タッチレスでコロナのリスクを減らす!LINEとAIを活用した「エレベーター呼び出しシステム」とは?

セルリア編集部 2020.09.30

AIソリューションサービスを展開する株式会社サイシードと、エレベーター・エスカレーターの設計・点検などを手掛ける株式会社日立ビルシステムが共同で、LINEアプリでエレベーターを呼び出しできるシステムを開発しました。

新型コロナウイルスで広まった「非接触の文化」

今年、2月から世界的に感染が広まってしまった新型コロナウイルス。

これまでの生活様式は大きく変化し、今では新型コロナウイルスへの感染を予防するために、各企業・各店舗では、人と人との接触や三密を避ける、ソーシャルディスタンスを確保するといったことが行われています。

もう少し具体的にいえば、
●飲食店ではテーブルと椅子は水吹きするのではなく、毎回消毒
●ショップで購入したものの袋詰めは店員さんではなく自分が行う
●屋外に繋がる入り口には、検温機と消毒液を設置
といった変化が見られました。

人が多く触れる場所は感染のリスク大

その中でも、感染の拡大防止に欠かせない要素が非接触です。
例えば、交通機関の降車ボタンやエレベーターのボタン、エスカレーターの手すりなどは、不特定多数が触れる場所はそれだけ、リスクがあります。

そのため、現在では不特定多数が触れる場所への接触を少なくするような仕組みが求められています。

ITを駆使して開発されたエレベーター呼び出しシステム

今回誕生したのは、LINEとAIを活用したエレベーターの呼び出しシステム。

建物利用者の感染リスクを軽減するため、株式会社サイシードと株式会社日立ビルシステムが開発しました。

エレベーター呼び出しシステムの使い方


出典:PR TIMES

まず、エレベーターの行き先ボタンの隣に設置されている「QRコード」を読み込みます。
QRコードを読み込むと、スマホの画面にLINEのトーク画面が表示されます。このトークの相手は、エレベーターを制御しているAIです。

トーク画面だ立ち上がったら、「エレベーターを呼ぶ」をクリック。
その後で、現在自分がいる階と行き先階をプルダウンリストから選びます。
最後にもう一度、「エレベーターを呼ぶ」をクリックすると、エレベーターの呼び出しが完了し、エレベーターが到着します。

システムの魅力


出典:PR TIMES
このシステム最大の魅力は、タッチレスでエレベーターが呼べることでしょう。

また、LINEを使ったシステムなので、LINEがスマホにインストールされていれば、新たにアプリをダウンロードする必要はないので、非常にお手軽な点も挙げられます。

システムの導入について

このシステムの対象となるのは、株式会社日立ビルシステムと保全契約を結んで遠隔監視を行なっている国内約1.5万台の標準型エレベーターです。
保全契約に含まれているサービスとして提供されます。

受付は10月16日からなので、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。

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セルリア編集部 2020.09.30

AIソリューションサービスを展開する株式会社サイシードと、エレベーター・エスカレーターの設計・点検などを手掛ける株式会社日立ビルシステムが共同で、LINEアプリでエレベーターを呼び出しできるシステムを開発しました。

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新型コロナウイルスで広まった「非接触の文化」

今年、2月から世界的に感染が広まってしまった新型コロナウイルス。

これまでの生活様式は大きく変化し、今では新型コロナウイルスへの感染を予防するために、各企業・各店舗では、人と人との接触や三密を避ける、ソーシャルディスタンスを確保するといったことが行われています。

もう少し具体的にいえば、
●飲食店ではテーブルと椅子は水吹きするのではなく、毎回消毒
●ショップで購入したものの袋詰めは店員さんではなく自分が行う
●屋外に繋がる入り口には、検温機と消毒液を設置
といった変化が見られました。

人が多く触れる場所は感染のリスク大

その中でも、感染の拡大防止に欠かせない要素が非接触です。
例えば、交通機関の降車ボタンやエレベーターのボタン、エスカレーターの手すりなどは、不特定多数が触れる場所はそれだけ、リスクがあります。

そのため、現在では不特定多数が触れる場所への接触を少なくするような仕組みが求められています。

ITを駆使して開発されたエレベーター呼び出しシステム

今回誕生したのは、LINEとAIを活用したエレベーターの呼び出しシステム。

建物利用者の感染リスクを軽減するため、株式会社サイシードと株式会社日立ビルシステムが開発しました。

エレベーター呼び出しシステムの使い方


出典:PR TIMES

まず、エレベーターの行き先ボタンの隣に設置されている「QRコード」を読み込みます。
QRコードを読み込むと、スマホの画面にLINEのトーク画面が表示されます。このトークの相手は、エレベーターを制御しているAIです。

トーク画面だ立ち上がったら、「エレベーターを呼ぶ」をクリック。
その後で、現在自分がいる階と行き先階をプルダウンリストから選びます。
最後にもう一度、「エレベーターを呼ぶ」をクリックすると、エレベーターの呼び出しが完了し、エレベーターが到着します。

システムの魅力


出典:PR TIMES
このシステム最大の魅力は、タッチレスでエレベーターが呼べることでしょう。

また、LINEを使ったシステムなので、LINEがスマホにインストールされていれば、新たにアプリをダウンロードする必要はないので、非常にお手軽な点も挙げられます。

システムの導入について

このシステムの対象となるのは、株式会社日立ビルシステムと保全契約を結んで遠隔監視を行なっている国内約1.5万台の標準型エレベーターです。
保全契約に含まれているサービスとして提供されます。

受付は10月16日からなので、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。

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