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【最新版】Facebook Messengerの使い方や小技を徹底解説

Messenger(メッセンジャー)はFacebookが運営しているメッセージアプリです。 メッセージの送受信だけでなく、通話やビデオ通話も無料で行えます。今回はメッセンジャーの基本的な使い方や、知っているとお得な小技などを紹介します。

カテゴリ: Facebook

Messenger(メッセンジャー)とは?

メッセンジャーはFacebookが運営するメッセージアプリケーションです。 チャットのような感覚でメッセージをやりとりできるため、Facebookをやっているユーザーでインストールしている方は多いでしょう。

当初はFacebookの中にあるアプリケーションとして提供されていましたが、2014年にスマートフォンのFacebookの機能から削除されました。 スマートフォンでFacebookユーザーと連絡を行うには、専用のアプリケーションをダウンロードする必要があります。

ダウンロードはiPhone版はApp Store 、Android版はGoogle Playでダウンロードすることができます。

PCからでも操作可能で、スマートフォンと同じアカウントでログインすることでメッセージを同期が可能です。 PCでもスマートフォンと同様の操作や通知設定ができるため、PCで作業しながらメッセンジャーで連絡をとるなどのマルチタスクにも向いています。

以前はブラウザでメッセンジャーを開く必要がありましたが、2020年の4月にPC版のアプリケーションをリリースしたため、手軽に使用できるようになっています。

Windows用のアプリケーションはMicrosoftのWebサイトから、Mac用のアプリケーションはApp Storeからダウンロードできます。

Facebookを利用しているユーザーであれば気軽にコミュニケーションが可能なため、電話番号やメールアドレスがわからないユーザーとも手軽にコミュニケーションをとることができます。

メッセンジャーの大きなメリット

メッセンジャーではLINEなどのコミュニケーションツールとしてはほとんど同じ機能を備えています。 LINE公式アカウントのようなSNS的な要素は異なりますが、メッセンジャーの大きな個性は、Facebookのユーザーであれば誰とでもコミュニケーションができることです。

Facebookを利用している相手にメッセージリクエストを送り、相手が許可することで世界中のユーザーとコミュニケーションをとることができます。

Facebookは日本では利用者は比較的少ないですが、それでも2020年時点で2600万人と非常に多くのユーザーが利用しています。

しかし、世界で利用者数を見てみると24億9800万人のユーザーが利用する巨大なSNSです。

海外のユーザーとコミュニケーションをとる場合、メッセンジャーを使う機会が多いと思います。

メッセンジャーの利用手順

それぞれのメディアにアプリケーションをインストールしたら以下の手順で設定を行います。 前提として、Facebookのアカウントを所有している必要があります。 また、事前にFacebookにログインしておくことで効率よく設定を進めることができます。

①アプリケーションを選択し、「Messengerへようこそ」の画面が表示されたら「Facebookのアカウントを持っている」を選択し「次へ」を選択

②自身のアカウントの名前を選択

③電話帳の同期を選択(再設定可能)

④電話番号の登録(再設定可能)

以上でメッセンジャーの設定は完了です。

後で再設定できる項目

③と④に関しては、任意で選択可能です。 電話帳を同期させると、電話帳の友人を自動検索するので検索したい場合は設定しておきましょう。 電話番号を登録すると、他のユーザーが電話番号で検索した際に自身の連絡先が表示されるようになります。 こちらも後に設定できるので、必ず設定しなきゃいけない訳ではありません。

メッセンジャーの主な機能

ざっくり言ってしまうと、LINEでできることはほとんどできます。 Facebookのログイン状況や最終ログイン時間が確認できるため、現在の相手の状況をある程度知ることも可能です。 メッセンジャーの主な機能を紹介します。

メッセージのやりとり

メッセンジャーという名前の通り、追加された友達と簡単にメッセージをやりとりすることができます。 iPhoneではホーム画面の右上のペンのマーク、Androidではホーム画面の右下の吹き出しのマークをタップして、メッセージを送りたい相手を選択するだけです。

ホーム画面には追加されている友達・グループの一覧が表示されており、相手の設定によって友達のオンライン状況を把握できるので、返信時間の指標にすることも可能です。

メッセージを相手が読んだ場合、メッセージの右下に既読マークが表示されます。 チャットのようなリアルタイムでのコミュニケーションをとることも可能です。

グループチャット

1対1のチャットではなく、共通の友人や趣味を持つメンバーと複数人でメッセージのやり取りをすることが可能です。 グループチャットによって、情報の共有に時間がかからないためファイルや写真の共有などに便利な機能です。

音声通話

インターネット回線を使用した通話が無料で可能です。 通話料はかかりませんがデータ通信を使用するので、Wi-Fiの接続を確認してから行うようにしましょう。

初めて通話機能を使うときに、メッセンジャーからマイクの使用の許可を求められるので、「許可する」を選択しましょう。

メッセージを送ったことのある相手と通話したいときは、メッセージを送信する場所の電話のマークをタップすることで通話が可能です。

メッセージを送ったことのない相手と通話する場合、ホーム画面の電話のアイコンをタップします。 通話可能なアカウントの一覧が表示されるので、通話したい相手を選択し電話のマークをタップします。

このとき、隣にあるビデオのマークをタップするとビデオ通話が可能です。

ビデオ通話

SkypeやLINEと同様にビデオ通話も可能です。 方法は音声通話とほとんど変わりません。

受話器のマークではなくビデオカメラのマークをタップするだけでビデオ通話が可能です。

こちらも無料で行えますが、データ通信なのでWi-Fi環境下で行うことをおすすめします。 他のサービスと同じように、通信環境や場所によって多少ラグが発生する場合もありますが、さほど気になりません。

しっかりとしたビデオ通話を楽しむことができますよ。

グループ通話

グループチャットと同様に複数人と音声・ビデオ通話が可能です。 音声通話は最大50人まで可能で、ビデオ通話は最大8人まで参加可能です。

Zoomのような形で通話ができますが、ビデオ通話は人数制限はあるものの時間制限がないので8人以下のビデオ通話を行う場合はおすすめです。

ビデオ通話中には様々なエフェクトを使用することもできるので、友人との会話では重宝しますが、ビジネスの際に謝ってタップしないようにしましょう。

また、PCからでのグループ通話・ビデオ通話は可能で、チャット機能なども並行して使いやすいため、マルチタスクが可能な点も嬉しい機能です。

画像・動画・ボイスメッセージの送信

容量の制限はありますが、メッセンジャーでは画像や動画、ボイスメッセージの送受信も可能です。

容量は

・画像ファイル : 3840 × 1080ピクセルまで ・動画ファイル : 25MBまで ・ボイスメッセージ : 25MBまで

です。

ファイルを送りたい相手を選択し、チャット画面下部に送信するファイルを選択するボタンがあるのでタップしてファイルを選んで送信するだけです。

その場で写真を撮って共有したい場合は、チャット画面下部のカメラのアイコンをタップすることで写真が撮影可能です。 その場でボイスメッセージを送りたい場合はカメラのアイコンの右隣のマイクのアイコンをタップし、「録音する」を選択します。

スタンプ・GIFの送信

多彩なスタンプやGIF動画を送信することもできます。 チャット画面の顔のアイコンをタップすることで、スタンプかGIFを選択する画面が表示されます。

新しいスタンプをダウンロードしたい場合は顔のアイコンをタップした後に「+」のアイコンをタップすることでスタンプストアに移動できます。 無料のものから有料のものまで様々なスタンプがダウンロード可能です。

位置情報の共有

待ち合わせの時など、自身の位置情報を相手に送ることができます。 地図に合流地点を書き込むことも、リアルタイムで自身の場所を共有することも可能です。

デバイス本体の設定で、メッセンジャーの位置情報の共有をオンにしておきましょう。 オンにしていない場合、メッセージが表示されます。

共有したい相手のチャット画面の「+」をタップした後に「位置情報」をタップします。 その後、共有を許可した後「60分間リアルタイム位置情報をシェア」をタップするだけで位置情報がリアルタイムで共有されます。

60分が経過した後は自動的に共有は解除されますが、それより先に共有を停止したい場合「シェアを停止」をタップしてください。

メッセンジャーの小技などを紹介

メッセンジャーの基本的な機能は紹介しましたが、ここからは知っておくと便利な小技を紹介します。 ビジネスでも意外と使える機能も存在します。

ログイン時間を非表示にしたい

相手にFacebookのログイン状況を知られたくない時に便利な機能です。 通常、ログイン時はアイコンに緑のマークが表示され、ログインしていない場合、最後にFacebookかメッセンジャーにログインしていた時間が表示されます。

メッセージを送るときに相手のログイン時間を知れるのは返信時間の指標になるため便利ですが、知られたくない場合も多いと思います。

その時は、ログイン状態を隠す機能を使用しましょう。 方法は以下の通りです。

PCの場合

Facebook内にある「Messenger」→「歯車マーク(設定)」→「オンライン状態を表示する」を選択し、「オフラインにする」を選択すれば設定完了です。

スマートフォンの場合

スマートフォンの場合はFacebookとメッセンジャー両方の設定を変更する必要があります。

Facebookの右下の三本ラインのメニューアイコンから「設定とプライバシー」→「設定」→「オンラインのステータス」をタップします。

オンラインの状態を表示するという項目が出てくるので、オフに変更します。 確認のメッセージが表示されるので、「オフにする」を選択します。

次にメッセンジャーの自身のアイコンをタップします。 「オンラインのステータス」を選択するとFacebookと同じく「オンライン状態を表示する」という項目が出てくるのでオフにします。

その後確認のメッセージが出てくるので「オフにする」を選択すれば、相手にログイン状態を隠すことができます。

既読を取り消したい

メッセンジャーにはLINEのように既読表示機能がついています。 チャット画面の1番下のメッセージには既読の表示以外に、メッセージを開封した時間も表示されます。

しかし、この機能で無用なトラブルが生まれてしまうこともありますよね。 そんな時にこの既読を消す機能は効果的です。 ちなみに未読にできるのは最後のメッセージのみです。

PCとスマートフォンで方法が若干異なるため、両方紹介します。

PCの場合

メッセンジャーのアプリケーションを開き、既読を消したい相手を探して、右側にある歯車のマークをクリックします。 メニューが表示されるので、その中の「未読にする」を選択します。

スマートフォンの場合

スマートフォンの場合は、メッセージを送りたいユーザーを選択する画面で、未読にしたいユーザーの名前の部分を右から左へスワイプします。 三本マークのボタンが現れるのでタップ、「未読にする」を選択すると、最後に送られてきたメッセージが未読になります。

ちなみにこの画面からユーザーをブロックしてメッセージを受け取らない設定に変更することも可能です。

相手をブロックしたい

知らない相手や攻撃的な相手からのメッセージなどを受信したくない場合はブロック機能ウィを使いましょう。 メッセンジャーでブロックした場合、Facebookの友達リストからは削除されませんがメッセージを送ることと通話を拒否することができます。

ブロックの方法は、ユーザー選択画面でブロックしたいユーザーの名前を右から左へスワイプします。 三本マークのボタンが現れるのでタップ、「ブロックする」を選択すると、選択したユーザーはメッセージと通話ができなくなります。

同じ手順でブロックしたユーザーのブロックを解除することも可能です。

メッセージを削除したい

メッセージを削除したい場合、該当するメッセージを長押しします。 長押しするとメニューが表示されるので「もっと見る」を選択後、「削除」をタップします。 「すべての人のスレッドから削除」を選択すると相手もメッセージを見ることはできません。 「自分向けに削除」を選択すると自身の画面だけメッセージが削除されます。

以上の2つを選択すれば、メッセージの削除は完了です。

削除は10分以内に

メッセージを削除した場合、メッセージの送信時間から10分以内であれば文章は相手からも削除されます。

10分以上経過してしまっている場合は自分の画面からは削除されていても相手には表示されてしまっているので、間違えてメッセージを怒ってしまった場合には10分以内に削除することをおすすめします。

10分経過してしまうと、「すべての人のスレッドから削除」の項目は表示されません。

連絡先を同期させたい

連絡先を同期させると、自身の電話帳からFacebookを利用していて電話番号を登録しているユーザーを検索し、自動でメッセンジャーのリストに追加できます。

初期設定で連絡先を同期する以外でも、後から追加する方法を紹介します。

・メッセンジャーのホーム画面の左上の自身のアイコンをタップ ・携帯電話の連絡先をタップ ・連絡先のアップロードを「オン」に

以上で設定は完了です。

連絡先の同期を解除する方法

逆に連絡先の同期を解除したい場合、上記と同じ手順で連絡先のアップロードを「オフ」にすることで同期を解除できます。

機密情報をやりとりする必要がある

機密情報をメッセンジャーでやりとりすることになった場合、メッセージしたい相手の名前をタップし「秘密のスレッドに移行」のボタンをタップすることをおすすめします。

秘密モードには通常より強力な暗号化によって、Facebook社にも内容が漏れない自動で消えるメッセージを送信できるという機能が備わっています。

後者の自動で消える時間は5秒〜1日の間で選択することができ、チャット画面の右側にあるタイマーのアイコンから設定できます。

遡って暗号化はされないので注意

秘密モードは、選択した後からのメッセージが暗号化されます。 それ以前の会話はそのままなので、注意しておきましょう。

アンケートをとりたい

自身を含めて3人以上のグループトークでは、アンケート機能を使うことができます。 考えてみれば当然ですが、1対1のトークでは表示されないので注意しましょう。

3人以上のトーク画面で「+」のアイコンをタップすると、棒グラフが3つ並んだようなアイコンが表示されるのでタップします。

アンケートの質問と回答方法を選択して「アンケートを作成」をタップすれば完了です。

メッセンジャーを使う際の注意点

メッセンジャーはFacebookと密接に関わっているため、様々なSNSと同様に知らないユーザーでもコミュニケーションをとりやすいという性格があります。

この機能性にはメリットもありますが、スパムなどのデメリットも存在します。 特に、不明なユーザーからのメッセージに記載されているURLや動画ファイルにアクセスしてしまうと、ウイルスに感染アカウントを乗っ取られてしまったりといったケースに巻き込まれてしまうことも。

不特定多数が集まるコミュニティだからこそ、運用には注意する必要があります。

万が一、怪しいファイルを開いてしまいアカウントが乗っ取られてしまった場合、パスワードの変更や、ひどい場合アカウントを削除する必要があります。

まとめ

Facebookのメッセンジャーは非常にたくさんの便利な機能が使えるため、Facebookで繋がっている友人と様々なコミュニケーションが可能です。

2020年の新型コロナウイルスの影響もあり、ビデオ通話の需要もさらに高まっています。 様々なツールを使いこなし、必要なタイミングでメッセンジャーも使用しながらうまくコミュニケーションをとる技術が、今後さらに必要になってくるかもしれません。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、
以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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