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記事タイトルGoogleドライブのファイルを削除・復旧する方法とツールによる違いを解説
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-drive-file-deletion/
記事タイトルGoogleドライブのファイルを削除・復旧する方法とツールによる違いを解説
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-drive-file-deletion/
POINTこの記事をざっくり言うと
Googleドライブのファイルを削除する方法がわかる
Googleドライブで共有しているファイルを削除した場合
Googleドライブの拡張ツールを使っている場合
削除するだけでは容量は変わらない
Googleドライブから削除するだけでは容量に変化は起きません。
ゴミ箱にアクセスし、ファイルを完全に削除することで初めてGoogleドライブ上からファイルを削除することができます。
この機能は、誤って削除してしまった場合の対応策としての意味合いを持っています。
誤ってファイルを削除してしまった場合でも、削除したファイルはゴミ箱に移動されている状態のため、ゴミ箱にアクセスすることでファイルを復元することができます。
このファイルを削除・復元する方法は自身が使用しているデバイスの種類や使用している拡張ツールによって変化します。
パソコンのGoogleドライブのデータを削除する方法
Googleドライブのデータをパソコンを用いて削除したい場合は3種類の方法が一般的です。
① 対象ファイルをゴミ箱にドラッグする
② 対象ファイルを右クリック(Macの場合はcontrol + クリック)し「削除」を選択
③ 対象ファイルを選択し、右上の「ゴミ箱マーク」をクリック
ファイルを完全に削除する方法
上記で削除されてファイルはGoogleドライブ上のゴミ箱に移動しています。
このゴミ箱にアクセスし、削除することでGoogleドライブからファイルは完全に削除されます。
この動作はキャンセルできないので、削除する前は注意しましょう。
ゴミ箱から完全にファイルを削除する方法は2種類あります。
① 該当のファイルを右クリック(Macの場合はcontrol + クリック)し「完全に削除」を選択
② 該当のファイルを選択し画面右上の「ゴミ箱マーク」をクリック
複数または全てのファイルを完全に削除する方法
上記の方法では1つ1つ選択してファイルを削除する必要がありました。
ファイルを複数選択するには、Macの場合、commandキーを押しながら選択することで複数のファイルを選択状態にすることができます。
Windowsの場合はCtrlキーを押しながら選択することで複数のファイルを選択状態にすることができます。
ゴミ箱に入っている全ファイルを削除するにはMacの場合はcommand + A、Windowsの場合はCtrl + Aを入力することで全ファイルが選択されます。
複数または全てのファイルを選択した状態で削除することで削除したい複数のファイルを一括で完全に削除することが可能です。
また、2020年10月13日からはゴミ箱に移動されたファイルは30日経過すると自動的に削除される仕様になりました。
スマートフォンでGoogleドライブのデータを削除する方法
スマートフォンでGoogleドライブのデータを削除する場合、iPhone・iPadかAndroidかで削除方法が微妙に異なります。
両方の削除方法を紹介します。
iPhone・iPadの場合
① :iPhone・iPadの場合、Googleドライブのアプリをタップして立ち上げ画面下部にあるメニュー欄からマイドライブに移動します。
②:削除したいファイルの右側の3個の点が縦並びになっているアイコンをタップします。
③:メニューバーが開くので少し下にある「削除」をクリックすると、該当ファイルをゴミ箱に送ることができます。
ファイルを完全に削除する場合
①:画面上部の左側にある三本ラインのアイコンをタップすると、ドライブのメニューが開きます。
②:メニューから「ゴミ箱」をタップすると、ゴミ箱フォルダに移動されたファイルが表示されます。
③:完全に削除したいファイルの右側にある3個の点が縦並びになっているアイコンをタップします。
④:「完全に削除」の項目を選択すれば完了です。
この操作を実行すると
ファイルの復元はできなくなるので注意しましょう。
Androidの場合
Androidの場合でもGoogleドライブのアプリを立ち上げるところは他デバイスと同様です。
①:画面右下にあるファイルをタップします。
②:削除したいファイルの横にある3個の点が縦並びになっているアイコンをタップします。
③:「削除」をタップすると該当のファイルをゴミ箱フォルダに移行できます。
ファイルを完全に削除する場合
①:画面左上の三本ラインのアイコンをタップします。
②:「ゴミ箱」をタップするとゴミ箱フォルダに移行します。
③:完全に削除したいファイルの横にある3個の点が縦並びになっているアイコンをタップします。
④:「完全に削除」の項目を選択すれば完了です。
この項目を選択すると、該当ファイルの復元ができなくなるので注意しましょう。
「バックアップと同期」を有効にしている場合
バックアップと同期の機能を有効にしていてデータを複製していない場合、パソコン上とGoogleドライブ上の合計2つのファイルが存在していることになります。
基本的にどちらかのファイルを削除すると、他の場所のデータも削除されます。
パソコン上から削除する場合、この設定を変更することができます。
変更は以下の手順で行います。
①: drive.google.comに移行します。
②:デスクトップの「バックアップと同期」のアイコンをクリックします。
③:3個の点が縦並びになっているアイコンをクリックし、「設定」をクリックします。
④:「削除するアイテム」の横にある「▼のマーク」をクリックし変更することができます。
変更できる項目は以下の3種類です。
常に両方のコピーを削除する
パソコンかGoogleドライブからファイルを削除すると両方のファイルが削除されます。
デフォルトではこの設定になっています。
両方のコピーを削除しない
パソコンからファイルを削除してもGoogleドライブ上からは削除されません。
両方のコピーを削除する前に確認メッセージを表示する
パソコンかGoogleドライブからファイルを削除しようとする毎に、他の場所から削除するかどうかの確認メッセージが表示されます。
ドライブファイルストリームを使用している場合
Googleのドライブファイルストリームを使用しているG Suiteを契約しているユーザーも削除の方法が異なります。
ドライブファイルストリームを使用している場合、削除されたファイルはパソコンのゴミ箱フォルダに移行します。
そのゴミ箱を空にすることでファイルを完全に削除することができます。
この場合、ドライブファイルストリームからは完全に削除されますがWeb上のGoogleドライブからは削除されず、Googleドライブのゴミ箱に移動されます。
Googleドライブ上からも削除したい場合はGoogleドライブのゴミ箱から通常の削除方法を行います。
ドライブファイルストリームについては▷
G Suite限定機能!Googleドライブファイルストリームとは?機能やメリットを解説で詳しくご紹介しています。
共有しているファイルを削除する
他のユーザーと共有している自身のファイルを完全に削除すると共有している相手も該当ファイルにアクセスできなくなります。
共有しているファイルを削除する前に共有しているユーザーにも確認をとっておきましょう。
共有先のデータは残したい場合
自身のデバイスから完全に削除を行いたいが共有先には閲覧・編集できる状態にしたい場合、該当ファイルを開き共有設定を他のユーザーにオーナー権限を譲渡することで解決できます。
共有されているファイルを削除する
共有されているファイルを削除した場合も他のユーザーからアクセスできなくなります。
オーナー及びフォルダオーナーは「履歴」からコピーを作成することでファイルを復元することができます。
また、ファイルをゴミ箱に移動したユーザーの履歴も残るためオーナーはいつ・誰がアクションしたかを確認することが可能です。
復元する方法
ゴミ箱フォルダにファイルが入っている場合、つまり「完全に削除」を実行する前であれば削除したファイルを復元することができます。
ゴミ箱フォルダにアクセスし、復元したいファイルを選択し右クリック(Macの場合はcontrol + クリック)から「復元」をクリックするか、画面右上に表示される「時計のマーク」をクリックすることで復元可能です。
復元できない場合
完全に削除したファイルは基本的に復元するのに手間がかかります。
バックアップから復元する場合時間は少々かかってしまいます。
Macであれば「Time Machine」、Windowsであれば「システムの復元」などの履歴機能を使用している場合は完全に削除された項目でも復旧することが可能です。
まとめ
Googleドライブのファイルを削除する方法は拡張ツール有無や共有方法などによって微妙に変化します。
容量を確保したい場合は完全に削除、整理するのであればゴミ箱に移動を行うことがおすすめです。
ゴミ箱に移行されたファイルは30日間が経過すると自動的に削除されてしまうことだけ注意しましょう。
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