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記事タイトル実践例でわかるFacebookインサイトの機能と効果的な使い方
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/facebook-insight/
記事タイトル実践例でわかるFacebookインサイトの機能と効果的な使い方
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/facebook-insight/
POINTこの記事をざっくり言うと
Facebookのインサイト機能とは
インサイト機能の使い方
インサイトのデータから施策を生み出す代表的な方法
Facebookのインサイト機能とは
Facebookページの管理者が自分の投稿に対する閲覧者数や「いいね!」などのアクションを行なったユーザーの数、トップページに表示されているボタンのクリック率や男女比などのデータを確認できる機能です。
広告出稿後の結果の確認や自社の商品やサービスを記載した投稿がどのように広まり、どのような受け取り方をされたのが場所や男女別に表示されることで、ターゲティングとのズレやさらに効率の良い施策の立案などに非常に役立ちます。
Facebookページを効率よく運用する上で必要不可欠なツールです。
インサイト機能を使うには
インサイト機能を使用する前提として、自身のFacebookページを解説しており、そのFacebookページに「いいね!」が30件以上あることが条件になります。
もしインサイト機能が表示されていない場合は自身のFacebookページの「いいね!」数を確認してみましょう。
インサイト機能の使い方
インサイト機能の使い方は非常にシンプルです。
インサイト機能はあくまでデータ解析のためのツールなため、表示されたデータをどのように役立てるかは自身の課題です。
インサイトの確認方法から、表示される項目を解説します。
表示方法
インサイトを確認する方法は自身のFacebookページにアクセス後、左手のメニューバーから「インサイト」をクリックするだけです。
「インサイト」をクリックすると以下の画像のページが表示されます。
確認したい情報に応じて左側のメニューバーから適切な物をクリックして表示させます。
概要
自身のFacebookページの大まかなアクセス数や投稿が見られた回数が表示されます。
大まかな確認であればこのページのみで完結します。
集計期間は「今日」「昨日」「過去7日間」「過去28日間」の4種類から選択することができます。
朝行なった投稿が夜までで何人のユーザーの目に留まったのかといったピンポイントな解析から、今月の投稿数に対してのユーザーへのリーチ率、
投稿に反応したユーザーがどれだけ存在したかを測るエンゲージメントなどの解析が行えます。
集計期間の切り替えは、ページ上部のタブをクリックすることで選択することができます。
デフォルトでは「過去7日間」に設定されています。
広告
広告を出稿している場合に活用する項目です。
クリックすると、広告センターに移動します。
広告センターでは、広告の出稿や支払いの設定、広告の運用状況などが確認できます。
また、広告の管理はFacebookビジネスマネージャを使用することによって、さらに効率よく運用できるのでおすすめです。
Facebook広告マネージャについては、▷Facebookビジネスマネージャを導入するメリットを解説で詳しく解説しています。
フォロワー
自身のFacebookページをフォローしているユーザーの人数を閲覧することができます。
逆に、ページのフォローをやめてしまったユーザー数も閲覧することが可能なため、施策の実行に伴ったフォロワーの人数の推移を観測することが可能です。
広告を運用している場合、ページ下部にある「ページフォロワーが発生した場所」で確認することができるので、広告の効果も観測することができます。
観測できる期間は「1週間」「1か月」「四半期」の3種類です。
いいね!
ページにいいね!を行なっているユーザー数やいいね!を取り消したユーザー、いいね!の発生場所を確認することができます。
また、オーガニックのいいね!と広告効果などの有料いいね!も個別に閲覧できるため、広告効果の確認や、オーガニックのいいね!を増やす施策の立案などに役立ちます。
観測できる期間は「1週間」「1か月」「四半期」の3種類です。
リーチ
あなたの投稿がどれだけ他のユーザーの目に触れたのかを確認できるのがリーチの項目です。
ユーザーの目に留まった項目だけではなく、いいね!、コメント、シェアがどの程度行われたのかを確認することができます。
また、あなたの投稿を非表示にしているユーザーの数やオーガニックリーチと広告などによる有料リーチなどもそれぞれ確認できるため、あなたの投稿がどのように広まり、どのように受け取られたかがわかるようになります。
オーガニックリーチ
広告などの課金をせずに行なった投稿がユーザーの目に触れた数のことを指します。
基本的にはページのいいね!数に比例しており、いいね!したユーザーが「シェア」「いいね!」「コメント」などのアクションを行うと、伸びる傾向にあります。
自分の投稿に対して、ユーザーがアクションを取りたくなるような施策を盛り込むことによってオーガニックリーチを増やすことができます。
この数が多ければ多いほど、拡散力の向上やブランディングなどが行いやすくなります。
有料リーチ
Facebook広告であなたの投稿を閲覧したユーザーの数です。
広告人結果を対比することによって、その広告の運用方法が正しいのかを判断することができます。
口コミリーチ
ユーザーのシェアなどの拡散によって投稿を閲覧したユーザーです。
ページにいいね!したユーザーに向けて拡散したくなるような情報を発信していればこの周知を伸ばすことができるでしょう。
ページビュー
自身のFacebookページを閲覧したユーザーの数が確認できます。
また、閲覧したユーザーのモバイル機器かパソコンからなのかなど、ユーザーのよく性別に調べることも可能です。
ページでのアクション
Facebookページに登録しているWebサイトやアクションボタンをクリックしたユーザーの数が確認できます。
例えばアクションボタン「予約する」を設置した場合、そのボタンのクリック回数を確認できるので、CVの管理も簡単に行えます。
この数値が低いうちはオーガニックユーザーを増やす施策を実行し、ページへのいいね!数を向上させましょう。
投稿
自身が行った投稿それぞれのリーチやエンゲージメントを確認することができます。
エンゲージメントが高い投稿を確認して広告を出稿してさらに認知度を高めることが可能です。
また、投稿をクリックすることでその投稿の詳細を表示することができるため、投稿の方向性や画像や動画を投稿した時の伸び率から新しい投稿の指標にすることが可能です。
また、自身のFacebookページにいいね!しているユーザーがオンラインになっている曜日別の時間帯を確認することもできるため、投稿の時間帯の調整や曜日の調整が容易に行えます。
イベント
自身が作成したイベントを管理することができます。
現在作成しているイベントのインサイトや、過去のイベントの結果などを確認することができ、施策の効果検証を行うことができます。
また、このページから新しくイベントを作成することも可能です。
動画
自身が投稿した動画の詳細を確認することができます。
フォロワーが10000人以下だと、広告収益化のお知らせがトップに表示されることがありますが、その場合は下にスクロールさせていくと動画の詳細データが確認できます。
任意の動画をクリックすると、その動画がどれだけ再生されたかが確認できるだけでなく、
ユーザーがその動画を何秒以上再生したかが確認できるため、動画CMを制作する時の現在のユーザーの傾向を確認できます。
また、そのほかにも動画を見ているユーザー層や場所などが表示されるため、ターゲティングにも役立ちます。
ストーリーズ
投稿したストーリーズの情報を確認できます。
通常のストーリーズは24時間で削除されますが、ここでは28日間表示されます。
利用者
投稿を1回でも閲覧したユーザーやフォロワー、リーチしたユーザーごとの男女比、国、市町村などが確認できます。
かなり細かく表示させることができるため、ターゲティングに非常に役立ちます。
この情報はFacebookのプロフィールに登録した情報を元に作成されているため、推定値です。
例えば店舗経営者が自身のFacebookページのユーザーの地域を確認し、どこに需要があるのかをFacebook上で可視化することもできますし、Facebook上で行っている施策がどの年代に効果があるのかを確認し、その層をターゲットに新しい施策をFacebook上で行ったりと、様々な活用方法が存在しています。
メッセージ
自身のFacebookページに来ているメッセージを管理することができます。
ブロックされているユーザーの数も確認できるため、行っている施策のデメリットの調査に役立ちます。
効果的な施策に繋がるインサイトの利用方法
実際にFacebookのインサイト機能を使用して、Facebookの運用を効果的に行う方法を紹介します。
行っている投稿の評価
自身の投稿がどの程度のリーチを獲得したのかを確認することで、1番ユーザーに見られる投稿の曜日や時間帯、内容をある程度予測し絞り込むことが可能です。
ページのフォロワーが多い場合は、データにばらつきが見られるので、投稿する時間帯を複数設定して投稿することをおすすめします。
画像の投稿は、7月18日の19:05に行った投稿のデータです。
このFacebookページのいいね!は678人なので、少なくとも678人に配信されています。
インサイトの「投稿」をクリックし、該当の投稿をクリックして確認します。
リーチした人数を見ると、439人といいね!数より少ないことがわかります。
さらに、投稿に反応したエンゲージメントは120になっています。
この投稿はURLをクリックさせる目的で行ったため、投稿クリック数から「リンクのクリック」を確認すると23のユーザーがリンクをクリックしていることが確認できます。
リーチしたユーザーの凡そ5%が投稿の目的を達成しているため、そこまで悪い結果ではないと予想できます。
ページ上部の「ファンがオンラインの時間帯」を確認すると、このページのフォロワーが1番オンラインしている時間帯は月曜日の朝6時前後であることが確認できます。
この場合、曜日によってのばらつきはありませんが、6時に投稿を行った方が19時に投稿するよりオーガニックリーチの獲得の可能性があることがわかりました。
このようにデータを照らし合わせて自身の投稿の改善策を見つけ、改善を繰り返すことで効果的な投稿方法を模索していきます。
ターゲティングの確認
次に、自身のページをフォローしているユーザーのデータを確認します。
インサイトの「利用者」をクリックし、男女比と市町村を確認します。
現在は過半数が男性、年齢は25〜34歳が多く、大多数が東京の西部に固まっていることがわかります。
例えば、1番上位の「八王子市」に住む25〜34歳の男性を中心にアプローチする方法もありますし、女性も35%存在しているため地域にのみ焦点を当てた投稿を行う施策を取り入れつつ、他の地域にも触れる施策を同時進行で行なって様子を見る方法も考えられます。
地域を増やしたい場合は年齢層や男女比を加味した施策を行うと良いでしょう。
まとめ
Facebookのインサイト機能を使用してデータを観測するだけで行える施策や改善策はたくさん存在します。
無料でできる上に手間がかからないので、Facebookを運用している方はぜひ導入してみてはいかがでしょうか?
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