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記事タイトル低品質な被リンクを否認しサイトの価値低下やペナルティを避ける方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/deny-link/
記事タイトル低品質な被リンクを否認しサイトの価値低下やペナルティを避ける方法
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/deny-link/
POINTざっくりいうと
低品質なリンクを正しく否認してサイトの価値低下を避ける方法
低品質なリンクとはどのようなものかわかる
自社サイトのリンク先の確認の仕方
Webサイトを運営していく上で、他サイトから自サイトへのリンク、つまり被リンクを管理することはとても重要です。以前ほど効果はなくなりましたが、今でも良質な被リンクは検索上位表示に繋がります。
一方で、低品質な被リンク(自作自演・1サイトからの大量のリンクなど)は検索順位低下やgoogleペナルティにつながる恐れがあります。
この記事では「低品質なリンクとはどういうものなのか」「低品質なリンクの対処法」について詳しく解説していきます。
リンク否認をする時の注意点
リンクの精査は慎重に行わなくてはなりません。低品質なリンクを否認すれば評価の低下を防ぐことができるものの、高品質なリンクを否認してしまえば更なる評価の低下につながってしまいます。
また、否認の申請を送っても、その申請が通るまでには時間がかかる可能性があることも覚えておかなければなりません。
Googleからもリンク否認に対しては以下のような注意が出ています。
”否認ツールは複雑な機能であるため、慎重に使用する必要があります。使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。”
https://support.google.com/webmasters/answer/2648487?hl=ja
評価に悪影響が出ないように、慎重に行いましょう。
悪質なリンクを否認する方法
実際にサーチコンソール上でリンク否認を行う方法を順を追って説明していきます。
手順①自サイトの被リンク一覧を確認する
まずは被リンクの一覧を見てみましょう。
1.googleサーチコンソールにログインします。
まだ登録されていない方は初心者でも失敗しない!Googleサーチコンソールの登録方法を参考に登録してみてください。
2.左側のメニューをスクロールして出てくる「リンク」を選択
「リンク」では
●外部リンク
「上位にリンクされているページ」「上位のリンク元サイト」「上位のリンク元テキスト」
●内部リンク
「上位のリンクされているページ」
を見ることができます。
3.右上の「外部リンクのエクスポート」をクリックし「その他のサンプルリンク」をクリック
手順②低品質なリンクを洗い出す
1.先ほどエクスポートしたシートを開きます
2.リンクを精査して、低品質なリンクを洗い出します
スパムやアダルト系のサイトのリンクがないかを見ていきましょう。
具体的なものには
・ワードサラダ:文章を自動作成して、内容に全く意味のないサイト
・隠しテキストや隠しリンクがあるサイト
・ページの内容に関係のないキーワードを乱用しているサイト
・オリジナルのコンテンツが無く、内容をコピーしているサイト
・一つのURLから大量に貼られているリンク
などがあります。
見覚えがないURLがあった場合、低品質なリンクでないか確認しましょう。
手順③リンクを否認する
否認するリンクを洗い出したら、実際に否認の申請を行います。申請には否認したいリンクのリストをテキストファイルにして、アップロードする必要があります。
※まず、被リンク先の担当者にリンクを外してもらえるように依頼を送りましょう。その依頼を受けとってもらえなかった場合に、リンク否認を行ってください。
⒈否認したいリンクのテキストファイルを作成します。以下のファイルが例となります。
———————-
# 否認するページ 2 件
http://spam.example.com/stuff/comments.html
http://spam.example.com/stuff/paid-links.html
# 否認するドメイン
domain:shadyseo.com
———————-
注意点
・否認したいリンクを一行につき一つ記載します。(2・3行目)
・あるドメインからのリンク全てを否認したい場合は「domain: ドメイン名」と記載します。(6行目)
・「#」を行の先頭に記述すると、リンク以外の情報として処理されます。(1・4・5行目)
・ファイル形式は .txt、エンコードは UTF-8 または 7-bit ASCIIのテキストファイルで保存します。
⒉リンクの否認ページを開きます
⒊自サイトのURLを選択して「リンクの否認」をクリックします。
⒋「リンクの否認」をクリックします。
⒌「ファイルを選択」から⒈で作ったテキストファイルを選択します。
⒍「送信」をクリックします。
⒎「リンクの否認ファイルを更新しました」と表示されれば完了です。否認が完了すると、メッセージも送られてくるので確認しましょう。
googleサーチコンソール以外のツールで被リンクを確認する方法
サーチコンソールだけでなく、外部ツールを使っても被リンクの情報を見ることができ、外部ツールを使えば、より詳しい被リンクの分析ができることもあります。
被リンクを調べるツールの一例を少し紹介します。
●Ahrefs
Ahrefsは機能的で精度が高いSEO分析ツールです。有料ですが、被リンク以外の機能も充実しており、クロール頻度が高いため近況のより精密なデータを見ることができます。
●Majestic SEO
Ahrefsよりも安い価格で使うことができます。機能的にもAhrefsとの差はあまりなく、APIを公開しているため様々なSEOツールがデフォルトで対応していることも魅力の一つです。
被リンクのもたらす影響について
検索結果が表示される仕組み
検索エンジンは「クローラー」と呼ばれるプログラムを使って、世界中のサイトを巡回(クロール)して情報を収集して、その情報を分析してデータベースに収納しています。
そしてユーザーの検索キーワードに応じて、データベースからサイトを表示しています。その時サイトは、Googleが一番そのキーワードに合うと評価したものから順番に表示されます。この評価の基準の中の一つに「被リンク」があります。
低品質なリンクが検索順位を下げている可能性がある
サイト外からの被リンクは、外部からの評価・支持を表す指標として、Googleの評価に影響します。もちろん被リンクが多いほど、サイトの価値が高いと評価され掲載順位も上がっていきます。
しかし、ただ被リンク数が多ければいいというものではありません。Googleはガイドラインで、”ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する”や”ユーザーをだますようなことをしない。”ことなどを掲げています。
そのため、被リンクの中に、ユーザーのためにならないリンクや不正なリンクがある場合は、Googleからの評価が下がる恐れがあります。
低品質なリンクとは
低品質なリンクとは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。Googleの提示するガイドラインに反するものは一般的に評価が下がってしまいます。
ガイドラインを抜粋すると
・ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する
・ユーザーをだますようなことをしない。
・掲載順位を上げるための不正行為をしない。
・同分野の他のサイトとの差別化を図る。
これらが大枠となっています。このガイドラインに反する目的で貼ってあるリンクは評価が下がる要因となります。
また、リンク先のサイト自体がこのガイドラインに反している場合も、自サイトまで低評価の影響を受けます。
低品質なリンクの具体例
●スパム系サイト
ユーザーの為にならない悪質なサイトのことです。スパムには様々な種類があります。オリジナルのコンテンツが全くないサイトや、ページ内容に関係のないキーワードを乱用しているサイトなどがあります。
●アダルト系サイト
アダルト系サイトを運営していない場合は、自サイトとの関連が低い場合が多いです。その場合のアダルト系サイトからのリンクは、そのサイトがスパムである可能性が高いです。
リンク否認の効果
低品質なリンクを外したい時、それが外部サイトからのリンクの場合は、まずは担当者にリンクを外してもらうように依頼をします。しかし中には担当者と連絡が取れなかったり、依頼を受け入れてもらえないと言った場合もあります。
依頼してもリンクを外すことができなかった場合は、「Googleサーチコンソール」からGoogleに申請を送り、リンクを否認することができます。
指定したリンクと関係が無いことをGoogleに申請することで、そのリンクによるGoogleからの評価の低下を防ぐことができます。リンクによる評価の低下が解消し、掲載順位が一気に上がる場合もあります。
適切に低品質なリンクを否認してサイトの評価につなげよう
被リンクは昔ほどではないものの、Googleの評価の重要な基準であることは変わりないため、出来るだけ質の高い被リンクを獲得することはSEOに効果的です。
しかし、低質なリンクはGoogleからの評価を下げる恐れがあるため、リンクを否認するなどの対応が必要な場合があります。
Googleサーチコンソールを用いて被リンクの状況を確認しリンク否認ツールで適切に対応することで、評価を下げることを防ぐことができます。
低品質でないリンクを否認してしまうと、せっかく評価されていた被リンクが外れてしまうため注意が必要です。適切にリンクを否認することで、Googleからの正しく評価される良いサイト運営をしていきましょう。
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