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【画像で解説】Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法

GoogleアナリティクスではPV数やユーザー数だけでなく、検索ワードを確認することもできます。しかし、検索ワードを確認してもnot providedと表示されてしまうものが多くあります。この記事では検索ワードの確認方法と見れないときの対象法を解説します。

Googleアナリティクスでは、サイトのアクセス数やPV数だけでなく、流入のあった検索キーワードを確認することもできます。検索されているキーワードを理解することは、コンテンツの作成や改善に欠かせない情報です。

しかし、Googleアナリティクスで検索キーワードを確認すると「not provided」「not set」と表示されてしまう場合があります。

そこで、この記事では「Googleアナリティクスで検索キーワードを確認する方法」と「not provided」「not set」が表示された時の対処法について解説していきます。

検索キーワードの確認の仕方

Googleアナリティクスで検索キーワードを確認する方法を紹介します。

Googleアナリティクスにログインします。

②左のタブから「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索キーワード」を選択します。

下記の画面が表示され、ユーザーの検索キーワードを確認することができます。デフォルトだと検索したユーザーが多いキーワード順に並んでいます。

他の「セッション」や「直帰率」などの項目をクリックすると、その項目の多い順に並び替えることができます。もう一度クリックすると少ない順に並び替えることができます。

検索ワード表示期間の指定

検索ワードを表示する期間を変更することができます。

①右上の日付をクリックします。

②表示したい期間を選択して適用をクリックします。

選択した期間のキーワードの流入数などを確認することができます。

not providedとは?

「not provided」とは「検索キーワード」が把握できていない状態のことを指します。

「not provided」は、SSLというインターネット通信を暗号化する仕組みが関係しており、2013年にGoogle検索エンジンがSSL化されたことで、多くの検索キーワードが「not propided」と表示されるようになっています。

次に「not provided」と表示されてしまう場合に、検索キーワードを確認する方法をご紹介します。ただし、すべてのキーワードが確認できるとは限らないのでご注意ください。

not providedと表示された「検索キーワード」を調べる方法

方法①Googleサーチコンソールを使って検索キーワードを確認

Googleサーチコンソールという無料のツールを使用することで、Googleアナリティクスでnot povidedと表示されてしまったキーワードの情報を確認することができます。

詳しくは(not provided)はサーチコンソールで分析しよう!で解説しています。

方法②Googleアナリティクスのランディングページから検索ワードを推測

ランディングページとはユーザがサイトに来る際に最初に見たページです。

どのページが人気か知る事で、それに関する検索キーワードでサイトへ流入している事を絞り込むことができます。

今回は「セカンダリ ディメンション」機能を使う方法を紹介します。

Googleアナリティクスを開きます。

②ホームの左のタブから「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索キーワード」をクリックします。

②「セカンダリ ディメンション」をクリック

セカンダリ ディメンションの中から「よく使われるディメションと指標」を選択します。

よく使われるディメンションと指標の下の方に「ランディングページ」とあるのでランディングページを開きます。

ランディングページを開くと以下のような表示がされます。ここでも検索キーワードは(not provided)と表示されてしまいます。

どのページが検索で人気があるのかがわかるので、人気のページで多く使われているキーワードや狙っているキーワードから推測をすることができます。

方法③simillar web(シミラーウェブ)を利用する

simillar webというツールを使う事で検索キーワードを調べることができます。simillar webとはアクセス分析ツールでありブラウザの拡張機能の一つです。

simillar webは無料版と有料版があります。無料版では上位10件の検索キーワードを調べることができます。

有料版では上位500の検索キーワードを調べることができるので、PV数が多いwebサイトのアクセス解析をしたい場合は有料版を検討してみるといいかもしれません。

シミラーウェブ公式ホームページ

サイト内検索で使用されている検索キーワードを知る方法

サイト内の検索キーワードを知ることでユーザーのニーズを知ることができます。

Google アナリティクスを開き左側のタブにある「行動」>「サイト内検索」>「サイト内検索キーワード」を選択します。

サイト内で検索されているキーワードを確認することができます。

not setと表示される理由

「検索ワード」の順位に「not set」が表示されることがあります。「not set」とはGoogleアナリティクスでなんらかの要因データを正しく取ることができなかった情報のことです。

Googleアナリティクスでは確認ができないため、Googleサーチコンソールを用いて、推測することになります。

①ホームの左のタブから「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索キーワード」をクリックします。

②(not set)をクリック

③セカンダリディメンション>よく使われるディメンションと指標>ランディングページを選択

④ランディングページ欄のURLをコピー

⑤サーチコンソールを開き「検索結果」をクリック

⑥「+新規」をクリック

⑦ページを選択

⑧コピーしたURLを貼り付けて検索

「クエリ」の部分で該当のページの検索キーワードが確認できます。

Googleアナリティクスとサーチコンソールを使い分けて検索ワードを分析しよう

今回はGoogeアナリティクスの検索ワードの確認方法を紹介させていただきました。

どの検索ワードから流入しているかを知るのは、サイトの集客を増やす上で基本的なことなのでしっかり押さえておきましょう。

Googleアナリティクスだけでは全ての検索ワードを調べることが難しいため、Googleサーチコンソールの使い方も覚えておくことが必要です。

検索ワードを確認してサイト運営に生かしていきましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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minweb編集部(株)セルリア

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