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記事タイトル【2023年最新版】Google広告のマッチタイプの使い分け方
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/google-ads-match-type/
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POINTこの記事をざっくり言うと
マッチタイプとは
Google広告のマッチタイプについて変更点・使い方
広告を運用している方の中には「関係のないユーザーは除外してより効率的にユーザーへ広告を表示したい」と考える方もいるのではないでしょうか。
Google広告には広告運用を行う上で多くの便利な機能が搭載されています。
中でもGoogle広告のマッチタイプはユーザーの制限が出来ます。
Google広告のマッチタイプとは
Google広告のマッチタイプとは、リスティング広告の中で検索キーワードに対して広告を表示する単語をカスタマイズすることのできる機能です。
リスティング広告におけるキーワードとは、ユーザーが検索している語句と広告の一致する単語やフレーズです。
このキーワードがユーザーが検索している語句と一致すれば広告がオークションの候補に入ることができます。
実際に広告として表示させるためにはその後のオークションで落札をする必要がありますが、広告に適したユーザーに他するオークションでなければ効率的な予算の運用を行うことができません。
そこで、マッチタイプを使うことで「多種多様なユーザーの検索内容に対して広告を表示したい場合」や「特定の検索内容だけを対象にしたい場合」など場合によって使い分けることにより効率的な広告運用に繋がります。
Google広告のマッチタイプは3種類
マッチタイプの種類には一致率の強い順に「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」が存在します。
ここではマッチタイプの持つ特徴や強みをそれぞれ解説します。
完全一致
完全一致はキーワードとまったく同じ意味または同じ意図の検索を広告の表示対象とするマッチタイプです。
3つのキーワード マッチタイプの中で、完全一致は広告の表示対象を最も限定的に絞り込むことができます。
そのため、よりピンポイントでユーザーにアプローチすることができるようになりますが、広告表示対象となる検索の数はフレーズ一致と部分一致よりも少なくなってしまいます。
なお、Google広告における完全一致のキーワードは角かっこを使って表示されます。
予算が限られている場合などは他のマッチタイプよりも少ないオークションに参加することになるため費用を抑えることができる反面、機会損失につながる可能性を孕んでいるということにも注意しましょう。
一説によると、入札キーワードと完全に一致しない検索語句の割合は70%であると言われており、キーワードのすべて、または大半を完全一致のみで指定することは現実的とは言えないかもしれません。
フレーズ一致
フレーズ一致はキーワードと同じ意味の内容を含む検索が広告の表示対象になります。
文言に差があっても、同義であるとに解釈できる場合は一致していると見なされます。
また、より具体的な情報を追加した語句での検索も一致します。
フレーズ一致を使用すると、広告表示対象となる検索の数は完全一致の場合よりも多くなりますが、同義の検索結果のみに広告を表示することができます。
例えば「〇〇高校」というキーワードに対して、〇〇が地名であった場合は〇〇高校とは別の「〇〇に所在する高校」や「〇〇の高校」は除外されます。
部分一致
部分一致は、指定したキーワードに関連している内容であれば広告の表示対象になります。
部分一致はキーワードの語句自体が含まれていない場合の検索も含まれます。
これにより、より広範なユーザーにウェブサイトを閲覧してもらうことができるようになり、膨大に存在するキーワードを網羅する手間や時間を極力省くことができるようになります。
部分一致は、マッチタイプの中で最も広い一致対象範囲を持ちます。
そのため、すべてのキーワードにデフォルトで割り当てられるマッチタイプです。
つまり、部分一致を使用すると他のマッチタイプ(完全一致、フレーズ一致、除外キーワードなど)を指定する必要がなくなります。
Google広告のマッチタイプを重複して使うとどうなる?
2 つのマッチタイプを比較した場合、より広範なキーワードを指定した場合に一致する検索には、より狭い範囲のマッチタイプで同じキーワードを指定した場合に一致する検索がすべて含まれます。
つまり、特定のキーワードをフレーズ一致で指定した場合に一致する検索に、同じキーワードを完全一致する結果もすべて含まれます。
また、特定のキーワードを部分一致で指定した場合に一致する検索には、同じキーワードを他のマッチタイプ、および関連キーワードで指定した場合に一致する検索がすべて含まれます。
したがって、部分一致を1 つ使用すれば、同じキーワードを繰り返し指定しなくても、複数のマッチタイプを使用した場合と同じメリットを得ることができます。
そのため、2つのマッチタイプを同時に使用すると効果的ではありますが、複数のマッチタイプを使用する場合は少なくとも部分一致を含むと良いでしょう。
Google広告のマッチタイプの変更点
マッチタイプは2021年2月に変更が行われました。
ここではマッチタイプの変更点とできるようになったことについて解説します。
フレーズ一致の強化
Google 広告では 2021 年 2 月から絞り込み部分一致(BMM)という以前に存在したマッチタイプの動作をフレーズ一致に組み込むアップデートを開始しています。
従来のフレーズ一致の精度と、廃止された絞り込み部分一致のリーチを併せ持った動作で、マッチタイプの使い分けをより一層簡素化できるようになりました。
新しいフレーズ一致は、従来のフレーズ一致よりも広範なアプローチができます。
特に、廃止された絞り込み部分一致よりやや制限が強められています。
まとめ
Google広告のマッチタイプは適切なユーザーに対して広告を表示できるようになります。
ただし、設定の方法によってはうまく運用ができいない場合や多くの予算が発生してしまうこともあります。
そのためマッチタイプの設定時には適切な選択ができているか確認した上で行うと良いでしょう。
また、成果はすぐに出るものではなく時間をおいて出てくるものもあるため一喜一憂せず慎重に検討することが重要です。
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