YouTubeが「YouTube Shorts」を発表 背景にあるのはTikTokの買収騒動か

セルリア編集部 2020.09.15

15秒のショート動画を投稿できるサービスのテストをGoogle傘下であるYouTubeが開始。Instagramの「リール」に引き続きTikTokの競合となるサービスになると予想されます。

YouTubeが「YouTube Shorts」を発表

メリカに本社を置くGoogleの傘下であるYouTubeは、現地時間の9月14日、新しいサービス「YouTube Shorts」を発表しました。

「YouTube Shorts」は、これまでのYouTube動画とは異なり、15秒ほどのショート動画を投稿できるサービスです。

今回は、サービスの提供が発表されたのみで、今後はインドでのテスト行い、徐々に提供の範囲を広げていくとのことです。

TikTokに近いサービス内容

Facebookの傘下・Instagramが提供している「Instagram Reels」と同様、「YouTube Shorts」は非常にTikTokと似ています。
YouTubeは、人気が高いTikTokと同じようなサービスをリリースすることで、長い動画と短い動画の両方を投稿できる動画投稿サイトとしてユーザーを囲い込み、収益を上げることを目指していることが伺えます。

背景にはTikTokを巡る問題が

今、世界ではTikTokを禁止する動きが広がりつつあります。
YouTubeの本社があるアメリカでも、その動きがあり、現在は9月20日までにOracleがTikTokと提携を結べなかった場合、アメリカ国内でのTikTok使用が全面禁止となります。

仮に、TikTok使用が全面禁止となった場合、今までTikTokを使っていたユーザーがTikTokのようなSNSを利用したいと思ったら、別のサービスを利用する他ありません。
その際、候補として上がるのが、現在提供がすでに開始しているInstagram Reelsでしょう。

Instagram ReelsにTikTokを使っていたユーザーが流れてしまった場合、Facebookの収益がかなりアップすることは目に見えて明らかです。

YouTubeは、TikTokの代わりとなるサービスを自社でも提供することで、ユーザーを囲い込めるチャンスをものにしようと狙っているのではないでしょうか。

サービスの差別化に期待

今は15秒ほどのショート動画を投稿できることしか発表されていない「YouTube Shorts」ですが、今後TikTokやInstagram Reelsに対抗するため、新機能や新サービスがリリースされることも予想されます。
一体どんなサービスなのか楽しみですね。

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YouTubeが「YouTube Shorts」を発表 背景にあるのはTikTokの買収騒動か

                           
セルリア編集部 2020.09.15

15秒のショート動画を投稿できるサービスのテストをGoogle傘下であるYouTubeが開始。Instagramの「リール」に引き続きTikTokの競合となるサービスになると予想されます。

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YouTubeが「YouTube Shorts」を発表

メリカに本社を置くGoogleの傘下であるYouTubeは、現地時間の9月14日、新しいサービス「YouTube Shorts」を発表しました。

「YouTube Shorts」は、これまでのYouTube動画とは異なり、15秒ほどのショート動画を投稿できるサービスです。

今回は、サービスの提供が発表されたのみで、今後はインドでのテスト行い、徐々に提供の範囲を広げていくとのことです。

TikTokに近いサービス内容

Facebookの傘下・Instagramが提供している「Instagram Reels」と同様、「YouTube Shorts」は非常にTikTokと似ています。
YouTubeは、人気が高いTikTokと同じようなサービスをリリースすることで、長い動画と短い動画の両方を投稿できる動画投稿サイトとしてユーザーを囲い込み、収益を上げることを目指していることが伺えます。

背景にはTikTokを巡る問題が

今、世界ではTikTokを禁止する動きが広がりつつあります。
YouTubeの本社があるアメリカでも、その動きがあり、現在は9月20日までにOracleがTikTokと提携を結べなかった場合、アメリカ国内でのTikTok使用が全面禁止となります。

仮に、TikTok使用が全面禁止となった場合、今までTikTokを使っていたユーザーがTikTokのようなSNSを利用したいと思ったら、別のサービスを利用する他ありません。
その際、候補として上がるのが、現在提供がすでに開始しているInstagram Reelsでしょう。

Instagram ReelsにTikTokを使っていたユーザーが流れてしまった場合、Facebookの収益がかなりアップすることは目に見えて明らかです。

YouTubeは、TikTokの代わりとなるサービスを自社でも提供することで、ユーザーを囲い込めるチャンスをものにしようと狙っているのではないでしょうか。

サービスの差別化に期待

今は15秒ほどのショート動画を投稿できることしか発表されていない「YouTube Shorts」ですが、今後TikTokやInstagram Reelsに対抗するため、新機能や新サービスがリリースされることも予想されます。
一体どんなサービスなのか楽しみですね。

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