeの検索画面を開き、右上のアイコンをクリックします。

3.[Googleアカウントを管理]という部分をクリックします。

4.下の画像のような画面になるので、左側にある[セキュリティ]という部分をクリックします。

5.[2段階認証プロセス]という部分をクリックします。

6.[設定する]という部分をクリックします。

7.パスワードを入力します。

8.[次へ]をクリックします。

9.[次へ]をクリックします。

スマートフォン端末の名前が表示されるので、端末名が正しいことが確認できたらGoogleアプリをスマートフォン上で開きます。

[はい]という部分をタップします。

使用している端末によっては、生体認証を利用してさらにセキュリティを高めることができます。

下の画像では顔認証機能を搭載したiPhoneを利用している場合に表示されるメッセージです。

指紋や虹彩など生体認証の利用許可表示が出た場合には、[OK]をタップすることでより万全のセキュリティ対策を取ることができるのでおすすめです。

[ONにする]をタップすることで、今後別の端末からGoogleアカウントにログインする際には、Googleアプリからの通知に従って2段階認証が実行できるようになります。

パソコン上でも[有効にする]をクリックします。
これで2段階認証の設定が完了しました。

アイテムにパスワードをかける

Googleドライブにアップロードするアイテムに事前にパスワードを設定しておくことで、出たが流出した場合でも情報を守ることができます。

Googleドライブ自体にパスワードを設定する機能はありませんが、一般的にパソコンの基本機能として初めから搭載されているので心配ありません。

Googleドライブのパスワードにまつわる詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてチェックしてみてください。
▶Googleドライブでのパスワード設定とは|安全な共有のポイント

データのバックアップをとっておく

Googleドライブにもしものことがあった場合に備えて、USBメモリや外付けハードディスクなどにデータのバックアップを作成しておくこともおすすめです。

二重の管理をしておくことで、確実に大切なデータを保管することができます。

基本的にはGoogleドライブを利用し、定期的に予備のバックアップをとるなど併用しておくと安心です。

他のアプリとの連携に注意する

Googleドライブのセキュリティを向上させるためには、他のアプリとの連携に注意が必要です。

ウイルスに感染しているアプリにと連携することで、Googleドライブも外部に侵入されてしまう危険性があります。

できる限り他のアプリとの連携を避け、連携する場合はセキュリティソフトを利用したスキャンを事前に行うなど、十分に注意しておくことが大切です。

公衆Wi-Fiになるべく接続しない

カフェや商業施設などでは、無料で利用できるフリーWi-Fiを設置しているところも多いです。

そのほかにも、Wi-Fiをオンにすると個人のポケットWi-Fiなど多数の表示が出るのではないでしょうか。

しかし、安易にこれらに接続することは非常に危険です。
フリーWi-Fiを装って接続した端末のデータを盗んだという事例も報告されており、サイバー犯罪に繋がってしまう可能性は決して低くありません。

公衆Wi-Fiの利用は避蹴るのはもちろんのこと、個人情報の入力を伴う通信などは避けるようにしましょう。

端末を紛失した場合はアクセスをブロックする

スマートフォンやパソコンなど、Googleアカウントにログインしたままの状態の端末を紛失した場合は、すぐに他の端末からGoogleアカウントを操作して対処する必要があります。

強制的に紛失した端末をGoogleアカウントからログアウトさせられる他、最後に使用した時間と場所も調べることができるので、なるべく早くこれらの対処を実行しましょう。

Googleアカウントのログアウトや端末情報を確認する手順は以下の通りです。

1.Google Chromeを立ち上げ、右上のアイコンをクリックします。

左側にある[セキュリティ]をクリックします。

画面をスクロールして中程にある「お使いのデバイス」という部分をクリックします。

紛失した端末をクリックすると、最後に使用された日時と、最後に検出された場所を確認することができます。

[端末を探す]をクリックすると、発信など端末を探す方法のオプションが表示されます。

この機能を実行する場合は、端末に搭載されている機能などに合わせて適切な方法を選択してください。

端末を強制的にログアウトさせる場合は、[ログアウト]をクリックしてください。

企業や学校などの団体利用は有料プランに加入する

企業や学校など、団体の共有データベースとしてGoogleドライブをお使いの方は、有料プランへの加入を強くおすすめします。

データの暗号化以外にも、管理者が一括して共有設定やアクセス権を管理・設定できるなどより強固なセキュリティ対策を利用することができます。

データにアクセスする人数や共有の場面が多く、扱う情報も重要なものが大きい企業・学校アカウントは有料プランに加入して損はないといえるでしょう。

企業・学校アカウント向けの有料サービスとして「GoogleWorkspace」があります。

24時間365日のカスタマーサポートや高い安全性が保証されているほか、ストレージの容量や更に高度な機能の有無などによって料金プランが異なります。

こちらのホームページで詳しい内容を確認することができるので、ぜひチェックしてみてください。
参考:GoogleWorkspace 管理者ヘルプ「Google Workspace の各エディションの比較」

また、個人向けの有料プランである「Google One」に加入することでもアカウントのセキュリティを強化することができます。

Google Oneではストレージの追加やセキュリティの強化に加えて、家族との共有ストレージ機能やGoogle Play Storeで使えるギフトなどの特典もあります。 Googleのサービスを使ってより安全かつ快適に作業したいという方におすすめのサービスです。

Google Oneのプランごとの詳細や料金については、こちらのホームページで確認することができるのでぜひチェックしてみてください。
参考:Google One 公式ホームページ

まとめ

多くの人や企業が利用しているクラウドサービスの特徴とセキュリティ上の懸念点についてご紹介しました。

日本でも非常に多くの人に愛用されているGoogleドライブでは、高度なセキュリティ対策が実施されています。

また、個人でできる工夫次第で更に安全性を高めることができるので、ぜひこの記事の内容を参考に安全で快適なクラウド体験を楽しんでください。

Googleドライブの基本的な使い方や、もっと使いこなすための工夫についてはこちらの記事で紹介しています。
画像付きで詳しく手順を解説しているので、Googleドライブ初心者の方にもおすすめです。

興味をお持ちの方はぜひ、合わせてチェックしてみてください。
▶Googleドライブとは|基本機能&抑えておきたい便利機能4選を徹底解説

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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