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記事タイトル無料でホームページを作成する時の注意点と目的別のサービスを紹介
記事URLhttps://digitor.jp/textbook/create-free-homepage/
記事タイトル無料でホームページを作成する時の注意点と目的別のサービスを紹介
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POINTこの記事をざっくり言うと
無料でホームページが作成できるサービスのメリット・デメリット
無料でホームページが作れるサービスの注意点
目的別で様々なサービスを紹介
無料でホームページを制作するには
無料でホームページを作成するために必要なものは特にありません。
強いていえば少しの時間とインターネットに繋がるパソコンやスマートフォンです。
それくらい手軽に制作することができるため、様々なユーザーが自身のホームページを所持しています。
個人の飲食店や団体など、ホームページはその事業の顔として認識されるため現在では自身のホームページや情報をインターネットに掲載していない事業者はほとんどいないのではないでしょうか。
様々な需要から生まれたのが無料のホームページを作成できるサービスです。
なぜ無料でできるのか
結論から言うと、有料版のホームページ作成プランに移行させたいからです。
無料で制作できるサービスには制限があり、有料版のサービスに移行することで様々な機能が利用できたり、制作の幅が広がります。
ホームページはただ作成するだけではなく、目的に合わせて更新する必要があります。
更新していくにつれてコンテンツ量が増え、様々なユーザーが訪れるようになると無料版の機能では物足りなくなってきたり、データ量が上限近くになってしまい表示速度が遅くなってしまったりと少々手狭になってきます。
このタイミングで様々な機能が充実している有料版に移行することで、快適なホームページを作ることができます。
有料版の広告として無料版が存在する。
トライアル版のような印象です。
無料でホームページを制作できるサービスのメリット・デメリット
無料でホームページを制作する場合メリットもありますがデメリットも存在します。
長く更新していくホームページだからこそ、しっかりと把握しておきましょう。
メリット
無料で作成・運用ができる
ホームページの作成から更新などの運用まで、全て無料で行えます。
通常ホームページを自身で1から作成する時には、サーバーやドメインなどを取得する必要がありますが、無料でホームページを作成できるサービスではそのサービスの大元のサーバーやドメインを借りると言う手法で制作できるため、その料金もかかりません。
更新にかかる費用も無料なので、とにかく予算を抑えたい方におすすめです。
専門知識がいらない
通常ホームページを作成する場合、HTMLやCSSなどの専門知識が必要です。
最近はWordPressなど、直感的に操作しやすいサービスも多く登場していますが、やはり自由度の高いホームページを作成するには専門的な知識があった方が良いでしょう。
無料でホームページが作成できるほとんどのサービスの場合、デザインの大元をテンプレートとして選択できたり、デザインできる場所を制限することによって、ユーザーは最低限のテキストや画像のアップロードのみでホームページを運用することができます。
手軽に制作できる
ホームページを制作会社に依頼する場合の大まかな流れとして、目的を決定し1からデザインを行うため1ヶ月〜2ヶ月ほど期間がかかります。
その分自身のやりたいことを表現したオリジナルのホームページが完成しますが、この期間がネックになっている方もいると思います。
無料でホームページが制作できるサービスは、ほとんどが自身の情報を入力しテンプレートから選ぶだけでホームページを公開できるため、早ければ10分以下でホームページを完成させることができます。
デメリット
品質はそれなり
テンプレートからホームページを作成するため、いくらテンプレートの種類が豊富でも似たり寄ったりなホームページが完成します。
目的に応じた導線整備も難しいため、目的によっては全く意味のないホームページになってしまうことも。
結果が出ないと更新のモチベーションもどんどん低下してしまうので、悪循環になってしまうケースもよくあります。
広告が掲載される場合がある
基本的に無料でホームページが制作できるサービスを利用すると、自身のホームページに広告が掲載されます。
自身のホームページと全く関係ない広告が表示されてしまうため、無料だからと目をつぶっているユーザーも多いです。
プランや広告の大きさなどはサービスによって変化するので、広告表示が気になる方はサービスを選ぶ際の基準にしてみてはいかがでしょうか。
機能が制限されている
無料版は有料版に比べて機能が制限されています。
ページ数の上限があったり、扱えるデータ量が少なかったりといった制限が各サービスによって異なるため、無料のホームページで可能なことは限界があると認識しておきましょう。
サポートが整っていないことが多い
無料ホームページの場合、何かシステム上の不備や問題があった際に問い合わせを受け付けていないことが多いです。
自身で解決する能力が求められます。
SEO対策に不向き
検索で自身のページを上位に表示させるSEO対策は、独自ドメインが非常に重要な要素の1つになります。
無料ホームページを作成する際に独自ドメインが使えない場合、どれだけ記事などでSEO対策をしても、比較的効果が出ない可能性が高いです。
アクセス数を増やす目的で運用を考えている場合に非常に大きなデメリットになる可能性があります。
ホームページがなくなるリスク
サービスが突然終了してしまう可能性があります。
その場合、大元がなくなってしまうため自身のホームページにアクセスできないだけではなく、ホームページそのものがなくなってしまいます。
コンテンツなども合わせて消えてしまうため、バックアップを取っておくなどの対策を最初からしておくことをおすすめします。
目的によって向き不向きがある
ホームページを作成する目的によって無料サービスと有料のサービスを使い分ける必要があります。
例えば、自身でアフィリエイトを行いたい場合は、他の広告表示がないプランを選んだ方が有利です。
逆に、既存の顧客に対してのみアプローチをしたい場合は無料のプランでも充分対応できると思います。
新規でホームページを制作する場合、あらかじめ有料のプランにアップグレードした場合に何ができるようになるのかを想定してサービスを選ぶことが重要です。
更新していくに従って必要になってくると想定できる機能や性能を搭載しているサービスを選択することで、後にかかる負担や機能的なデメリットを軽減することができます。
無料ホームページを作成する前に
無料でホームページを作成する前に、チェックしておいた方が良い内容を紹介します。
ホームページの立ち上げは今後の指針をしっかりと確認した上で行いましょう。
ホームページの目的をはっきりさせておく
ホームページを立ち上げる目的はそれぞれ異なりますが、その目的によって運用方法が変化します。
例をいくつか紹介します。
自身のサービスや商品の認知度を高めたい
認知度の向上を目的とする場合、自身のサービスを肯定的に受け止めてくれるユーザーからのアクセス数をアップさせることが目的と言えます。
ターゲットを設定し、そのユーザーを呼び込む施策を行いましょう。
その際コンテンツのSEOのみではなく、広告の出稿やSNSマーケティングなど様々な施策が考えられます。
どのようにユーザーが自身の作成したホームページに流入するか、またそのユーザーは何をホームページに求めているかを想定しコンテンツを制作することが重要です。
作成したホームページのみで収益化がしたい
ホームページのみで収益化を行う場合、アフィリエイト広告などの収益が考えられます。
そのほかにもスポンサーッ広告などの手段も考えられるため、こちらも幅広い施策の実行が可能です。
この場合も、広告に興味があるユーザーをどれだけ集められるかが重要です。
例えば、1つのジャンルに絞ってコンテンツを作成すると、ユーザー層はそのジャンルの情報を目指してそのホームページに流入します。
そのユーザーの流入数によってはスポンサーから広告費を貰って運用することも可能です。
自身の商品を販売したい
自身の商品やサービスを販売したい場合、販売できる機能を持ったサービスを選ぶのが良いでしょう。
無料でインターネットショップが開設できるサービスも存在しています。
独自ドメインが設定できるか
独自ドメインを設定することで、例えばサービスが終了してしまったとしても自身の制作したホームページは残ります。
現在のサービスに満足しない場合でも、比較的簡単にデータを引き継げ同じドメインでホームページを所有することができます。
また、SEO対策に効果があったり、Googleアドセンスの審査に通りやすくなったりと様々なメリットがあるため、ビジネス目的でホームページを作成する際には独自ドメインは必須の機能であると言えます。
広告の表示があるのか
自身で広告を貼る以外に広告の表示の有無を確認しておきましょう。
有料版にアップグレードした際に非表示にできるのかなどをしっかりと確認しておくことで、ホームページの指針を見直した際などにも対応が楽になります。
SEO対策がしやすいか
SEO対策を行う上で、コンテンツを投稿し検索結果の上位表示を狙うことは非常に重要ですが、SEO対策には様々な要素が存在します。
タイトルやディスクリプションの設定や、Googleが推奨するサイトの構造をしているのかなどを確認しておきましょう。
スマートフォンに対応しているか
スマートフォンに限らず、様々なデバイスにどこまで対応しているのかも重要な要素です。
前項のSEO対策にも深く関わってきますが、そもそもスマートフォンでの閲覧数も非常に大きな数値になるコンテンツは無数に存在しています。
また、モバイルファーストインデックスという、スマートフォンでも閲覧しやすいホームページかどうかもSEO対策に直接的に関わってくるため、確認は必須です。
モバイルファーストインデックスについては
▷ こちら で詳しく解説しています。
自身が利用したい機能があるか
無料のホームページ作成サービスには基本的な機能がほとんど揃っている場合が多いですが、自身の目的に合わせて最適な機能が揃っているサービスを選択しましょう。
GoogleMapとの連携や決済機能の有無、動画や画像コンテンツを考えているのであれば容量をどこまで大きくできるかなど、それぞれのサービスで差があります。
有料プランに移行したときのことも考えて選択することをおすすめします。
サポート体制の確認
自身のホームページの不具合や問題点の解消に、どこまでサポートが対応しているかもホームページ作成サービスを選ぶ基準になります。
無料版の時点ではメールでのサポートのみのサービスが多く、サポート機能が整っていることは稀です。
また、有料版にアップグレードした際の対応は非常に重要になってきます。
対応がよくないサービスを選択した場合、有料版でもメールの返信がない、または非常に遅いケースなどもあるので注意が必要です。
目的別でサービスを紹介
ホームページを作成する目的に合わせた無料で始められるサービスを紹介します。
商品を販売したい
有料のサービスにアップグレードすれば、ECの機能を持つホームページは作成できますが、無料で商品を販売できるサービスを紹介します。
BASE
非常に簡単な操作で自身のインターネットショップを作成できます。
自身のショップの名前、メールアドレス、パスワードを設定し、あとは商品を登録するだけです。
登録後は、様々なテンプレートを好みに合わせて選択することで自身の個性を出すインターネットショップを作成することができます。
商品が売れた後の決済の際に手数料が引かれる仕組みなので、原価割れをしていない限り導入したからと言って赤字のリスクを負うことはありません。
・決済料:3.6% + 40円 / 注文ごと
・サービス料:3% / 注文ごと
・振込(2万円未満):振込手数料250円 + 事務手数料500円
・振込(2万円以上):振込手数料250円
・決済方法:銀行振込・コンビニ決済・クレジットカード決済
Stores
BASEと同じく非常に簡単にインターネットショップを作成できるサービスです。
管理画面はBASEよりシンプルなため、パソコンの操作が苦手な方でも作成することができます。
ただし、決済料に関しては若干BASEの方が安いですが、決済料とサービス料を合わせるとStoresの方がお得です。
注文ごとにかかってくるものなので意識した方が良いでしょう。
・決済料:5% / 注文ごと
・サービス料:なし
・振込(1万円未満):振込手数料250円 + 事務手数料250円
・振込(1万円以上):振込手数料250円
・決済方法:銀行振込・コンビニ決済・クレジットカード決済・翌月後払い・PayPal・キャリア決済・楽天ペイ
Storesの場合、有料プランにアップグレードすると決済方法に代引きとAmazonPayが追加されるほか、決済手数料が少し安くなります。
予算0円で作成したい
完全無料でホームページを作成したい場合におすすめなサービスを紹介します。
しかし、ビジネスに本格的に使うのであれば少々機能不足を感じるかもしれません。
時期をみて有料版にアップグレードすることも念頭に置いておくことをおすすめします。
Ameba Ownd
2015年にサービスを開始した比較的新しいサービスです。
独自ドメインの設定やBaseを置いたりなどの機能が揃っており、他の無料サービスとは違う機能が揃っています。
他の無料サービスと同じくページの設置数などには制限があるほか、拡張機能の少なさがデメリットとしてあげられます。
忍者
Ameba Owndと同じく無料プランでも独自ドメインが設定できます。
そのほかにも、個性的なドメインを340種類から選択できます。
また、1つのIDで最大10サイト作成することができます。
無料プランでは広告が表示されたり、ファイルサイズに制限があったりなどのデメリットも存在します。
FC2
独自ドメインは利用できませんが非常に豊富なテンプレートから自由度の高いホームページを作成できます。
無料版でも10GBと非常に大容量なので、様々なカスタマイズが可能です。
複数のホームページを運用することができないのと、サポート対応が悪いという声もあるため、問題が起きた時に自身で解決できる能力が必要と、少々難易度の高いサービスです。
デザインの自由度を高めたい
デザインテンプレートや画像素材が使いやすいサービスを紹介します。
Wix
テンプレートの他に様々なテキストや画像を自由に配置ができるため、自由度の高くおしゃれなホームページを制作可能です。
自由度が豊富なため、デザインを構築するのが少々大変なイメージです。
また、無料版でも有料版でもページやコンテンツを増やしすぎてしまうと管理画面の表示速度が非常に重くなる問題もあります。
Webnode
豊富なデザインテンプレートや機能が充実しているのが特徴です。
また、ネットショップの機能も導入可能なため、どのような目的にもバランスの良いサービスです。
しかし、海外のサービスなため消費税の表記が昔のままになっていたり、情報が少なかったりと調べ物をする際に不便です。
また、全体的に容量が少ないため多機能にすればするほど容量がなくなるのが大きなデメリットとして存在します。
とにかく簡単に作成したい
無料ホームページ作成サービスはどれも非常に簡単に登録することができますが、見た目のデザインが綺麗なホームページを制作できるサービスを紹介します。
Jimbo
コンテンツの配置に制限があるため、初心者でも見やすいホームページを作成することができます。
スマートフォンから編集が可能ことや、複数のサポートが存在しており初心者でも安心して作成することができます。
LP(ランディングページ)を作りたい
商品・サービスを販売する目的でよく使われているLPを無料で作成することができるサービスを紹介します。
ペライチ
1ページのみの制限はありますが、無料でLPを作成することができます。
有料プランに切り替えると複数のLPを制作することができます。
また、スマートフォンに最適化されているテンプレートを選択できるため初心者でも簡単にLPを作成できるサービスとしておすすめです。
Strikingly
シンプルなLPを簡単に作成できるのがStrikingly。
テンプレートの質が高く、項目を埋めるだけでシンプルゆえの清潔感のあるLPを作成できます。
有料版にアップグレードすると複数ページのホームページが作成できます。
しかし、最大で20ページまでなので、複数のページを作りたいのであれば他のサービスを利用しましょう。
まとめ
様々な無料ホームページ作成サービスがありますが、自身の目的に沿った機能が整ったサービスを選びましょう。
その際、必ず運用を続けたとして有料版にアップデートすることを検討する時期が来ることを忘れないようにすることが重要です。
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