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Dreamweaverの拡張機能プラグインをインストールする方法

Dreamweaverはプラグインをインストールすることで機能をカスタマイズすることができます。今回はプラグインをインストールする2つの方法と、インストールしたプラグインをアンインストールする方法を解説します。

カテゴリ: Dreamweaver

本記事ではDreamweaverの拡張機能プラグインをインストールする方法について解説します。

プラグインで拡張機能できるDreamweaver

Dreamweaverは、基本機能に加えて拡張機能のプラグインをインストールすることで、より詳細なカスタマイズが可能です。

この拡張機能のプラグインは、最新版のDreamweaverではエクステンションという名称になっています。

エクステンションには、ギャラリーやスライダーといったモジュールを追加するツールやコーティングの作業効率をアップするパネルなど様々な種類があります。

また、Adobe公式のプラグインだけでなく、サードパーティが作成したプラグインをインストールすることも可能です。

プラグインをインストールする方法(Adobe Creative Cloud)

プラグインをインストールする方法は複数ありますが、その中でも最も利用しやすいAdobe Creative Cloudからのインストール方法を以下に紹介します。

1.Creative Cloudを開く

Adobe Creative Cloudのアプリを起動させる、もしくはブラウザからAdobe Creative Cloudのページを開きます。

2.Stockとマーケットプレイスのプラグインをクリック

Adobe Creative Cloudの画面が開くと、上部にメニューの一覧が表示されています。このメニューの中から「Stockとマーケットプレイス」をクリックします。

「Stockとマーケットプレイス」をクリックすると、上の画像のように、さきほどのメニューの下により詳細なメニュー項目が表示されます。このメニュー項目の中から「プラグイン」を選択します。

「プラグイン」を選択すると、画面左側のサイドバー上部にプラグインという項目が表示されます。この項目にある「すべてのプラグイン」を選択すると、Adobeの全ソフトウェアに関連するプラグインが右側に表示されるようになります。

3.Dreamweaverにチェックを入れる

「すべてのプラグイン」を選択したら、サイドバーのプラグインという項目の下にあるアプリケーションという項目の中から「Dreamweaver」にチェックを入れます。

これで「Dreamweaver」のプラグインのみが抽出できました。もし、検索したいプラグイン名が分かっている場合は、アプリケーションという項目の上にある検索欄にキーワードを入れると、すぐに目的のプラグインを探し出すこともできます。

4.「入手」をクリックしてインストール

画面右側に、条件に当てはまったプラグインが一覧で表示されています。有料のプラグインと無料のプラグインがありますが、ここでは無料のプラグインをインストールしてみましょう。

個々のプラグインの名前と簡単な説明が表示されている欄の右下に、「入手」や有償プラグインの価格が表示されたボタンがあります(すでにインストールされたプラグインは「インストール済み」、過去にインストール後アンインストールされたプラグインは「インストール」という表示になります)。

この「入手」や価格表示のボタンをクリックするとインストールが開始されます。ただ、簡単な説明だけではプラグインの内容や、対応しているバージョンなどが確認できません。

より詳細な情報を確認したい場合は、確認したいプラグイン名をクリックします。

プラグイン名をクリックすると、上の画像のようにプラグインの詳細画面へ遷移します。

このページでプラグインのサムネイル画像や、プラグインの内容・使い方、開発者や対応するバージョン・言語など、より詳細な情報を確認することができます。

プラグインの内容を確認し、インストールしたいと思った場合は、この画面右上にも「入手」や価格が表示されたボタンがありますので、これをクリックします。

「入手」ボタンをクリックすると、上の画像のようなインストールの注意事項が説明されているモーダルウィンドウが表示されます。このウィンドウ右下にある「OK」ボタンをクリックするとインストールが開始されます。

インストールしたいソフトが起動しているとプラグインをインストールできませんので、ソフトを立ち上げている場合は一旦閉じましょう。

5.プラグインの使い方を確認

インストールが完了すると、「入手」ボタンが表示されていた場所に「インストール済み」と表示されます。上の画像では、緑色のヘルプが表示されています。

このヘルプ表示にある「検索場所」というボタンをクリックします。

「検索場所」をクリックすると、ページ下部にある「検索場所」の説明が表示されます。ここに、拡張した機能を利用する手順が記載されていますので、確認しておきましょう。

Creative Cloudでは英語での説明のみになりますが、日本語で内容を確認する方法については後述します。

英語が得意でない人は翻訳ツールなどを利用して内容を確認しても良いかもしれません。

6.インストールしたプラグインの動作確認

ここでは、「PHP Comment Panel」というプラグインをインストールしてみました。プラグインによって、その使い方は異なりますが、一例としてこのプラグインの動作確認もしておきましょう。

1.新規のドキュメントを作成

この「PHP Comment Panel」というプラグインは、PHPファイル内のコメントの検索性をアップする拡張機能です。

動作確認する前に、PHPの新規ドキュメントを作成しておきましょう。画面上部にあるメニューバーからファイルをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「新規…」を選択します。

「新規…」を選択すると、上の画像のような新規ドキュメントの設定パネルが表示されます。このパネルでPHPを選択し「作成」ボタンをクリックします。

2.インストールしたプラグインを選択

PHPのドキュメントが作成できたら、画面上部にあるメニューバーからウィンドウをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「MyDreamweaverExtensions」という項目にある「PHP Comment Panel」を選択します。

3.インストールしたプラグインの動作を確認する

「PHP Comment Panel」を選択すると、上の画像のようなPHPのコメントを検索するパネルが表示されます。

「PHP Comment Panel」に表示されたコメント一覧の中から任意のコメントを選択すると、上の画像のように、選択したコメントがあるソースコードの箇所にカーソルが移動します。

このように、拡張機能のプラグインを追加することで、自身の作業目的に合わせたカスタマイズが可能になります。

プラグインをインストールする方法(Adobe Exchange)

プラグインをインストールするもう一つの方法としてAdobe Exchangeを利用する方法を以下に紹介します。

1.メニューから「Exchangeでエクステンションを検索…」を選択

画面上部にあるメニューバーからウィンドウをクリックし、表示されたメニュー項目の中から「Exchangeでエクステンションを検索…」を選択します。

2.プラグインを検索する

「Exchangeでエクステンションを検索…」を選択すると、ブラウザが起動し「Adobe Exchange」のページが開きます。

「Adobe Exchange」のページは、日本語表示に切り替えることができます。Creative Cloudの英語表示が難しく感じる場合は、こちらの方法を選択してプラグインを検索してみましょう(ただし、日本語表示に切り替えると正しく表示されない不具合が起こる場合があります)。

日本語表記に切り替えたら、左側にあるサイドバー上部にあるアプリの種類という項目から「プラグイン」を選択します。次に、製品(アプリケーション)という項目にある「ドリームウィーバー」にチェックを入れます。

「Adobe Exchange」では価格(プライス)という項目で、無料プラグインのみを抽出することも可能ですので、無料のものを探す場合はここにもチェックを入れます。

3.インストールのボタンをクリックする

Creative Cloudと同じように、プラグイン名をクリックして詳細ページを確認します。インストールする場合はページ右上にある「無料」もしくは価格表示のボタンをクリックすると、Creative Cloudが起動してCreative Cloudからインストールがはじまります。

最終的にはCreative Cloudからのインストールになりますので、基本的に「Adobe Exchange」を経由する必要はありませんが、前述のように日本語で内容を確認したい場合に役立つインストール方法です。

検索の段階で日本語表示に切り替えると不具合が出てしまう場合は、詳細ページを表示する段階で日本語表示に切り替えると問題なく日本語へ翻訳されます。

プラグインをアンインストールする方法

最後にプラグインをアンイストールする方法についても確認しておきましょう。

1.「インストール済み」左横のメニューから「アンインストール」を選択

すでにインスール済みのプラグインには、「入手」と表示されていたボタンの箇所に「インストール済み」と表示されています。

この表示の左横に三点リーダーのアイコンが表示されています。このアイコンをクリックすると、上の画像のようなメニューが表示されます。このメニュー項目の中から「アンインストール」を選択するとアンインストールが開始します。

一度インストールしたプラグインは「入手」ではなく「インストール」というボタンが表示されるようになります。もう一度インストールしたい場合は、このボタンをクリックします。

このようにアンインストールする方法は非常に簡単です。

まとめ

DreamweaverのプラグインはCreative Suiteの頃から提供されていたものも多く、最新のバージョンには対応していないものもあります。しかし、自分好みのWebオーサリングツールとしてカスタマイズするのに役立つプラグインが数多く提供されています。

Dreamweaverをマスターする上で必須の知識ではありません。しかし、HTMLやCSS以外の言語環境でも使いやすいツールにするためには、プラグインは非常に役立ちますので、本記事を参考にしてインストールをトライしてみましょう!

最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご意見・ご要望などございましたら、 以下のフォームよりお問い合わせを受けつけておりますので、よろしければご利用ください。

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